Date archive for 9月, 2016
“核暴走”の前に立った韓国の次期指導者たち
韓国紙セゲイルボ 次期指導者たちは、大韓民国を安全に守るために何が最善なのか悩んで討論して探索しなければならない。 12日、大統領府会合で朴槿恵(パククネ)大統領と与野3党代表は顔だけ赤らめて別れた。相手に対する配慮…
民進党新代表、自覚と準備の不足を疑う
民進党は臨時党大会で同党初の代表選を行い、岡田克也代表の後任に蓮舫代表代行を選出した。蓮舫氏は1回目の投票で6割近いポイントを獲得し、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長の両候補に圧勝。新党になっても民主党政権崩壊後…
「ポケモンGO」ブームの波紋
日本のソフトパワーを羨む 下火になったとはいえ、拡張現実(AR)と地図アプリを利用したゲーム「ポケモンGO」ブームは技術の可能性の広がりを示した画期的な“事件”だ。 7月の配信開始から約1カ月で累計ダウンロード数は世…
「新東亜」が暴いた中国の戦略目標
韓国のフィンランド化に狙い/対中外交の修正迫られる朴政権 韓国が高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)の在韓米軍配備を受け入れたことに対して、中国は猛反発し、韓国たたきに激しさを加えている。これまでの朴槿恵(パククネ…
田中角栄ブームについて 忍苦と努力を見落とすな
人の関心を集める半生 月刊誌「文芸春秋」8月臨時増刊号を読んで考えさせられた。同誌は冒頭で、「時ならぬ『角栄ブーム』が到来している。…いま彼をもてはやす書物は負の側面をあまりに見落としていないでしょうか」と続いている。…
「列車が曲がります。ご注意ください」という…
「列車が曲がります。ご注意ください」という車内放送が大阪の地下鉄で行われていたという。1990年代前半のことだ。その後、放送は「列車がカーブを通過します。ご注意ください」に変わった。「変わってよかった」と『やさしい日本…
コロンビア和平合意へ導いたローマ法王
「長年の流血と痛み」訴え コロンビアの半世紀続いた内戦が終わりを迎えようとしている。硬直化していた政府と左翼ゲリラの交渉を変える大きなきっかけの一つとなったのが、南米アルゼンチン出身のフランシスコ法王による強い「平和へ…
金メダルの指輪
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ロシアでも身分を超越して貴族と結婚した“シンデレラ”がいた。貴族の下女だったナターシャだ。彼女は1850年、ウルソフ公と運命的な恋の末に結婚にゴールインした。黒海で盛大な結婚式を行…
新たな核戦略必要なNATO
日本大学名誉教授 小林 宏晨 露が再び威嚇手段に利用 通常戦力での対米劣勢を意識 核の世界秩序は冷戦の終焉(しゅうえん)後、比較的安定したかに思われた。しかし現実はそうではなかった。しかもその主要責任国はロシアであり、…
ダムが切り札、中国はメコン川も支配するか
東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議も終わったが、南シナ海を“中国支配の海”にする中国の決意は不退転に見える。そんな裏でもう一つ注目したいのが、メコン川の水問題だ。 全長4900㌔。中国、ミャンマー、ラオス、…
4大国との首脳会談が残したもの
韓国紙セゲイルボ 米の拡張抑止再確認は成果 米・日・中・露の韓半島周辺4強大国との首脳会談が短期日に実現した。G20(主要20カ国)首脳会議などを契機に行った連続首脳会談だが、5日という短い日程の中で、東アジア全地域を…
伊調選手栄誉賞、国民に勇気与えた五輪4連覇
リオデジャネイロ五輪で女子レスリング4連覇を達成した伊調馨選手に、国民栄誉賞が授与されることが決まった。五輪での4大会連続の金メダルは、女子個人種目で世界初の偉業だ。 「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えるこ…
殺人事件続き死刑復活に拍車-米ニューメキシコ Horrific murders spur fight to restore death penalty in New Mexico
ニューメキシコ州のマルティネス知事は、死刑復活を改めて主張した。警官2人、少女3人が殺害されるなど残忍な殺人が続いたことで州内に動揺が生じている。 共和党のマルティネス知事は死刑を強く支持して、2010年に1期目の当…
カープ優勝をスポーツの人と地域をつなげる力から論じた朝、毎、産
◆社論の切り口は様々 プロ野球の広島東洋カープがこの10日に、実に四半世紀ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決めた。優勝へのマジックナンバーを「1」として東京ドームに乗り込んだ2位巨人との直接対決で、今季を象徴するように白星…
秋を代表する果物の一つにナシがある。8月の…
秋を代表する果物の一つにナシがある。8月の「幸水」、9月の「豊水」と「あきづき」、そして10月の「新高」と、味わいの異なったナシを長期にわたって食べることができる。 埼玉県はナシの生産の盛んな所で、東部の久喜市、白岡…
オバマ大統領を見下す中国
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意無視するイラン ロシアからはサイバー攻撃 米国大統領は威厳に満ちたエアフォースワンで着陸すると、扉が開き、用意された移動式のタラップを堂々と降り、レッドカーペットを敷い…
比大統領は米との同盟関係重視せよ
フィリピンのドゥテルテ大統領が米国に対する批判を続けている。 だがフィリピン近海を含む南シナ海では、中国が「力による現状変更」を進めている。ドゥテルテ氏は米国と無用に対立するのではなく、同盟の維持・強化に努めるべきだ…
沖縄県八重山諸島で大規模な離島防災訓練を実施
離島に欠かせない自衛隊、災害時の即応支援で存在感 沖縄県八重山諸島で3日、大地震と津波を想定した大規模な離島防災訓練が実施された。県と八重山地域3市町が主体となった沖縄県総合防災訓練で、116団体から約1200人が参加…
那覇市議会、議長居座り混乱
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 那覇市議会の9月定例会が7日、始まったが、過半数の議員が金城徹議長の辞職を求めて審議に応じない状況が続いている。補正予算や次年度予算案など一切の審議に入ることができず、前代未聞の混…
11月へ向けての短距離走 The sprint toward November
さて、ところで、これからが、面白いのだ。これまでに終わったことは、全部、重要ではない。少なくとも、大して重要ではない。予備選は終わり、駆け出しのボクサーらは至る所で行われる興行の前座に駆り出されている。そして、レーバー…
月刊誌「潮」6月号で「二十一世紀に求められる…
月刊誌「潮」6月号で「二十一世紀に求められる知性とは何か。」と題し、山極壽一・京都大総長と水野和夫・法政大法学部教授が対談している。 その中で山極さんが「現代の経済を見てみると、個人の『所有』ばかりが強調され、物を他…
トランプ氏、福音派の支持を期待
特報’162016米大統領選 米共和党の主要な支持基盤であるキリスト教保守派の年次集会「バリューズ・ボーター・サミット」が8日から4日間、ワシントン市内で開催された。大統領選では保守派の動員が勝敗を左右することもあるた…
戦闘機輸出で露中が駆け引き
ロシア研究家 乾 一宇 自称国産追い続ける中国 コピー警戒も売却決めた露 経済大国中国も、ハイテクの近代兵器には欧米やロシアに及ばない面が多々あるようだ。 ロシアと中国の関係を知る一つの指標として、ロシアから中国への…