国際
時間感覚のいろいろ
地球だより 米首都ワシントン周辺では、エスカレーターで右側に立ち、左側を空けておくのが暗黙のルールとなっている。左側に立ち、後ろから来る人の行く手を妨げる人は、エスカレーターとレフト(左)を合わせて「エスカレフター」と…
地域共同体にかける問題解決への期待
韓国紙セゲイルボ 政府は住民らと共に考えよ 最近放映終了したドラマ『椿の花の咲く頃』(ネットフリックス)を興味深く見た。ドラマの舞台オンサンという仮想の町が与えるぬくもりが記憶に残る。 劇中人物がオンサンを「町中が家…
美しいランタンや風景を紹介、都内の台湾文化センターで写真展
鉄道から眺める美しい風景や伝統的な祭りの一場面など、台湾のさまざまな文化的魅力を紹介する写真展「めくるめく台湾展」(主催・台北駐日経済文化代表処など)が18日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで始まった。 注目を集めた…
「ブラック・ヒブルー・イズリアライト」の脅威 The menace of the Black Hebrew Israelites
ワシントンD.C.の住民は、いわゆる「ブラック・ヒブルー・イズリアライト(BHI)」集団、少なくとも、「黒人至上主義者」と自認している人たちの過激な部分集合と言える人たちには、気味が悪いと思いながらなじんでいるかもしれ…
あと1週間でクリスマス
地球だより ウィーン市庁舎前広場には毎年、欧州最大規模のクリスマス市場が開かれる。今年も11月15日、高さ32メートル、樹齢130年の松の木のクリスマスツリーに付けられた2000個を超えるLEDランプにスイッチが入った…
EU牽引役の仏、正念場に
現実味増す英のEU離脱で フランスは、かつてない失業率の低下で経済は好調に見える。一方、歴代政権の鬼門である年金制度改革で労組の強い抵抗に遭い、昨年の「黄色いベスト」運動の時同様、抗議行動とクリスマスが重なり暗い年末を…
トランプ氏支持者はメディアを信用せず 米シンクタンク調査
民主、共和の分断鮮明に 米シンクタンクのピュー研究所が、50以上の調査から集めたデータを分析、民主党員のメディアへの信頼が依然高い一方で、トランプ大統領支持者のほとんどは、信頼していないことが明らかになった。 分析に…
特別寄稿 ウズベキスタンのミルジヨーエフ大統領訪日に寄せて
ウズベキスタン共和国副首相 アジズ・アブドゥハキモフ ウズベキスタンのシャフカット・ミルジヨーエフ大統領が17日から日本を公式訪問するに際し、同国のアジズ・アブドゥハキモフ副首相(観光、教育、文化、社会担当)が、世界日…
ロシアのインターネット主権法
ロシアは外国とのインターネット通信を遮断・制限するとした「インターネット主権法」を11月1日に発効した。ロシア側は外国からのサイバー攻撃やテロ活動に対する有事の際の防止策だと説明している。この背景には2018年9月に採…
空と海から日本に牙むく北朝鮮
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 安倍首相を激しく罵倒 金委員長こそ“戦争気違い” 11月末に韓国に「韓国政府が脱北船員を秘密裏に強制送還した」事件を調べに行ってきた。ところが韓国入りした25日に北朝鮮の金正恩委員長は…
米民主党の中道派議員をジレンマに追い込む弾劾採決が近づく Looming vote puts centrist Democrats in quandary
米民主党では、接戦選挙区の脆弱(ぜいじゃく)な下院議員数十人が弾劾採決をめぐり、苦境に陥っている。どう投票しようとも、政治的に分裂する両サイドの重要な支持者を遠ざける恐れがあるからだ。 共和党指導部は民主党のジレンマ…
英総選挙 離脱めぐる混迷に終止符
欧州連合(EU)離脱問題を最大の争点にした英国の総選挙は、ボリス・ジョンソン首相率いる保守党の圧勝に終わった。来年1月末のEU離脱が実現する見通しとなり、3年半にわたる混迷に終止符が打たれた。 「合意なき離脱」を回避 …
「86世代」断罪する30代 正邪二分法で怨念解消
弱者を代弁する“聖者”と自任 さすがに韓国文在寅政権の左翼っぷりに業を煮やしたのか、政権を担う「86世代」(50代)への怒りを爆発させる声がメディアに登場した。東亜日報が出す総合月刊誌新東亜(12月号)が「総力特集、左…
米議会、イラン反政府デモを支援 Congress weighs first bill supporting Iranian protesters
米連邦議会は、イランへの圧力を強化している。イランでは、全土で反政府デモが続いており、数百人が死亡、収束のめどは立っていない。 議員らは今週、イランの首都テヘランを揺さぶり、政府の暴力的な対応を非難するデモに明確な支…
GSOMIAの裏側
最初から読みを間違った韓国 「最悪の日韓関係」になった「起源」と、日米韓同盟と南北平和プロセスの共存が可能なのかについて、月刊中央(12月号)がソウル大日本研究所の南基正(ナムギジョン)教授に聞いている。 南教授はソ…
国中がサッカーの興奮に
地球だより 11月15日の夜、フィンランド中が興奮に包まれた。大統領もメディアも歴史的な日だと称賛した。この日、フィンランドとリヒテンシュタインのサッカーの試合があり、フィンランドが3対0で相手を破り、4年に1度、ヨー…
新たな欧米制裁警戒する露政府
ロシアの財政健全化が進んでいる。金・外貨準備高は5430億ドルに達し、サウジアラビアを超え、中国、日本、スイスに次ぐ水準となった。欧米による新たな制裁を警戒しているためではあるが、外貨準備を増やす分、経済活性化に使われ…
同化政策でウイグル抹殺、ムハメット氏が世日クラブで講演
世日クラブ 中国新疆自治区 収容所800カ所、臓器売買も 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が12日、都内で開かれ、日本ウイグル連盟会長のトゥール・ム…
金正恩氏は核放棄しない、脱北の北高官がトランプ氏に書簡
北エリートへ心理戦強化を 北朝鮮の金正恩政権の高官だったとされる脱北者がトランプ米大統領に書簡を送り、トランプ氏は、金正恩朝鮮労働党委員長に非核化すると「だまされて」おり、米政府は、北朝鮮のエリートらに働き掛け、北朝鮮…
お祭りムードの12月
地球だより 今年の11月は雨が少なく例年に比べ暖かかった。12月になってからは連日の雨で、気温が一気に下がり寒くなったので、物置から電気ストーブを出すことにした。イスラエルは本格的な雨期に入ったようだ。 12月に入る…
伝説となった金宇中
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ。西域と呼ばれている場所だ。14年前の冬、ウルムチは濃霧に覆われていた。航空機すら離着陸できなかった。そこの人々はこう語った。「寒い冬に打ち勝つた…
中華民国の台湾移転70年を寿ぐ
平成国際大学教授 浅野 和生 大陸中国との分離は幸運 自由と民主主義定着した台湾 「中共に渡すよりも 台灣は日本に還せ」とアメリカ上院外交委員長のトム・コナリー上院議員が語った、とは1949年12月31日の読売新聞夕刊…
イラク反政府デモ、収拾見通し立たず
イランの介入へ反発が表面化 イラクで10月1日に始まった反政府デモは、70日過ぎた今も出口が見えない。公共サービスを提供できない政府の無能や政治家の汚職、失業率・貧困の拡大などへの不満もあったが、イラクに深く介入するイ…