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「習一強体制」確立へ成果誇示

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 盤石でない政権基盤反映 中国新華社17年10大ニュース  2017年はトランプ米大統領の予測困難な言動や北朝鮮の核ミサイル実験に振り回された年であった。中国自身も第19回共産党大会(19大)…

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効果疑問な国連対北経済制裁

日本大学名誉教授 小林 宏晨 30%削減の基準値不明 対案は「パチンコ営業禁止」  国際関係ではこれまで戦争に代わってたびたび経済制裁が行われているが、その効果は極めて疑わしい。アメリカの対キューバ経済制裁、欧州連合(E…

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憲法の平和主義は亡国の道

軍事評論家 竹田 五郎 全世界非武装化は夢想 自衛権放棄で独立維持できず  昨年11月3日付東京新聞朝刊は社説として、改憲反対論を展開している。冒頭、なぜ憲法で戦争放棄を国民の権利より優先して第2章に記述したのか、憲法学…

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異次元金融緩和修正の年に

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 累積したリスク低減を 生産性向上で少子化に対応  今年は2013年から始まった異次元金融緩和の修正が始まり、金融政策が新しい局面に入る年になることを期待したい。  日本経済…

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西欧文明の神髄伝えた中村正直

名寄市立大学教授 加藤 隆 英で自主自律の精神学ぶ 女性の教養の高さにも注目  中村正直は号を敬宇という。天保3(1832)年に生まれ、明治24(91)年に没している。江戸時代の儒学の本山であった昌平黌(しょうへいこう)…

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エルサレム承認は再選の布石

獨協大学教授 佐藤 唯行 “公約”守ったトランプ氏 福音派とユダヤ系右派が支持  昨年12月6日、トランプ米大統領は米中東外交のタブーを犯してしまった。エルサレムをイスラエルの首都として公式に認め、これまで商都テルアビブ…

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米政権ロシア疑惑の行方

ロシア研究家 乾 一宇 SNS駆使の実態判明 外国の代理人指定で米露応酬  ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はネット上で社会的なつながりを持つことができるサービスで、フェイスブックやユーチューブ、インスタ…

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より良い日本国憲法実現へ

平成国際大学教授 浅野 和生 改正は国民の継続的課題 重要なのは成功体験持つこと  日本国憲法施行から満70年を経て、ようやく憲法改正が現実の議論の対象となってきた。  国立国会図書館が発表した「諸外国における戦後の憲法…

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水産の本質論じぬ改革会議

東京財団上席研究員 小松 正之 漁業法改正に全く触れず 漁業権は非現実的な「縄張り」  昨年9月29日から内閣府の規制改革推進会議の水産ワーキング・グループの検討が始まった。主な審議事項は①漁業の成長産業化に向けた水産資…

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米の若者移住勧め地方創生を

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 人口減少・空き家対策に 技術革新と国際協力も促進  昨年10月22日の総選挙後、世界日報に、続投の安倍晋三政権に対する提言を求められ、26日付で掲載された。…

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今年こそ憲法改正実現を

哲学者 小林 道憲 9条はGHQへの降伏文 自衛隊明記と第2項削除必要  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、…

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月の有人探査と日本の役割

慶應義塾大学教授 青木 節子 蓄積された科学的知見 宇宙飛行士多く居住技術も  2017年12月12日、第3次宇宙基本計画(平成27年策定)の平成29年版の工程表が宇宙開発戦略本部(議長・安倍晋三首相)で決定された。第3…

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試練の年迎える日本外交

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 一層強まる中朝の脅威 日韓米協調、日米同盟強化を  新年を迎えるに当たり、恒例のことだが、昨年を振り返り今年を占ってみたい。昨年も多事多難の年であった。激動の年であった。世界各地…

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トランプ大統領の政策の謎

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 前任者の政策まず廃棄 支持者の満足最優先で行動  日本は戦後、アメリカのリーダーシップの下、構築された自由・民主主義・市場経済にのっとった国際秩序の枠組みの恩…

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法と秩序が乱れた2017年

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 「国難」直視せぬメディア 伝統や文化の破壊をあおる  人間社会において平和で仲良く共存していくためには、法と慣習によって秩序が守られていることは、言うまでも無く大切なことで…

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震災の風化を防ぐ防災教育

拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 要注意のハザードマップ 津波に対する正しい認識を  現在の大学生以下の日本人にとって、大正12(1923)年9月1日に起きた関東大正地震(関東大…

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田舎暮らしを考えてみる

沖縄大学教授 宮城 能彦 精神的余裕ない都会人 東京一極集中見直すべき時  調査や学会などで、いわゆる「田舎」に行くことが多い。そこでいつも感じることは田舎の人たちの親切さと勤勉さである。  調査をさせてもらっている私が…

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祈りが秘める精神的回復力

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を支える基軸に 魂の呼吸かつ自然の良薬  昨今のメカ化社会の中で人々は、「祈る」ことを忘れ去っている気がしてならない。改めて「祈り」に秘められた恩寵(おんちょう)について考えて…

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英のEU離脱交渉は藪の中

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也 溝大きく「貿易」手付かず 双方の足を引っ張る内部問題  本編は本紙2016年12月19日付の続きであり、今回は英国の欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票後の経緯、難航する離脱…

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北朝鮮からの迷惑な送り物

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 漁船漂着はエンジン故障 工作員なら冬の日本海選ばす  日本の海と空へ北朝鮮からの迷惑な送り物が届いている。筆者が本紙(8月15日付)で「日本海にある好漁場・大和堆での北朝鮮漁船の違法操業…

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守るべき中央銀行の独立性

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 短過ぎる政策委構成員任期 次期執行部の課題は出口政策  1942年(昭和17年)の戦時立法である旧日本銀行法の下で、戦後の金融政策は二つの大きな失敗を犯したと言われている。…

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「生命礼賛」の風潮への疑問

名寄市立大学教授 加藤 隆 物欲的価値のみを重視 大いなるものへの畏れなし  生きてこそなんぼという価値観、生命尊重主義、若さこそ人間の輝きというような「生命礼賛」の風潮が社会の隅々にみなぎっている。教育界はここ20年「…

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紫禁城の主としての習近平

平成国際大学教授 浅野 和生 「独裁」「人治」の国、中国 文化・思想も共産党の指導下  北京を訪問したトランプ米大統領を歓待した習近平国家主席は、11月8日、紫禁城を我が物として案内し、清朝皇帝の宮殿で夕食を振る舞った。…

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