Date archive for 2016

トランプ旋風、切り札に? 仏次期大統領に影響

右派政党を後押し EU離脱や移民排除に共通点  米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が巻き起こした旋風が、来春に予定される仏大統領選挙へも少なからず影響を与えている。既得権益を持つ政治的エリートへの嫌悪や移民締め出し…

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トランプ政権と米露関係

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 対露制裁破棄の可能性も 問題は職務遂行権限の有無に  米大統領選挙でのドナルド・トランプ共和党候補の勝利を受けて、ロシアの情報サイト「ロシア・ダイレクト」(RD)はパーベル・コシキン編集…

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日露会談への懸念

 ロシアのプーチン大統領が12月に日本を訪問する。日本政府の一部には、北方領土問題に進展があるのではという甘い観測もあるようだ。  北方領土交渉では、日本はロシア(旧ソ連時代も含む)に煮え湯を飲まされ続けてきた。そもそも…

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ファミマのドラえもん商法

地球だより  東南アジアでは日本のアニメや漫画は絶大な影響力を持っている。セーラームーンやドラえもんなど、若者であれば誰も知らない人がいないほどだ。  その漫画のキャラクターを使った商品でブランド化を図り、潜在的ニーズを…

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イラン核問題、トランプ米次期大統領に期待

インタビューfocus 中東和平の行方と新提案 イスラエル国会副議長 イェヒエル・ヒルク・バール氏  イスラエルにとってパレスチナ問題は、喉に刺さったトゲのような存在だ。解決しようにも、抗する内外の勢力は手ごわい。「オリ…

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憲法審査会再開、建設的な議論で合意点探れ

 憲法審査会が衆参両院で再開された。7月の参院選で、憲法改正に前向きな勢力が衆参両院で発議に必要な3分の2以上の議席を占めて以降、初の開催となった。公布されて70年を迎え、内外情勢も変化する中、現憲法に限界があることは明…

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子供たちのふるさと教育に取り組む公共施設

子供たちのふるさと教育に取り組む公共施設

富山県立図書館と金沢市立玉川こども図書館  ふるさと教育を通して、未来を担う子供たちに、ふるさとに対する誇りと愛着、感謝の気持ちを育むことは大切だ。その一翼を公立図書館が担っている。このほど、金沢市の石川県立図書館で開か…

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学校トイレの進化

 ロサンゼルスに出張した時のこと。日本に帰国する前日、現地で取材をアレンジしてくれた米国人の女性と日本人男性が筆者をねぎらいたいと、すし屋に招待してくれた。今年春に開店したばかりで、インターネットで調べて見つけたという。…

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米大統領選での世紀の番狂わせで混乱状態の各誌「トランプ特集」

◆外交も損得で判断か  週刊誌はどこもかしこも「トランプ特集」である。大方の予想を覆して共和党大統領候補のドラルド・トランプ氏が当選を果たした。日本では対抗馬、民主党のヒラリー・クリントン氏当選が当然視されていただけに放…

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信州大教授が3月、子宮頸がんワクチンにより…

 信州大教授が3月、子宮頸(けい)がんワクチンにより脳障害が起きる可能性があることを公表したが、マウスを使った実験結果に対して月刊誌「Wedge」が「捏造だ」と報じた件。その後、同大に外部調査委員会が設置され調査していた…

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フィリピン南部で武装勢力による混乱続く

 アキノ前政権での包括的和平合意に基づき、ドゥテルテ政権と和平プロセスを進めているフィリピンの反政府イスラム勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)。しかし内部には複数の派閥が存在し、土地問題などをめぐる部族的な対立が絶…

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日銀の政策転換と経済の展望

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 1%程度の持続的成長 物価目標2%にこだわるな  日本銀行は、2カ月前の金融政策枠組み転換の決定を踏まえて、金融政策の運営態度を変えてきた。  まず、今月初めの政策委員会・…

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暴露直前「朴槿恵は真相語れ」 北宣伝が左派を扇動

韓国・国政介入疑惑 2年前、崔氏一家資料準備か  韓国の国政介入疑惑をめぐり朴槿恵大統領への退陣圧力が続く中、反政府デモを主導しているとみられる国内左派が北朝鮮メディアの影響を受けて動いているとの見方が浮上している。(編…

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首相とトランプ氏、友好を同盟強化につなげよ

 安倍晋三首相は米ニューヨークでトランプ次期大統領と会談を行った。次期米大統領と日本首相との会談は異例である。  国際社会を安定させる上で各国の首脳同士の個人的信頼関係は欠かせない。その意味で、首相とトランプ氏が良好な関…

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死のタブー視と終末期医療の質との関連性伝えた「外国人記者は見た+」

◆理想はぽっくり死?  「TVやインターネットでは出会えない“もう一つの目線”が『新たなニッポンのカタチ』を浮かび上がらせる、新スタイルのニュース番組です」  これはBS-TBSの毎週日曜夜10時放送の「外国人記者は見た…

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「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)…

 「大空の深きに落葉舞ひ上る」(高浜虚子)。落ち葉が増える季節になった。空気が乾いている時は、踏むとかさかさと音を立てる。  この音が寂しいような、楽しいような不思議な気分にさせてくれる。それにしても、同じ落ち葉でも紅葉…

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両陛下、私的旅行から御帰京

 私的旅行のため16日から愛知、長野両県を訪問していた天皇、皇后両陛下は18日午後、JR名古屋駅から新幹線で帰京された。  同日午前は愛知県小牧市のメナード美術館を訪れ、天皇陛下はモチーフや描画の手法について質問しながら…

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脅かされる「世界秩序」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(8)  「ドナルド・トランプ氏の当選は、より不確実な時代に入ることを意味する」  米調査会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は、米大統領選の結果をこう表現する。 …

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露閣僚失脚、領土問題の原点踏まえ対応を

 12月中旬の山口県での日露首脳会談を控え、ロシアの捜査当局はウリュカエフ前経済発展相を収賄の疑いで刑事訴追した。ウリュカエフ氏に対し、プーチン大統領は「信頼を失った」として経済発展相の職務を解任した。ウリュカエフ氏は、…

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上院共和党、トランプ氏の閣僚候補を拒否 Senate Republicans won’t commit to supporting Trump’s Cabinet nominees

 ランド・ポール上院議員は16日、ドナルド・トランプ氏がジョン・ホルトン氏、ルドルフ・ジュリアーニ氏のような人物を国務長官に指名すれば、上院民主党の議事妨害に加わるなどできる限りのことをして、指名の承認を阻止すると語った…

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安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談…

 安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談した。まずは良いスタートが切れたのではないか。何より大統領選後、トランプ氏が初めて会談する外国首脳となったことが大きい。  スポーツの試合でも戦争でも、速攻がいいのか、相手の出方…

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トランプ当選、理性文明に人間が勝利

理性主義は正しいのか  米国大統領選挙で、トランプ氏が当選した。それは人間の勝利であった。何に対する勝利か? それは理性や理性の生み出したハイテクやグローバル化に対する勝利だった。  いま舞台上演中の『メトロポリス』は原…

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物価高騰抗議デモの不発

地球だより  11月11日の金曜日に、最近の物価高に抗議するデモが企画されたが、不発に終わった。シシ大統領による、過激派イスラム集団「ムスリム同胞団」を含む反体制派への監視体制が奏功した格好だ。  在エジプト日本国大使館…

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