Date archive for 2016

「トランプ大統領」と翁長知事

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  米国の新大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が就任することが決まったことを受け、翁長雄志知事はトランプ氏に祝電を送った。  その中で「アメリカと沖縄との関係について話し合う機会をつ…

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例によってチャタリング・クラス(注)は的外れだった The chattering class was wrong, as usual

 共和党は火曜日の夜、自殺した。私たちは信頼できる筋から、共和党がドナルド・トランプを選んだら、共和党は、正しくそういうことになるだろうと、聞かされていた。賢明な人たちが、必ずしも大小マスコミの賢明な連中とは限らないが、…

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わが国の自然科学系の賞で最も伝統がある…

 わが国の自然科学系の賞で最も伝統がある仁科記念賞に今年度、高柳匡・京都大基礎物理学研究所教授(41)が選ばれた。  複数の粒子がセットで状態の重なりをつくる「量子もつれ」という現象の研究が対象だ。同賞の受賞者は今回を含…

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大統領選挙での惨敗、米マスメディアに第2の弔鐘

 先週の米大統領選では、ヒラリー候補だけでなく、世論への影響力を全く発揮できなかった米国の新聞・テレビも惨敗した。将来を絶望させるような弔鐘が鳴った。  米紙のうちトランプ支持は1%だけ。96%がヒラリー支持を宣言してい…

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朴槿恵大統領をめぐる疑惑の真相に迫る!!

世界日報Podcastへようこそ。 有識者インタビュー、座談会、記者を囲む会などの音声を中心にお届けします。 今回は、韓国・ソウル特派員経験者3名による座談会です。今韓国では、朴槿恵大統領をめぐる疑惑に対して、連日退陣を…

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佳子殿下、少年の主張全国大会に

 秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子殿下(21)は13日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「第38回少年の主張全国大会」に出席し、全国55万人余りの応募者から選ばれた中学生12人の発表に熱心に耳を傾…

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看過できぬ中国の宇宙開発

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 狙いは宇宙の戦力化に 戦略的領域を多面的に拡大  急台頭する中国は海洋進出を拡大し、南シナ海や東シナ海で関係国との間に緊張や摩擦を巻き起こしている。特に南シナ海ではハーグの仲裁裁判所の裁定に…

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変容する米国に白人反発

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(4)  わいせつ発言や所得税の不払い疑惑――。普通の候補者なら致命傷となる数々の暴言や疑惑にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏は米大統領選で勝利した。有権者が今までと違う基…

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日印首脳会談、アジア太平洋で戦略的連携を

 安倍晋三首相がインドのモディ首相と会談し、日印両政府は日本の原子力関連技術のインドへの輸出を可能にする原子力協定に署名した。また、両首脳は海洋進出の動きを強める中国を念頭に「一方的な現状変更の試みは認められない」として…

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トランプ、プーチン両氏は非常に似ている-露政府報道官 Putin spokesman sees ‘incredible,’ ‘phenomenal’ similarities between Donald Trump, Russian president

 次期大統領ドナルド・トランプ氏が目指す外交政策は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の外交政策と「信じがたいほど」よく似ている-ロシアの大統領報道官が10日、こう指摘した。  ドミトリー・ペスコフ大統領報道官はニュー…

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トランプ氏歴史的勝利の分析でリベラル紙にない「保守の怒り」の視点

◆米メディアの大敗北  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が事前の予測をひっくり返して歴史的勝利を収めた。レーガンの「地滑り的大勝」(1980年)を彷彿(ほうふつ)させる劇的な大統領選だった。米メディアの大半は「ク…

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空気の澄んだ冴え冴えとした夜に、イルミネー…

 空気の澄んだ冴え冴えとした夜に、イルミネーションがひときわ美しく輝いて映り、心を明るく温かく弾ませてくれる季節である。都庁をはじめ日本や世界各地のモニュメントが青色にライトアップされたが、残念ながら昨夜は雨か曇天であっ…

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米価低落の余波

地球だより  米価下落がタイのコメ農家を直撃している。中部ピシット県では、借金が返済できないとしてコメ農家の男性が首つり自殺した。政府は北部と東北部のコメ農家救済策として200億バーツ(約600億円)の投入を決定。これに…

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海軍合同演習に見る露中関係

ロシア研究家 乾 一宇 演習海域は持ち回り マンネリ化で規模も縮小  ロシアと中国は、「戦略的パートナーシップ」関係にあり、世界の多極化を推進、国際社会に新秩序を形成したいことで一致し、しかも「力」を全面に押し出し行動し…

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インフラ再建、貿易「2国間」に重点

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(3)  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏勝利が確定した後、ニューヨーク株式市場は9日、10日と大幅に続伸し、約3カ月ぶりに最高値を更新した。公共投資の拡大、法人税の…

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高齢者犯罪、孤立を防ぐ手だてが必要だ

 閣議で報告された2016年版犯罪白書によると、15年に刑務所へ入所した65歳以上の高齢者は2313人で、全体の10・7%を占めた。現在の集計方法となった1984年以降では最も多い。  高齢者犯罪の背景には「孤立」の問題…

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米大統領選トランプ氏勝利で公約実現に期待と不安のイスラエル各紙

◆米大使館移転を約束  米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利は世界に衝撃を呼んだ。中東政策では、オバマ政権から大きく舵かじを切るとみられ、強い親イスラエルの姿勢を示している。しかし、政治経験がない上に、選挙戦中の破天…

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「むさし野の冬めき来る木立かな」(高木晴子)…

 「むさし野の冬めき来る木立かな」(高木晴子)。武蔵野というと、国木田独歩の「武蔵野」が思い出される。独歩は明治29年秋の初めから翌年春の初めまで東京・渋谷村に住み、武蔵野を散策して秋の深まる自然の美しさを描写した。  …

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天皇陛下、インド首相と御会見

 天皇陛下は11日、来日中のインドのモディ首相と皇居・御所で会見された。宮内庁によると、会見は約20分間で、陛下が1960年と2013年にインドを公式訪問したことや、同国の環境問題などが話題に上ったという。  モディ首相…

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一過性でない「安保ただ乗り論」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(2)  中国の急速な軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などにより、この10年間でアジア太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌した。ドナルド・トランプ氏は、こうした中で米大統領に就…

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トランプ氏と北、瀬戸際外交に翻弄されるな

 米国の次期大統領に当選したドナルド・トランプ氏が政権移行に向け活動を開始した。日本としては環太平洋連携協定(TPP)の行方と共に北東アジアの安全保障政策でどのような舵取りをするのか気にかかるところだ。特に核・ミサイル開…

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主要世論調査すべて外れる、トランプ氏・共和党員ら反発 Donald Trump, Republicans defy all major media polls: ‘We were wrong. I apologize’

 主要メディアの世論調査人や評論家らは、大統領選でヒラリー・クリントン氏が勝利すると間違った予測をし、クリントン氏が取るとみていた州でドナルド・トランプ氏が勝ち、上院では民主党が勝利すると予測したが間違っていた。  AB…

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米大統領選で共和党のトランプ氏が当選した…

 米大統領選で共和党のトランプ氏が当選した衝撃は、さまざまな国、人々、分野に及んでいる。とりわけ各種世論調査をもとに民主党のクリントン氏優勢と予想していた米メディアの敗北感は大きく、世論調査の盲点も指摘されている。  投…

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