「変革」か「継続」か、あすブラジル大統領選決選投票


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貧困層は現職支持、大きい経済格差の影響

 【サンパウロ綾村悟】ブラジルで26日、大統領選挙の決選投票が実施される。ブラジルの大統領選挙はダイナミックそのもの。日本の総人口を超える1億4000万人の有権者が直接投票を行い(ブラジルの選挙は義務制)、大統領候補は、世界第5位の国面積を誇る広大なブラジル各地を遊説で飛び回る。

 テレビでは、連日のように全国ネットで両候補の宣伝が流れ、大統領候補同士による直接討論がブラジル全土に放映される。党勢や資金力、政治の才覚や有権者に訴えるカリスマ性など、幾つもの条件や時勢に合致した候補だけが生き残ることができるサバイバルレースだ。


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