国際 rss

米、中国との競争を最優先

どう見る北の脅威 米戦略予算評価センター所長 トーマス・マンケン氏 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる米朝対立をどう見る。  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、極めて明確な目標を持っている。それは権力の座にとどまることだ。…

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トランプ氏の税制改革は米国の財政赤字を拡大すると専門家が指摘 Analysts: Trump tax reform will increase U.S. deficit

 財政監視団体は27日、トランプ大統領の税制改革案は数兆㌦の赤字を増やす可能性が高く、経済成長で財政への影響を最小限に抑えるという予測は楽観的過ぎると指摘した。  共和党の提案に最も肯定的な財政タカ派団体の評価も、その枠…

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米厚生長官が辞任

高額チャーター便利用で  米ホワイトハウスは29日、出張の際にチャーター便を頻繁に利用し、批判を浴びていたプライス厚生長官がトランプ大統領に辞表を提出し、受理されたと発表した。トランプ氏はチャーター便の利用に強い不満を抱…

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帝国復興目指す中国共産党

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 派閥争いも脅威は不変 日印関係強化が“野望”阻む  最近、日本の新聞などメディアでは10月18日から開幕する中国の共産党大会について毎日のように報道されている。さまざまな具…

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クルド住民投票、民族間の亀裂埋める努力を

 イラク北部のクルド自治政府で行われた独立の是非を問う住民投票をめぐって周辺諸国との間で緊張が高まっている。独立への拙速な動きは、地域の不安定化につながりかねず、進行中の過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦にも影響を…

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中国の海洋進出、衆院選の重要なテーマだ

 衆院を解散した安倍晋三首相は、北朝鮮の核・ミサイル開発を挙げて「国難突破解散」と命名した。しかし、もう一つの安全保障上の重要課題である中国の海洋進出への対処も忘れてはならない。  ジブチに初の海外基地  日中両国は国交…

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ロシアはサイバー空間で最大の脅威-米統参議長 Gen. Joe Dunford warns: Russia remains ‘the most significant threat in cyberspace’

 米統合参謀本部議長は26日、連邦議会での再指名公聴会で証言し、ロシアは「サイバー空間で最も重大な脅威」だと警告した。  米軍士官最高位のダンフォード議長(海兵隊大将)は上院軍事委員会で、ロシアはさまざまなサイバー攻撃を…

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発酵茶ラッペの和え物

地球だより  ミャンマーの有名な料理といえばモヒンガー。ミャンマーのソウルフード的な存在で、朝食や軽食用の日常食。ナマズなどの魚からとった魚介スープの麺料理で、お米の麺とトッピングにゆで卵や揚げ玉などが入る。それだけでな…

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欧州のイスラム教徒、40年以内に多数派に

仏経済学者が予測  現状のまま推移すれば、フランスなど西欧の白人人口は減少し、40年以内にイスラム教徒が過半数を占めるようになる。フランスの経済学者で政治コメンテーターのシャルル・ガーブ氏は仏シンクタンク「インスティチュ…

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北核武装完成後は後退した均衡状態へ

韓国紙セゲイルボ  米国は金正恩(キムジョンウン)の核武装の執念を折ることができないようだ。北朝鮮が核武装を完成したと自他共に認める日、米国はどんな選択をするだろうか。軍事措置は負担が大きいため、対話に出る可能性が大きい…

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大統領とスポーツ界の対立

地球だより  トランプ米大統領と一部スポーツ選手の間で対立が起こっている。事の発端はトランプ氏が22日にアラバマ州で行った演説で、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の選手たちが国歌斉唱時に起立せず片膝をついているこ…

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サッカー・ブラジル代表、「ミネイロンの惨劇」から復活

 サッカー日本代表は11月にブラジル代表との親善試合が予定されている。ブラジル代表は前回のワールドカップ(W杯)での大敗ショックから立ち直り、南米予選をどこよりも早く勝ち抜いた。近年にない充実ぶりを見せるブラジル代表との…

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戦争カバン

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  北朝鮮が1994年6月、国際原子力機関(IAEA)脱退を宣言すると、ソウルでは買いだめ騒動が起こった。当時のマスコミは「漢陽ストアの汝矣島・新盤浦・新東亜店でコメをはじめ、ラーメン…

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北核危機における韓日協力

韓国紙セゲイルボ 中国の横暴を防ぐテコに  北朝鮮が日本の頭上に2発目の弾道ミサイルを発射した15日、東京近郊にいたので、日本の安保態勢を見ることができた。  朝早くテレビをつけると日本政府は素早く動いていた。菅義偉官房…

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中国、北にミサイル移動車両を売却

 中国軍は、ミサイル移動用トラックを提供するなど、北朝鮮のミサイル開発を支援している。4月に平壌で行われた軍事パレードで公開された潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)北極星1号(KN11)を搭載していたトラックは中国製だっ…

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北朝鮮、仮想通貨で経済制裁を回避か

 北朝鮮が、米国主導の経済制裁を回避するために仮想通貨ビットコインを利用しようとしている可能性がある。金融専門家らが警告を発した。  サイバーセキュリティー企業「レコードディド・フューチャー」が作成した報告によると、北朝…

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核保有容認は危険な考え

米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏(下) あなたは6月にスウェーデンで行われた北朝鮮当局者との非公式会合に参加した。北朝鮮側は何を話したのか。  北朝鮮のメッセージは非常に明快だった。米国や同盟国が核の…

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トランプ三人組に拍手は早い Premature applause for the Trump trio

 政治的連携の目的は、ファンの忠誠心のように、勝つために同じチームに加わることである。ドナルド・トランプは、ドラムのようにたたかれっ放しでいることにうんざりしている有権者には、選ばれたら、彼らが、すぐに「うんざりするほど…

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路上に「テロ防止ボラード」

地球だより  欧州の主要都市で「アンチ・テロ壁」やボラード(テロ対策用車止め)の設置がブームとなってきた。その直接のきっかけは、欧州各地で車両を利用したイスラム過激派テロ事件が頻繁に発生したことだ。  スペイン東部バルセ…

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マクロン労働改革、仏労組が激しく抵抗

 マクロン仏大統領が改革の目玉の一つと位置付ける労働法改正が、反対派のデモの頻発で強い抵抗に遭っている。就任以降、支持率が急降下するマクロン大統領は国民に不人気の緊縮財政や労働法改正、さらには権威主義的な意思決定で支持率…

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新たなIS生む混迷長期化

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 なお硝煙消えぬシリア 若者がイスラーム再認識も  今から約6年半前の2010年12月、チュニジアで起きた若いイスラーム教徒の焼死事件がきっかけとなって、後に“アラブの春”と言われる騒乱が…

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ちぐはぐな米の対北政策

米コラムニスト デービッド・イグナチウス 冷戦時の膠着を想起 枠にとらわれない発想を  トランプ政権は、北朝鮮政策をオン・オフ可能なスイッチのように話すことがよくある。  トランプ大統領は19日、自国と同盟国を守るために…

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米爆撃機、北朝鮮東方を飛行

境界線越え、強く牽制  米国防総省は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方沖の国際空域を飛行したと発表した。同省のホワイト報道官は声明で、韓国と北朝鮮を分ける軍事境界線を越え「今世紀で最も北まで飛行した」とし、「北…

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