Date archive for 2016
“トランプ時代”の安保戦略に備えよ
韓国紙セゲイルボ 米大統領選でのトランプ勝利は、対外的には「米国優先主義」基調となり、国際的介入・役割を縮小する可能性が心配される。トランプは海外軍事介入縮小、同盟および友邦の防衛分担拡大、世界警察の役割の代わりに米国…
両陛下、満蒙開拓の記念館に
引き揚げ者と御懇談 飯田市のりんご並木も御見学 私的旅行で長野県に滞在中の天皇、皇后両陛下は17日午後、飯田市のシンボルとなっている「りんご並木」を見学し、木の手入れをしている地元の中学生と交流された。 並木は、19…
米社会の「保守回帰」に期待感
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7) 米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…
元女優大麻事件、危険伝える教育の徹底を
元女優の高樹沙耶容疑者が大麻取締法違反(所持)で起訴された。岡山と茨城両県では、高校生らが同じ容疑で相次いで逮捕されている。薬物乱用防止の啓発・教育に力を入れ、“大麻汚染”の拡大を食い止めたい。 若年層の乱用傾向増大…
北方領土で「自由民主」 「二島返還」下慣らし?
東郷和彦氏が連載記事 ロシアのプーチン大統領訪日を12月に控え、北方領土交渉への「新しいアプローチ」(安倍晋三首相)が取り沙汰されている。大手紙では読売新聞9月23日付「北方領土、2島返還が最低限」「平和条約『4島帰属…
「民進」のTPP「提案」 安倍内閣の交渉に批判
トランプ米政権対策を 民進党の機関紙「民進プレス」11月4日号は、環太平洋連携協定(TPP、同紙は「環太平洋パートナーシップ協定」と表記)に「党としての提案」を4㌻にわたって掲載した。タブレット版8㌻の同紙の半分を使っ…
「赤旗」の米大統領選 綱領で解けぬトランプ氏
TPP反対には「当選」強調 共産党にとって米国は“資本主義の宗主国”で特別な国だ。党綱領に同国名が何度も登場する。「アメリカ帝国主義は、世界の平和と安全、諸国民の主権と独立にとって最大の脅威となっている」「その覇権主義…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)…
「見しことのなき狼を恐れけり」(作者不詳)。「見たことはないが、山へ入ると狼に出会うのではないか、という恐怖に襲われる」という意味だ。これは俳句なのだろうか?と思いながら歳時記を見ると、狼は冬の季語だった。立派な俳句作…
トランプ氏に期待する中東諸国
トランプ氏の勝利が中東各国に希望をもたらしている。理由は、オバマ氏が8年間、中東諸国に強いてきた「冷淡な仕打ち」にある。中東諸国は近年、オバマ米国を見捨て、露中に接近してきた。しかし本音は、米国との関係改善を望んでいる…
朴槿恵の義理
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 その時はまだ本当の意味をくみ取ることができなかった。孔子が強調した「無信不立」(信なくば立たず)という故事のことだ。 国家を立てるのに必要な要素は何かという弟子の問いに対し、孔子…
新島襄と高山右近の生き様
名寄市立大学教授 加藤 隆 死を賭して海外へ出航 命より価値あるもの見いだす 幕末の鎖国令下にあって日本を密出航した人物がいる。新島襄である。また、それより前の江戸時代が緒に就いたころ、日本から国外追放された人物がいる…
セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開
韓国紙セゲイルボ 「序列1位崔、2位鄭、3位朴」 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし…
バリューボーターの「復権」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6) 81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…
両陛下が愛知、長野訪問
2泊3日で私的御旅行 天皇、皇后両陛下は16日、私的旅行のため、愛知、長野両県を訪問された。2泊3日の日程で、滞在中は満蒙開拓の歴史を伝える記念館などを見学される。 新幹線でJR名古屋駅に到着された両陛下は、まず愛知…
駆け付け警護、国際常識に沿った活動を
政府は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊に「駆け付け警護」任務を付与する。これで派遣部隊が現地で武装集団に襲われた際には救助してもらうが、他国部隊や人道支援組織が襲撃されても助けないという異常な状…
モスル奪還へのイラン系シーア派組織参戦で米指揮官苦境に Iran-backed Shiites join Iraqis in Mosul fight, put U.S. commanders in bind
米国の支援を受けたイラク兵が、モスル奪還作戦で初めて、イランの支援を受けるシーア派民兵組織と協力して戦っていることから、米国は、イラン政府が、イラク第2の都市モスルから「イスラム国」(IS)を排除する重要な戦闘で大きな…
数字は良かったGDP成長率に「内需」不振で警鐘ならす保守系各紙
◆外需主導成長を懸念 「内需後押しの環境作りを急げ」(読売)、「不確実性に耐える改革を」(産経)、「将来不安を映す民需の低迷」(日経)、「自律的拡大へ内需の強化を」(本紙)―― これは14日の今年7~9月期の国内総生…
今年は近くのスーパーで見掛けることがなかった…
今年は近くのスーパーで見掛けることがなかったと思っていたら、街の八百屋さんに置いてあった。食用菊である。青森県産の黄色い「阿房宮」も、山形県産の紫色の「もってのほか」もあった。 さっと茹(ゆ)でで、酢醤油(すじょうゆ…
次期政権と議会の協調が鍵
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー まずはオバマケア廃止 レーガン主義者との和解を ドナルド・トランプ氏は堂々と勝利し、ヒラリー・クリントン氏は敗北宣言で、広い心で、リーダーとしてのトランプ氏に協力したいと語っ…
両陛下、独大統領と御会見
天皇、皇后両陛下は15日、来日中のドイツのガウク大統領(76)と皇居・御所で会見された。 宮内庁によると、天皇陛下が「今回大統領をお迎えして日独関係をさらに発展させることができることをうれしく思います」と述べられると…
リベラルメディアの敗北
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5) 今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…
自律的拡大へ内需の強化を
2016年7~9月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0・5%増、年率では2・2%増と3四半期連続のプラス成長で、15年1~3月期(年率5・0%増)以来の高い伸びになった。 とはいえ、成長は外需主導で内需が相変わら…
住民の生活を妨げる反基地活動
農業生産法人有限会社「カナンおきなわ」依田啓示社長に聞く 混乱する東村高江ヘリパッド工事現場 米軍北部訓練場の返還に伴うヘリパッド建設が進められている東村と国頭村には反基地活動家が多く押し寄せ、住民の生活に支障を来して…