国際 rss

ロヒンギャ迫害、難民を安全に帰還させよ

 ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャが隣国バングラデシュに大量脱出している。ミャンマー治安部隊による掃討作戦に伴うものだ。  40万人以上が国外へ  難民流出のきっかけは、ロヒンギャ武装組織「アラカン・ロヒンギャ救…

続き

ニンジンをぶら下げるやり方はやめよ Kicking the carrot down the road

 虹のかなたのどこかで、国連は、北朝鮮に良い子になって、核兵器その他を放棄するように命じる新たな決議案をひねり出した。七色の虹が雲と合体する、はるか上空の広い世界では、以前の制裁決議7回目が果たせなかったにもかかわらず、…

続き

寂しく佇む大統領記念館

地球だより  2002年サッカーワールドカップ日韓共催のため造られたソウルW杯競技場の西2キロの場所に、朴正煕元大統領の記念館がある。韓国で朴元大統領と言えば「漢江の奇跡」と呼ばれる高度経済成長を牽引したリーダー像と日本…

続き

韓国・文政権、前・元保守政権に報復開始?

省庁に「積弊清算委」設置 芸能人ブラックリスト暴露  韓国の文在寅政権が公約1号に掲げていた「積弊清算」に乗り出した。ターゲットは朴槿恵・李明博両保守政権で、当時の政権に批判的だった芸能人のブラックリストを探させて暴露す…

続き

米国迷走による空白埋めよ

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日印に期待するアジア 着々と覇権確立進める中国  この夏休み、私の一番の関心は北朝鮮の核実験とそれに対するトランプ米大統領の迷走振りであった。その一方火事場泥棒のように中国…

続き

「核ICBM」完成は当分先

どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(上)  北朝鮮の核・ミサイル開発の現状とトランプ米政権の今後の対応について、元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸氏に聞いた。(聞き手=編集委員…

続き

民主党に擦り寄るトランプ氏

米コラムニスト キャサリン・パーカー 選挙公約は見せかけ 生き残るオバマ氏の「遺産」  これほど多くの大統領選の勝者と敗者がここまで饒舌(じょうぜつ)になったことはほとんどない。  ヒラリー・クリントン氏は、-念のために…

続き

北ミサイル実験は完了

  北朝鮮が15日、また日本上空を越えて太平洋に大陸間弾道ミサイルを発射した。3日には地下核実験を行っている。韓国では既に北朝鮮の核・ミサイル開発は「完了」し、事実上の核保有国になったと見ている。北核をめぐる状況は別次元…

続き

拠点が崩壊する中でも宣伝を強化する「イスラム国」 Islamic State ups PR as base crumbles

 過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクとシリアの本拠地「カリフェイト(カリフの統治領)」が崩壊する中、世界中で殺戮(さつりく)を繰り広げていることを熱烈に報道することで、テロリストの支持者たちを元気づけようとしてい…

続き

地下核実験と平壌人口縮小計画

白頭山噴火より核戦争を警戒  9月3日、北朝鮮の6回目の核実験によって世界に激震が走った。国際社会の強い反発と非難にもかかわらず、北朝鮮は「核保有国」に向かって着々と歩を進めている。だが、この地下核爆発実験には思わぬ“副…

続き

中国の北朝鮮急変事態対応 平壌以北を占領、核施設制圧へ

人民解放軍、国境線で戦力強化  朝鮮半島の緊張が高まっている。ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮に対して、国連安保理は全会一致で強度を高めた対北制裁案を採択した。いつもは棄権ないし反対する中国、ロシアも北朝鮮の度重なる…

続き

北ミサイル、日本上空通過の常態化警戒を

 北朝鮮が再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。米国を威嚇する狙いだろうが、日本上空通過の常態化を警戒する必要がある。 グアムを射程に収める  今回のミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬東方沖約2200㌔付近に落…

続き

比でイスラム国系過激派組織が激しい抵抗 Islamic State faction puts up tough U.S. fight in Pacific

 東南アジアの「イスラム国」(IS)系過激派組織が、米国の支援を受けたフィリピンのテロ対策部隊から容赦のない激しい軍事的攻勢に対して予想以上に激しく抵抗している。過激派組織が、フィリピン南部の主要都市マラウィを支配下に置…

続き

北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイル…

 北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。襟裳岬の東約2200㌔の太平洋上に落下し、飛行距離はグアムを射程に収める約3700㌔。  グアムの米軍基地への攻撃能力を誇示して米国を交渉に引き込もうという狙いだ…

続き

タマリンドを生業に

地球だより  インドシナ半島には日本にはない豆の木がある。鞘(さや)が80センチ近くにもなるズールーラブビーン(モダマ)やタマリンドがその一つだ。ホーチミン市には街路樹として植えられたタマリンドの木の実を集めて生計を立て…

続き

ウルグアイの副大統領にトボランスキ氏

「世界一貧しい大統領」夫人  南米ウルグアイで13日、公金の私的利用の疑惑で9日に辞任したセンディック前副大統領の後任として、ルシア・トボランスキ上院議員(72)が就任した。同氏は、ウルグアイ初の女性副大統領。  トボラ…

続き

北の地下核実験と白頭山噴火の危険性

韓国紙セゲイルボ  高句麗遺民の大祚榮(テジョヨン)が建てた渤海は926年に滅亡した。国土が高句麗全盛期時の2倍になるほど繁盛した大国がある日突然、跡形もなく消えたのは白頭山の大噴火が原因だったという説もある。  白頭山…

続き

比、泥沼化する麻薬戦争

 ドゥテルテ大統領が主導する麻薬戦争が激化するフィリピンで、警官による未成年者の殺害が相次ぎ、人権団体などから強い非難が向けらている。殺害されたのはいずれも10代の少年たち。麻薬取引や強盗などの容疑で警官に逮捕され、無抵…

続き

北の対日恫喝、核保有を何としても阻止せよ

 北朝鮮は国連安全保障理事会の対北制裁決議に関し、日本が米国に便乗したとして「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。  あまりにも乱暴で身勝手な発言だ。日米をはじめとする国際社会は北朝鮮への圧力強化…

続き

露カスペルスキー、ワシントン支社閉鎖へ

米政府機関が調達を停止  ロシア情報機関との関係が疑われている情報セキュリティー大手カスペルスキーが、ワシントン支社の閉鎖を検討していることが12日、明らかになった。米政府機関での調達停止を受けた措置とみられている。  …

続き

運用近づく中国の衛星攻撃兵器

危機感強める米軍  ロシアや中国が全地球測位システム(GPS)の通信妨害を行う技術や衛星攻撃兵器(ASAT)の開発を急速に進めている。中国は数年以内にASATの運用を始めるとの見方もあり、遠隔地での軍事作戦を衛星システム…

続き

読書の季節

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  朝夕にもの寂しい秋風が吹いている。暑くもなく寒くもない今時分を“読書の季節”と呼ぶ。「秋は読書にいい」という言葉は昔からあった。よく知られた「燈火可親」(灯火親しむべし)という故事…

続き

復活したサッカー王国

地球だより  世界を熱狂の渦に巻き込むサッカー・ワールドカップ(W杯)。その2018年ロシア大会の予選が佳境を迎えようとしている。そうした中、世界の激戦区として注目を集める地域の一つが南米枠だ。ブラジルを除く7カ国が7ポ…

続き