国際
トランプ大統領 「米国第一」で繁栄できるか
ドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任した。就任演説では「米国を再び強く、豊かにし、誇り高く、安全で偉大な国にする」と述べた。米国の再生を目指すトランプ大統領の強い決意を示す言葉であった。 民主党のオバマ大統領…
トランプ政権始動、「予想外」の保守路線
トランプ政権始動(1) 「第2のレーガン」となるか ドナルド・トランプ新米大統領の就任でついに幕を開けた「トランプ時代」の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行) トランプ氏が大統領選で事前予想を覆し勝利したことは大…
「国民に権力取り戻す」 トランプ大統領就任演説
TPP離脱方針発表 トランプ米新大統領は20日、首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行った就任演説で「ワシントンから国民に権力を取り戻す」と訴え、政治改革を進める決意を表明した。演説後、医療保険制度改革法(オバマケア)の…
トランプ氏、米大統領に就任
リベラル路線の転換目指す 初日に大統領令も 米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏(70)の大統領就任式が20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から、連邦議会議事堂前で行われた。トランプ氏は20日正午…
トランプ氏、情報機関を改革へ Trump to reform intelligence
トランプ次期政権の国家安全保障政策の優先事項の一つに、官僚化され、一部で批判されているように政治化された米情報機関の改革がある。 トランプ氏は最近、英国の元情報当局者が作成したにせ文書の公開をめぐって、情報当局者らと…
トランプ氏の早朝ツイッター
地球だより 20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に就任する。全米に旋風を巻き起こしてきたトランプ氏は、既存の政治手法をそのまま踏襲しない型破りなスタイルが最大の特徴だ。それがよく表れているのが、ツイッターで意見や政策…
米で大麻合法化が加速
「200億㌦産業」か「有害薬物拡大」か 昨年11月の米大統領選では大麻(マリフアナ)合法化がさらに一歩進んだ。現在、米国では8州で娯楽用大麻が、28州で医療用大麻が合法化されている。大麻をめぐっては健康や社会に有害との…
選挙権年齢論争
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2003年、ドイツで“家族投票権”を導入しようという法案が提出された。赤ん坊はじめ全員に投票権を与え、12歳未満の場合は父母が代理行使できるようにする内容だ。12歳以上の子供は父母…
潘基文氏の大統領選出馬は資格違反か
韓国紙セゲイルボ 望ましくない「総長退任直後」 潘基文(パンギムン)前国連事務総長は大統領選を意識したパフォーマンスを演じる前に明確にすべきことがある。自身をめぐる二つの疑惑、すなわち大統領被選挙権と国連決議違反だ。 …
トランプ氏と中国、「関与」から「競争」の時代に
2017激動の世界を読む(14) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(下) トランプ次期米大統領は、台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行い、「一つの中国」原則にも縛られない姿勢を示した。トランプ氏の対中国…
米軍の覇権復活へ国防費増額求めるマケイン氏 McCain plans massive boost in defense spending to restore military dominance
マケイン上院議員は16日、今後5年間、国防予算を年間850億㌦以上増額するよう求め、これは米軍の覇権を取り戻すための第一歩に過ぎないと語った。 白書に詳細に記された上院軍事委員長マケイン氏のこの計画は、重要な指標であ…
逆風の中で新政権発足
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 就任前から大統領気取り 焦点定まらない移行チーム 新たに選出された大統領は就任後の100日、好意的な扱いを受け、少なくとも高邁(こうまい)な理想を掲げることが許されてきた。だ…
トランプ外交、中東政策再構築へ対露接近
2017激動の世界を読む(13) 米ジョージ・メイソン大学教授 コリン・デュエック氏(上) トランプ次期米大統領の外交政策は、オバマ大統領と比べどう変わるか。 オバマ氏は内政目標の実現を優先するため、海外における米軍プ…
希望の変化 A change of hope
時は矢のように飛ぶ。月ごとでは大した変化は無しに。しかし、変化のペースは早まって、一夜のうちに昔のすべてのことが、再び新しく見えたりする。2016年の大統領選は、突然の、息をのむような希望と夢の激変だった。米国人が、根…
暴力否定・差別撤廃の新宗教令を
アルアハラム政治戦略研究所研究員モハメド・F・ファラハト氏(下) トランプ次期米大統領はイランと西側との核合意を再考すると語ったが、どう評価する。 彼の最近の数カ月間の声明などを通じて理解しようとするなら、米国の中東政…
ロシアのハッキングへ追加制裁求める下院民主党 House Democrats push for further sanctions over Russian hacking campaign
下院民主党が13日に提出した法案は、米国の選挙プロセスに干渉したと判断された個人へ追加制裁を行う権限を国務省に与えている。ロシアは2016年大統領選に干渉したとされており、議会は、ロシアへの追加の報復措置を検討している…
米情報機関 トランプ氏と深まる確執
背景に「リベラル傾斜」の歴史 トランプ次期米大統領の就任が目前に迫る中、深刻化しているのが中央情報局(CIA)など情報機関との確執だ。米シンクタンク「安全保障政策センター」のフレッド・フライツ上級副所長は、本紙の取材に…
オバマ中東政策、同胞団をイスラム穏健派と誤認
アルアハラム政治戦略研究所研究員モハメド・F・ファラハト氏(上) オバマ米大統領の中東政策をどう評価する? 第一に、アラブの春運動を捉え、中東諸国の政権を変えようとした。リビアでカダフィ政権を打倒したが、同時にリビアの…
左派の理念にうんざり
地球だより フランスでは今春の大統領選に向け、昨年暮れ、最大野党の中道右派・共和党の予備選を実施したのに続き、1月には与党社会党など左派の予備選が行われる。だが、左派の予備選への関心は、高くない。 パリ市役所に勤める…
安倍外交に注目する欧州メディア
願われる積極的情報発信 日本は米中両国に次ぐ世界第3の経済大国であり、欧州でも日本の経済活動や政府の経済政策については報じられてきたが、日本の外交政策が欧州国民の目に留まる機会はこれまで少なかった。ところが安倍晋三首相…
習政権の実態は習王政権
評論家 石 平氏(下) 1年前のインタビューでは、最後に笑うのは胡錦濤氏という話だった。反腐敗をてこにした権力闘争で、習近平総書記の江沢民派一掃に手を貸した胡氏が政治の主導権を握るというシナリオだったが、現状はどうか。 …
替え玉受験
地球だより 昨年末に実施されたタイ警察官採用試験で大掛かりな替え玉受験が行われた疑惑が浮上し、タイ警察が捜査に乗り出している。 バンコク首都警察では、受験者が大学生を替え玉として金で雇って受験させた疑いで、受験者約5…
香港行政長官選挙、有力候補一本化できず激戦に
香港政府トップを選出する行政長官選挙を3月26日に控え、12日、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(59)が出馬を前提に辞任表明し、先月にナンバー3の財政官を辞任して出馬準備を進める人気度の高い曽俊華氏(65)、出馬表明し…