香港行政長官選挙、有力候補一本化できず激戦に
編集局 2017/1/15 写真|アジア・オセアニア [会員向け]
「辞任する理由は一つだけ。中国政府に辞任が認められた場合、行政長官選挙に立候補する準備を始めるためだ」
12日、林鄭月娥政務官は行政長官選挙に立候補するために梁振英行政長官に辞表を提出し、記者会見で立候補の詳細は語らなかった。同日午前に行われた非公開の会議で林鄭政務官が約1時間にわたって講演し、貧困撲滅、経済の多様化、一国二制度の堅持など8項目に尽力したいとし、「私は社会主義者ではない」と強調しつつ、カトリック教徒であるためか講演の最後に「立候補は香港のためにしなさいとの神のおぼしめし」とも述べ、参加者が総立ちで拍手喝采だったという。
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