教育
わいせつ教員、免許再取得禁じる法改正を
文部科学省は、児童生徒へのわいせつ行為で失効した教員免許の再取得を厳しくする改正法案の国会提出を見送った。 内閣法制局が法制上のバランスが取れないとの見解を示したためだ。だが、被害を受けた児童生徒は心に深い傷を残す。…
コロナ下の体調不良を簡単な運動で解消しよう
高齢者の医療、健康管理について勉強、記事にする機会が多い。コロナ下において、子供から大人まで、「ステイホーム」によって運動不足が気になるところだ。東京都健康長寿医療センターの講演会に参加して、いろいろな病気や健康維持に…
乳幼児教育支援の在り方見直しを
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「子育ての質」高める政策に 「非認知能力」「共感性」を育め 菅総理は「自助、共助、公助、そして絆」という政策理念を掲げたが、自民党が昭和54年に「研修叢書(そうしょ)」として出版した…
夫婦が節目に新たな誓い「バウリニューアル」
結婚記念日などの節目に、夫婦が互いへの感謝を伝え、新たに愛を誓う「バウリニューアル」。「新たな誓い」という意味の言葉で、日本ではまだあまり知られていないが、欧米ではポピュラーな文化として根付いている。 夫婦が互いへの感…
未来を担う子供たちに建築業の魅力を伝えたい
石川県建築士会青年委員会がオリジナル絵本を作成 石川県建築士会青年委員会では、未来を担う子供たちに、建築業の魅力を知ってもらおうとオリジナル絵本を作成した。第1弾は伝統的な「金澤町家」を舞台に、家に住み着く妖怪たちが登…
コロナ後の人口激減社会に備えて自助自立を
コロナ下、2020年の人口動態推計は例年とは異なる数値となった。予想以上に少子化が進み、出生数は前年比約2%減の推計84万人台になる見通しだ。今年の新成人は124万人で、この20年で出生数が40万人も減ったことになる。…
日本の未来の教育を創る「へき地・小規模校」
北海道教育大学が教育フォーラムを札幌市内で開催 人口減少、少子化によって学校の統廃合が進んでいる。地方においては一学年一クラスといった小中学校も多く、複式学級とならざるを得ない地域もある。その一方で、「へき地教育は教育…
コロナ禍は続くが、入試シーズンは予定通り
今回の年末年始は、新型コロナウイルス感染拡大に関連したニュースで明け暮れた(暮れ明けた?)。 大みそかには新規感染者が東京で初めて1000人を超える1337人、全国でも初の4000人超えの4520人になったという“衝…
沖縄への修学旅行が前年度比で6割も減少
沖縄県は全国的に人気がある修学旅行先だ。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は昨年12月23日、2020年度に沖縄を訪れる修学旅行は、前年度比で約6割少ない856校、16万1206人との見通しを明…
年越し前の「幸先詣」が家族の絆を強める
「密」になるのを避けるため、初詣の分散参拝が願われる中、年越し前に参拝を前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」を呼び掛けた湯島天神(東京都文京区)を、大みそかに参拝した。 「学問の神様」として知られるだけに、多くの受…
「あいさつ」で相手を「うかがう」ことが大切
年末になると、「今年もお世話になりました。来年もよろしく、お願いします」。新年を迎えると「明けましておめでとうございます。今年もよろしく、お願いします」といったあいさつが交わされる。 あいさつで大切なことは、その人の…
金沢発祥の伝統集団演技「若い力」を全国に配信
石川県金沢市では、市内の小学校で70年以上受け継がれている集団演技「若い力」をネット配信し、「コロナ禍を乗り越える元気を全国に届けよう」というプロジェクトを起こした。映像には、ご当地アイドルグループを起用し、彼女たちの…
家事・育児に関わる父親像について考える機会を
厚生労働省が先月末に公表した調査によると、子供が1人以上いる夫婦では休日に夫の家事・育児の時間が長くなるほど、第2子が生まれる割合が高くなる傾向があった(第8回21世紀成年者縦断調査)。 例えば、夫が休日に家事・育児…
地域と学校が連携して子供の成長の手助けを
北海道・旭川で 「家庭教育」 をテーマにセミナーが開かれる 「教育の原点は家庭から」と言われて久しい中、「家庭教育」をテーマに、家庭教育の重要性と支援の必要性を考えるセミナー(旭川家庭教育を支援する会主催)がこのほど、…
効果見込めない不妊治療の保険適用に異議あり
政府が不妊症カップルの支援策として、不妊治療の保険適用を決めた。これにより経済的理由で諦めていたカップルも不妊治療が可能になり、少子化対策になるというのである。ただ、不妊治療の実態を見ると、日本では妊娠・出産に至る確率…
上陸ハリケーン勢力減衰期間、50年前の2倍に
海面水温上昇と連動で、OIST研究チームの論文がネイチャー誌に掲載 沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、上陸したハリケーンの勢力が弱まるまでにかかった時間が50年前の2倍になっており、海面水温の上昇と連動して…
便りがないのは良い便り、病や死の知らせ増える
よく「便りがないのは良い便り」といわれるが、還暦の前あたりからだろうか、携帯電話に、故郷の弟から電話がかかってくると、ドキッとするようになった。母の危篤や死はもちろんのこと、同じ町に住む親族の死や病気についての連絡が圧…
地域と家庭、学校に新風 コミュニティースクール
北海道十勝管内中札内村前教育長 上松丈夫氏に聞く かなり以前から子供たちの教育は学校、地域、家庭の連携が重要だと叫ばれてきた。文部科学省は平成29年度から全国の小中学校に対して地域住民や保護者が一定の権限を持って学校運…
石絵で広がる自然遊び「WA ROCK」の輪
秋田市立新屋図書館で石に絵を描くワークショップを行う 動物やキャラクター、文字や絵を小石に描いて公園などに置き、誰かに拾ってもらう「WA ROCK」(ワロック)という自然遊びが秋田県を中心に静かな広がりを見せている。こ…
小鳥の死に「命」を思う
「きゃあ~! お父さん来て」 玄関のドアを開けた妻が悲鳴を上げた。何が起きたのかと駆け付けると、玄関ポーチでスズメほどの小鳥が死んでいた。シジュウカラのようだが、よく分からない。夜、家に衝突したのだろうか。 妻は、…
ある企業戦士の臨死体験から得た利他の喜び
地域のネットワークづくりのために4年前から月1回の地域講座を主宰している。コロナの時世、自分の人生と宗教との関わりについて考えてみるのもいいだろうと、今回は「日本仏教について学ぶ」をテーマに、初のリモート講座となった。…
テーマは“青春” 「和菓子甲子園」が10月に開催
石川県の女子高生が考案した「幸せの菓子『恋つゝみ』」に“栄冠” 今年10月に開かれた「第11回全国和菓子甲子園」(主催・全国菓子工業組合連合会青年部、東京)で、石川県白山市の県立翠星(すいせい)高校の女子生徒が考案した…
スマホ世代が親になる時、支える社会が重要に
歩きスマホや依存、トラブルに巻き込まれる可能性まで、スマートフォンに関わる問題は繰り返し叫ばれているが、対応がなかなか難しい。歩きスマホなど以前より増えているのではないかと感じるほどだ。 そう思っていると、「スマホ…