窪田 伸雄 rss

憲法9条で議員の激論自体に改正が必要と見えたプライムニュース

◆反改憲基調の民進党  憲法記念日、3日夜のBSフジ「プライムニュース」は、護憲派、改憲派各集会の報道後、ゲスト出演した下村博文自民党副幹事長、辻元清美民進党役員室長、國重徹公明党憲法調査会事務局次長、宮本徹共産党政策委…

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教育でWGIPの影響脱却を

憲法改正 ここが焦点(5) 日本大学名誉教授 小林宏晨氏(上) 今、憲法改正するとしたら焦点はどこになるか。  憲法改正の目的として四つばかりある。  一つは安全保障。普通の国家並みの安全保障を共有できるための改正だ。も…

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共産党に破防法答弁書 暴力革命闘争に頬被り

共産党に破防法答弁書 暴力革命闘争に頬被り

警官殺害など流血は史実  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」3月23日付に、「日本共産党と『破壊活動防止法』に関する質問主意書」(鈴木貴子衆院議員提出)への政府答弁書(3月22日閣議決定)に対する反論が載った。  山下芳…

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選挙モードの政党テレビ討論で争点にされる「アベノミクス」の成否

◆黒塗り印象操作続く  衆院補選が北海道5区・京都3区で告示され、政界は参院選に向け選挙モードになった。国会の駆け引きもメディア向け発言も選挙のうちだ。3月には民主党と維新の党が民進党を結党。慣れない党名にテレビの政治討…

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「赤旗」に民主系候補、統一候補担ぎ自共対決

「受け皿」消滅と見て共闘  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は「野党共闘」のオンパレードになっている。紙面にこの見出しが載らない日はない。安保法を「戦争法」と呼び廃止を求める街頭行動はじめ、最近では民主党候補を応援する野党…

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最後の「プレス民主」、新党結党を呼びかけて幕

改憲阻止・反安保法のため  民主党の機関紙「プレス民主」を見るのも今月が最後である。3月4日号1面見出し「民主・維新合流を合意/安倍政権の暴走を止め、政権交代可能な政治を実現する」、3月18日号1面見出し「新党に向け党内…

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参院選決起で「自由民主」、「理念なき民共合作」を批判

参院選決起で「自由民主」、「理念なき民共合作」を批判

野党統一候補の政策を問う  自民党の機関紙「自由民主」3月22日号は党大会特集号だった。「参院選必勝に向け総決起/『先頭に立って選挙戦を勝ち抜く』/安倍総裁力強く決意表明」の見出しの通り参院選に向けた決起であり、「安倍総…

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社会党“終焉”を扱った「ニッポンの過去問」で見える万年野党の原因

◆20年で民主も新党へ  安保法制廃止を叫び、共産党とも手を組む昨年来の民主党はかつての社会党に似てきた、と考えられるところ「日本社会党“終焉”」というタイトルの番組が目にとまった。11日深夜のTBS「上田晋也のニッポン…

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民主党の争点設定、1人区で反安保法共闘

格差解消の共生社会提唱  民主党の機関紙「プレス民主」2月5日号は党大会を扱った。夏の参院選に向けた決起大会でもあり、民主党が打ち出す選挙争点がうかがえる。同紙1面「民主党2016年度定期大会」「党のためではなく日本のた…

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自民「総活躍」を公約化、人口減少で「人」に着目

子育てなど民主と競合も  安倍晋三首相の施政方針演説に「参院選の争点つぶし」の声がでるほど政界は選挙モードに入っている。自民党の選挙公約も詰められようが、既に安倍政権はアベノミクス第2弾で「一億総活躍社会」を打ち出し、輪…

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民主に苛立つ共産党、安保廃止「法案と選挙は別」

日経「候補取り下げ」に抗議  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」13日付2面に「『日経新聞』に抗議、訂正要請/共産党広報部」、「日経報道は『事実無根』/野党共闘 小池政策委員長が会見」(見出し)の記事が載った。12日付日…

