国際
米の一極支配を痛烈に批判 プーチン露大統領、バルダイ会議で演説
ウクライナ問題では柔軟発言も 国内強硬派抑え関係改善模索か ロシアのプーチン大統領は24日、同国南部のソチで開催された国内外のロシア研究者、国際政治専門家らを集めた会議(バルダイ会議)で演説し、「米国は自らを冷戦の勝者…
冬時間移行2度寝の幸せ
地球だより 長年ロシアに住んでいると毎年この時期、「今夏時間だっけ?冬時間だっけ?」と戸惑うことがある。ロシアは以前「夏時間」と「冬時間」を使っていたが、メドベージェフ前大統領(現首相)が2011年、夏時間に一本化した…
朝鮮半島の動向を読む 拓殖大学大学院特任教授 武貞秀士氏
変化する北朝鮮社会 対中偏重外交を修正 朝鮮半島問題の専門家で拓殖大学大学院特任教授の武貞秀士氏はこのほど、政治評論家の長野祏也氏が主宰する第13回内外時流研究会セミナーで「朝鮮半島の動向を読む」をテーマに講演し、最近…
「不通」の影濃厚な朴大統領
韓国紙セゲイルボ 誤り防ぎ知恵広げる「疎通」を 世宗(セジョン)(1397~1450年、朝鮮第4代国王)は疎通の達人だった。臣下の話にいつも聞く耳を持った。明らかな懸案であっても、臣下の意見を聞いた後に決定を下した。 …
ウクライナ東西分断の固定化を許すな
ロシアによるクリミア編入や東部地域での親露派武装勢力との紛争で揺れるウクライナで、最高会議(議会、定数450)選挙が行われ、親欧米派勢力が圧勝した。 一方、分離独立を掲げる東部の親露派武装勢力が予定する来月2日の選挙…
米韓、半島有事の指揮権移譲に待った
北の脅威念頭、20年代半ばに 現在、米軍が持っている韓半島有事の軍事指揮権に当たる戦時作戦統制権を来年末に韓国軍に移譲させる予定だった米韓両国が、北朝鮮による軍事的脅威が引き続き高い現実を念頭に移譲時期を延期することで…
インターネット上で「サイバー亡命」騒動
韓国紙セゲイルボ 最近、韓国政府が国民のインターネット上のコミュニケーションへの統制を強化するというメッセージを出し、国民が最も多く使うメッセンジャーサービスの「カカオトーク」がその対象となってマスコミを騒がせている。…
中国の法制重視を見誤るな
桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 法で共産党支配を徹底 民主化や言論の弾圧強化へ 最近、中国共産党の第18期中央委員会第4回総会が開催され、今後は法制度を重視することを決定したと大きく報道された。 日本の新聞に…
北朝鮮を脅せ?
地球だより ソウル駐在期間中、北朝鮮の地に足を踏み入れたことが2度だけある。金剛山観光と開城観光に参加した時だ。陸路、軍事境界線を越え、しばらく行くと目に入ってきた光景にわが目を疑ったのを覚えている。樹木がない山、古び…
Tobacco neo-Prohibitionists at the U.N. 国連で禁酒法ならぬ禁煙法の支持者が新たに台頭
Tobacco neo-Prohibitionists at the U.N. The world, or a good part of it, struggles to cope with Ebola, and the…
30-50クラブ
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「2049年、わが国の1人当たりの国民所得は300~500㌦になる」。1964年に慶熙大学の在学生アンケート調査で80%がこう予測した。1964年の韓国の1人当たりの国民所得は12…
トルコ・ナショナルデー、きょう91回目の独立記念日
2023年ビジョン、経済大国10傑入り目指す 「東西の十字路」に位置するトルコ共和国はきょう、91回目の独立記念日(ナショナルデー)を迎える。トルコは、長年欧州連合(EU)への加盟を悲願とし、市場経済体制をダイナミック…
金正恩体制いまだ不安定 孫光柱・元デイリーNK編集長に聞く
最高指導者・金正恩第1書記による統治が表向きには安定したかに見える北朝鮮。だが、エリートたちを中心とする組織・人を完全に掌握したかは定かでなく、一般住民の忠誠度も弱いなど、権力基盤は盤石とは言えない。北朝鮮体制の特性に…
責任回避するオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 政治に不安を抱く国民 繰り返される失敗と不祥事 【ワシントン】オバマ大統領は動揺している。それもかなり。苛立(いらだ)ち、怒っている。ニューヨーク・タイムズ紙は第1面で、政府…
Green Berets tell of Afghan National Army soldiers’ incompetence 米特殊部隊隊員が証言、アフガン国軍は無力
Green Berets tell of Afghan National Army soldiers’ incompetence Elite Army Green Berets are knocking the perf…
フランスで健康食ブーム
地球だより フランスでの健康への関心は強まる一方のようだ。パリの自然食品店に足を運ぶ人々は年々増え続け、今では普通のスーパーでも有機野菜や、化学調味料を使用しない加工食品などを扱うコーナーが拡大する一方だ。 ワインの名…
欧州委員会、ユンケル新体制発足へ
ユーロ圏経済立て直しへ 加盟国との協調目指す ユンケル次期委員長率いる欧州委員会の新体制が22日、欧州議会で承認され、11月1日に発足することになった。ユンケル新体制の優先課題は停滞するユーロ圏経済の立て直しだ。利害関…
共和党追い風の米中間選挙
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 不人気なオバマ大統領 内向き変えた「イスラム国」 大統領選挙に比べると関心度の低い中間選挙であるが、間近に迫った今年の選挙に向け二つの側面に焦点があたってお…
フィリピンのハイヤー配車アプリ
地球だより フィリピンの陸運許認可規制委員会(LTFRB)はこのほど、スマートフォンを使ったハイヤー配車サービス「ウーバー」を利用している車両を営業許可を持たない違法タクシーとして取り締まる方針を示した。 既にLTF…
「タイでは軍の政治介入は普通」、スリン前ASEAN事務総長が講演
「タイの政治情勢と展望」をテーマに23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)前事務総長のスリン・ピッスワン元タイ外相が講演し「タイでは軍の政治介入は普通のこと」との認識を示しながらも「軍事政権は当初、地方分権化を公約しな…
慰安婦の映画「鬼郷」クランクイン
3人の娘さんをイスラエル軍の空爆で亡くしたパレスチナ人医者イゼルディン・アブエライシュ氏(現トロント大学准教授)は、「憎悪はがん腫瘍だ。そのまま放置しておくと繁殖し、死をもたらす」と語ってくれた。医者はしみじみと、「憎…
「変革」か「継続」か、あすブラジル大統領選決選投票
貧困層は現職支持、大きい経済格差の影響 【サンパウロ綾村悟】ブラジルで26日、大統領選挙の決選投票が実施される。ブラジルの大統領選挙はダイナミックそのもの。日本の総人口を超える1億4000万人の有権者が直接投票を行い(…
開かれた教会の“戸惑い”、カトリック特別世界司教会議
同性愛者「歓迎」も容認はせず 世界に12億人以上の信者を有するローマ・カトリック教会は5日から19日、特別世界司教会議(シノドス)を開催した。191カ国の司教会議議長、専門家たちが2週間、「オープンな雰囲気で話し合われ…