国際
米大統領選は終わっていない、「陰謀論」で済まない不正疑惑
特別編集委員 藤橋 進 今月3日に行われた米大統領選挙は、バイデン元副大統領が「勝利」宣言し、政権移行のプロセスが進んでいるかのように日米の大手メディアは報道しているが、バイデン氏の勝利は確定していないし、大統領選は終…
ミャンマー 日米は民主化を強く促せ
上下両院(定数計664)の議席を争ったミャンマーの総選挙で、アウン・サン・スー・チー国家顧問の与党・国民民主連盟(NLD)が、改選476議席のうち396議席を獲得する地滑り的勝利を果たした。 スー・チー政権2期目へ …
イランで襲撃、核科学者死亡
イスラエル関与か 報復を警告 イランの首都テヘラン近郊で27日、同国の核開発計画で中心的な役割を担ってきたとされる核科学者のモフセン・ファクリザデ氏が車で移動中に襲撃を受け、搬送先の病院で死亡した。イランのタスニム通信…
一部の有権者がバイデン氏への投票を後悔 Poll finds some voters regret picking Biden after new revelations
ジョゼフ・バイデン次期米大統領(仮)を支持した有権者の一部は、既に後悔の念を抱いていることが、新たな世論調査で明らかになった。 保守系の「メディア・リサーチ・センター」(MRC)が委託して行われた世論調査によると、バ…
法廷闘争「再来週までに衝撃」-トランプ氏
選挙人投票敗北なら退任 トランプ米大統領は26日、大統領選を受けて12月14日に行われる選挙人投票で民主党のバイデン前副大統領の勝利が確定すれば、退任に応じる考えを示した。 その一方で、選挙の不正疑惑に関し「来週か再来…
米政権、イエメン反政府組織のテロ指定検討 Trump’s move to label Iran-backed Yemeni rebels as terrorists threatens peace efforts
トランプ政権が、イエメンのイラン系反政府組織を正式にテロ組織に指定しようとしている。世界最大規模の人道、安全保障上の危機と言われているイエメン情勢に大きな影響を及ぼす可能性がある。 米政府元高官、アナリストらの一部は…
トランプ氏「不正の選挙認めるな」
ペンシルベニア州議会共和党が公聴会 米共和党のペンシルベニア州上院議員らは25日、同州のゲティスバーグで、大統領選における不正疑惑に関する公聴会を開き、トランプ大統領の個人弁護士を務めるジュリアーニ元ニューヨーク市長や…
トランプ法廷闘争は「聖戦」
インタビューfocus 元在沖縄米海兵隊政務外交部次長 ロバート・D・エルドリッヂ氏 不正が疑われる事例が数多く出ている米大統領選をどう見るか。政治学者で元在沖縄米海兵隊政務外交部次長のロバート・D・エルドリッヂ氏に聞…
アルゼンチンの伝説的サッカー選手 マラドーナ氏が死去
サッカー界のレジェンド、アルゼンチン元代表のディエゴ・マラドーナ氏が25日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス郊外の自宅で心不全のため死亡した。60歳だった。地元紙が伝えた。ペレやヨハン・クライフらと並ぶ20世紀最高の…
空港の名前
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 私たちの人生で旅行の楽しみは格別だ。一大決心しなければ行けない海外旅行はまた特別だ。荷物を準備する時のときめきと訪問地の異国的な情緒・食事・天気まで…。帰ってきた後もしばらくの間は…
届かなかった郵便ー米国から
地球だより 先日、インターネットを通して妻が家族の写真をまとめたフォトブックを注文した。しかし、それから1カ月近くたち、到着予定日を過ぎても商品は自宅に届かない。 電話で問い合わせたところ、担当者の女性は「届かなかっ…
秋法相の“暴走” いつまで見守るのか
韓国紙セゲイルボ 文大統領は早急に決断下せ 秋美愛法務部長官(法相)は「検察改革」と「民主的統制」という言葉をしばしば使う。彼女は検察改革を名分として現政権と近い検事たちを要職に配置し、“時の権力”を捜査する検事たちを…
ボリビア 反米左派政権が復活
保守派は好機生かせず 先月18日に実施された南米ボリビアの大統領選挙で、反米左派エボ・モラレス元大統領の後継候補ルイス・アルセ元経済・財務相(57)が当選し、11月8日に就任した。昨年10月の大統領選挙不正事件で14年…
ロシア 米駆逐艦の航行に反発
米国は領海侵入を否定 米海軍駆逐艦がロシアの領海に侵入したとしてロシア国防省が強く反発、互いに非難し合う事態となっている。 米駆逐艦「ジョン・S・マケイン」は24日、「航行の自由作戦」の一環として日本海岸のピョートル…
大統領選が鮮明にした米国の二極化
アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 人種・教育レベルに相違点 経済状況や職業が対立要因に 2020年米大統領選挙の一番の驚きは、その接戦ぶりだった。選挙直前には共和党幹部ですら恐れた民主党の「青い…
教皇、ウイグル問題で初の非難 著書で中国の宗教弾圧に
ローマからの報道によると、カトリック教会のフランシスコ・ローマ教皇が来月1日に出版予定の著書の中で、初めて中国・新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族のイスラム教徒に対する中国政府による弾圧を非難した。これまでキリスト…
タブー破る米軍高官訪台 「深刻な中国の脅威を反映」
米トランプ政権は、軍高官を台湾に初めて派遣、駆逐艦の台湾海峡通過など、中国への軍事的圧力を強化している。 米当局は、インド太平洋軍のスチュードマン情報部長(少将)が22日、台湾軍当局との情報共有のため台湾を訪問したこ…
「モンゴル人の母語奪うな!」 王毅外相来日でモンゴル族らデモ
中国の内モンゴル自治区で今年9月から始まった、教育を中国語中心に切り替える当局の政策に抗議するデモ(主催=在日モンゴル人有志連合)が24日、東京・永田町の国会議事堂前で行われ、在日モンゴル人らが漢化教育政策の撤回などを…
保守主義者は、声を上げろ Conservatives, speak up
左派が右派よりもずっと上手なことがある――一度に都市の数ブロックを何日間も封鎖する話はさておき――それは、あおり立て、望んだものを手に入れる能力だ。彼らは、メガホンを握り、報道機関の首根っこを押さえ、騒動を起こす。結果…
芸術分野にも及ぶ受験競争ー韓国から
地球だより あまり知られていないが、韓国人はアート好きだ。経済的ゆとりができたことが大きいと言われる。本来は「芸術の秋」を楽しむこの時期だが、今年はコロナ禍で展示会が相次ぎ中止に追い込まれた。それでも対面を避ける工夫が…
韓国 米朝仲介から日朝仲介へ?
金正恩氏の東京五輪招待に期待 拉致問題テコに北に接近 韓国の文在寅政権が来年の東京五輪・パラリンピックを舞台に拉致問題で関係が冷え込む日朝の仲介を果たそうと意欲を示している。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に訪日を説得し…
アリゾナ、ジョージア、2州トランプ氏逆転も
違法な外国人票 バイデン氏へ 米大統領選でバイデン前副大統領に米国内の多数の外国人が投票していた可能性があることが新たな調査結果から明らかになった。選挙結果の見直しを求めて法廷闘争を進めるトランプ陣営にとって、投票での…
変わらぬ米国の対中強硬姿勢
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日米豪印を中核に連携を 影響力増す在米インド人移民 米大統領選は11月3日、投票が実施され、メディアはバイデン・ハリス民主党コンビの当確を報道した。しかし現職共和党のトラ…