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危険、ナチス、独裁…とアジ演説的な「サンモニ」の緊急事態条項批判

◆正装神妙なSMAP  「わたしSMAP世代なんですよ~」。子供が同じ高校に通っていた、あるお母さんの“自己紹介”を思い出した。冷やかしたかどうかは覚えていないが、市井の大人まで自分の世代を言い表す代名詞にもしているグル…

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民主党の「勝負の年」、新党「これが最後」が前提

衆参同日選想定し公約作り  2016年新春の民主党機関紙(「プレス民主」1月1日号と15日号)から、同党と①選挙②野党勢力結集③連合との関係―についてみてみたい。トップは1日号が「勝負の年の抱負語る」(見出し)との岡田克…

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「経済」で臨む自公、“敵”は海外、株安・TPP

逃げられない「憲法・安保」  通常国会の論戦では安倍晋三首相が憲法改正について前向きな答弁をしている。また、安保法制に反対する野党は繰り返し争点化を試みようとしている。参院選に向けて世論上の注目を集めるテーマだが、与党の…

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「政局」下の共産党、新春に霞む「国民連合政府」

その後「赤旗」で強調せず  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版1月3日号の新春対談は、案の定「国民連合政府」の宣伝だった。志位和夫委員長と社民党の月刊機関誌「社会民主」にも連載を持つ元朝日新聞コラムニストの早野透氏…

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国は「屋内全面禁煙化」に責任を

五輪に向けた禁煙の取り組み 日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(下)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)批准国で、締約国は公共の場での受動喫煙防止対策を促進することに…

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五輪に向けた禁煙の取り組み 受動喫煙防止の義務化を

日本医師会常任理事 羽鳥 裕氏に聞く(上)  日本は、FCTC(タバコ規制枠組み条約2004年署名、批准。05年2月27日から発効)の批准国で、締約国は、公共の場での受動喫煙防止対策を促進することになっている。また、国際…

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テロが民主主義を揺るがす試練と感じさせたNHK「解スタ」第1部 

◆多様社会に疑心暗鬼  年が明けた。歳末からテレビでは1年の主要ニュースから新たな年を占う特番が放送された。このうちNHKが12月26日深夜から27日早朝にわたり4時間余り放送した「解説スタジアムスペシャル 朝まで生討論…

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共産党のパラドックス

左翼隠し目立つ「赤旗」/票は伸びたが党勢伸びず  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に9日から「『しんぶん赤旗』小話」という連載が載った。党員に部数拡大を働き掛ける意図だが、同紙自身を語る「小話」で何を“売り”にしている…

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公明党の軽減税率、選挙公約の面目が立つ

隔たり超えた安保・税制  自民・公明の与党政策責任者会議が16日に開かれ、2016年度税制改正大綱を決定した。焦点は公明党が昨年の衆院選で公約した「軽減税率」。公明党の機関紙「公明新聞」をネット版で追うと、「軽減税率」の…

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自民党の立党60年 「歴史・未来本部」で議論へ

「党の使命」に沿い理念作業  自民党の機関紙「自由民主」(12・8)は11月29日に行われた「立党60年記念式典」の紙面だが、7面に「歴史を学び未来を考える本部」設置――の記事が載っている。「立党の精神に立ち返り、未来を…

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日本の不動産「爆買い」の中国富裕層を扱い社会の明暗示したクロ現

◆永住権が目的と指摘  今年の流行語大賞になった「爆買い」。受賞したのは免税店社長だが、中国人観光客が大挙してデパートや量販店、飲食街や観光スポットで買い物をする風景はケタ違いの豪快さだった。  世相を手っ取り早く映すテ…

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自民の120万党員運動 党勢挽回途上の政権3年

「自由民主」に組織本部長  自民党機関紙「自由民主」(11・30)は山口泰明党組織運動本部長へのインタビューを1面に載せた。「1億総活躍社会」を新たに掲げる安倍政権を支える「党の組織基盤をさらに強化していく必要がある」(…

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