中国
日米豪印で中国海洋進出抑えよ 元自衛艦隊司令官・香田洋二氏
元自衛艦隊司令官・香田洋二氏 世日クラブ講演 バイデン政権 問われる実行力 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス)の定期講演会が13日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信を通じて行わ…
「中国はジェノサイドやめよ」在日ウイグル人らが抗議集会
中国人民解放軍がウイグル族のデモ隊に発砲したグルジャ事件(1997年2月5日)から24年となる5日、在日ウイグル人らが東京・元麻布の駐日中国大使館前で抗議活動を行った。 参加者らは、かつてウイグル族らが建国した「東ト…
ASEAN取り込みに動く中国
東南アジア諸国連合(ASEAN)の人口規模は6億人。欧州連合(EU)の5億人を超え若年層の多い魅力的な巨大市場となっている。加盟国の国内総生産(GDP)の合計は2兆ドルを超え、インドに匹敵するまでになった。日本や中国の…
22年冬季 北京五輪ボイコットを、弾圧受ける諸民族が訴え
2022年の北京冬季五輪までちょうど1年となる4日、中国共産党による少数民族や民主運動家などへの人権弾圧を理由に、在日チベット族など各民族の人権団体や香港民主化の活動家などが北京五輪の開催に抗議する声明を出した。東京都…
WHO武漢調査、発生源解明に中国は協力せよ
新型コロナウイルスの発生源解明のため、中国湖北省武漢市入りしていた世界保健機関(WHO)の国際調査団が調査を開始し、最初に集団感染が確認されたとされる華南海鮮市場を視察した。中国はWHOの調査を長い間拒んできたが、発生…
強まる武漢研究所流出説 、米国務省が新たな報告書
米国務省は政権交代直前の今月中旬、中国の武漢ウイルス研究所(WIV)が新型コロナウイルスの発生源である可能性を示す新たな証拠を盛り込んだ報告書を公表した。WIVと中国軍が協力して、極秘研究を行っていた可能性についても指…
中国海警法成立、尖閣周辺の挑発激化に警戒を
中国海警局の武器使用を含む任務と権限を定めた「海警法」が成立した。 海警局の船舶は沖縄県・尖閣諸島周辺で日本領海への侵犯を繰り返し、日本漁船を追尾するなどの事案も生じている。法整備による挑発激化に警戒を強める必要があ…
ジェノサイド認定 中国への国際的圧力強めよ
米国のトランプ前政権のポンペオ前国務長官は政権最終日、中国政府によるウイグル族ら少数民族への迫害について「ジェノサイド(民族大量虐殺)」および「人道に対する罪」であると認定した。バイデン新大統領が国務長官に指名したブリ…
香港情勢、決して許されぬ「一国一制度」
香港では、高度な自治を保障した「一国二制度」が中国によって骨抜きにされ、自由と民主主義が踏みにじられる事態が続いている。 国際公約でもある一国二制度をないがしろにすることは決して許されない。 民主派53人の逮捕強行…
中国 ウイグル族に出産制限を強要
人口増加率が低下 在米中国大使館が投稿したツイッターから、中国西部の少数民族ウイグル族に対する人口抑制政策の一環として、ウイグル族女性が「子供を産む機械」にならないよう出産制限を課されていることが明らかになった。 ツ…
中国・華為技術が狙う東南アジア市場
中国の華為技術(ファーウェイ)が東南アジア市場取り込みに躍起となっている。中国側とすれば「米中テック冷戦下」で欧米などファーウェイ外しが本格化する中、経済面では同国と強い関係を持つ東南アジアを自陣に取り込む思惑がある。…
中国ワクチン外交、途上国でホームランとなるか
2021年。新型コロナという“鬼”に対し、ワクチンが強力な“鬼滅の刃”になり得るか。私たちの関心の的は米欧のワクチンだが、忘れてならないのがまた中国。世界各地で中国製ワクチンによる「ワクチン外交」を展開しているからだ。…
中国の宇宙開発に求められること
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 人類共通の利益追求期待 歴史的怨念を超え国際協力を 昨年12月18日付の中国「人民日報」は無人探査衛星「嫦娥(じょうが)5号」が、月のサンプル採取後に無事地球に回収されたニュースを偉業とし…
中国「強権の刃」が迫る
チベット 言語と宗教奪い民族性抹殺 拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 習近平体制になり、チベットへの弾圧が再び強まった。チベット語の使用が禁止され、多くの政治犯が捕まった。昨年の1月から7月の間には、54…
『孫子』で読む中国の対米謀略戦
哲学者 小林 道憲 敵国情報収集を最重要視 虚偽情報流し内部分裂を図る 『孫子』というよく知られた兵法書は、今から2500年ほど前、中国春秋時代末期の将軍、孫武によってまとめられたものだといわれる。孫子は言う。戦争は国…
中国が脱炭素化宣言
狙いは米との「新冷戦」終結 中国の習近平国家主席は昨年9月、国連総会一般討論でのビデオ演説で、2060年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指すと表明した。30年までに排出量が減少に転じる「ピーク…
欧米の支援不可欠な香港民主派
香港では国家安全維持法(国安法)の施行に伴い、政治的な締め付けが強まったことで一部の急進民主派は海外に逃れ、特に旧宗主国・英国で移民受け入れや欧米からの支援を取り付ける動きが加速している。香港の自決権を求める香港衆志(…
尖閣領有の既成事実化図る中国
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ 王毅外相発言は主権冒涜 国益守る意志見えぬ政財官界 11月に中国絡みで二つの国際的論争があった。一つは中国が一方的に「キムチは中国が元祖である」と主張し、国際標準にしよう…
注視すべき中国の海警法制定
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 公船と軍艦の役割兼ねる 軍事作戦の任務執行が可能に 11月に王毅中国外相が来日し、経済面では日中ビジネス交流の活発化などが協議された。これを機に茂木敏充外相のみならず菅義偉総理も王毅外相に…
「韜光養晦」実現に拍車かける中国
日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 サイバー攻撃集団を強化 外国軍の高品質データ入手へ 2020年は米中の覇権争いに明け暮れた一年とも言えるが、1990年代に鄧小平が中国の外交・安保方針として唱えた「韜…
中国 立て続けに対豪「制裁措置」
中国はオーストラリアに対し、経済報復カードを次々に切っている。豪州は4月、新型コロナウイルスの発生源調査を世界に呼び掛けた。これに中国は猛反発、豪州からの輸入や自国民の豪州旅行を制限する露骨な「制裁措置」に踏み切った。…
香港民主派実刑、自由と民主否定する不当判決
香港の裁判所が、昨年6月の違法集会を扇動した罪などに問われた民主活動家の黄之鋒氏に禁錮13月半、周庭氏に同10月、林朗彦氏に同7月の実刑判決を言い渡した。 「逃亡犯条例」改正に反対 3人は昨年6月、中国本土への容疑…
香港議員排除 習氏の国賓来日を中止せよ
香港立法会(議会)の民主派4議員の資格が剥奪された。中国による香港への主権行使を認めない場合、立法会議員の資格を失うという中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会の決定によるものだ。 香港国家安全維持法(国安法)に続…