森田 清策 rss

元米兵の「トランス女子」、格闘技参戦で物議

《 記 者 の 視 点 》  今夏行われた東京五輪で、トランスジェンダー女子(トランス女子)選手が初めて出場し話題となった。女子重量挙げ87キロ超級、ニュージーランド代表のローレル・ハバード選手(43)。男性として生まれ…

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自民総裁選 焦点政策を検証 選択的夫婦別姓・同性婚

伝統的家族守る高市氏 「賛成」の河野・野田両氏

自民総裁選 焦点政策を検証(4) 【選択的夫婦別姓・同性婚】  家族政策など価値観が問われるイシューで、自民党のリベラル化が進み、保守政党としてのアイデンティティー喪失が進んでいることを顕在化させる総裁選になっている。 …

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東京五輪の評価、左翼理論に染まる「多様性」

左派の反対論を痛烈に批判、朝日は「二重基準」と安倍氏  東京五輪が閉幕した後の編集だったこともあり、論壇誌10月号は東京五輪を総評する論考が目立つ。コロナ禍という非常時に開催された東京五輪から、今後のあるべき姿を模索する…

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SNS精子提供による出産を「多様な生き方」と正当化した「クロ現」

◆ネットで提供者探し  自民党の総裁選候補者の一人、党幹事長代行の野田聖子(61)は米国ネバダ州まで飛んで卵子提供を受けて障害を持つ子供を出産したことは自身の著書でも書いている。その野田が立候補に際し、「自民党の多様性」…

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コロナ収束への課題 若者のワクチン接種がカギ

 ワクチン接種が進み、その効果が数値にはっきり表れる中、接種促進が新型コロナ収束のカギの一つとなっている。ここで具体的な数字を出すまでもなく、接種した層では、感染率も重症化率も、接種しない層より明らかに低くなっている。 …

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東京五輪後の日本、経済成長主義に未来はない

「文化」を柱にした都市づくりを  東京五輪が終わったことで、論壇誌の9月号には、五輪後の日本のあるべき姿を模索する論考が多く見られる。その中で、総力特集「五輪後の本題」を組んだのは「Voice」。イスラエル・エルサレムの…

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ネットに飛び交うワクチン・デマと「フィルターバブル」を解説したNHK

◆接種で不安感薄らぐ  感染力の強いデルタ株に置き換わったことで、新型コロナとの闘いは新たなフェーズに入っている。PCR検査の陽性者数は記録更新の毎日だ。しかし、筆者の不安感は最近、かなり薄らいでいる。ワクチンの2回目接…

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公益財団法人 日本オリンピック委員会Webサイトより

杉山文野氏のJOC理事への就任に疑問

《 記 者 の 視 点 》 倫理問題あり、体は女性で心は男性のトランスジェンダー  東京五輪の開幕を1カ月後に控えた今年6月25日、体は女性で、心は男性のトランスジェンダーである杉山文野氏(40)が日本オリンピック委員会…

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左傾化する自民党、稲田氏は保守から転向か

家族解体イデオロギーに加担  選択的夫婦別姓、LGBT(性的少数者)支援など家族をめぐる政策課題で、自民党の混乱が露見している。これらは元来、個人の権利を重視する左派のカードだが、同党はリベラル派を中心とした推進派が勢い…

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きょうだいで金メダルを獲得した柔道男子66キロ級の阿部一二三(左)と女子52キロ級の阿部詩=25日、日本武道館

五輪でも女性と性的少数者を“差別の被害者”に仕立てる「アエラ」

◆史上最多の女子選手  熱戦が繰り広げられている東京五輪への女子選手の参加数は男子と同数とまではいかないが史上最多で、割合は約49%に達する。卓球の混合ダブルスや柔道の混合団体のように、男女で共に戦う種目も増えている。 …

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「ジェンダーの視点」の歪み

《 記 者 の 視 点 》 結婚による女性の幸せ軽視  メディアに「ジェンダー平等」という言葉が頻繁に登場する昨今だが、ジェンダーとは「社会的・文化的につくられる性別」と解説され、その不平等や偏見が女性に関わるさまざまな…

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競技平等めぐる女性とトランス女子との対立無視した「ネタドリ!」

◆世界的論議呼ぶ問題  東京五輪を控え、首都圏で放送されているNHKの「首都圏情報 ネタドリ!」は6月18日放送分(19日再放送)で、「オリンピック憲章とLGBT」をテーマにした。2014年に改訂された五輪憲章は、差別禁…

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中央公論

米国の「キャンセル・カルチャー」が日本に上陸

批判理論が不寛容を煽る、自ら「性的少数者」と見なす若者  米国で今、個人や組織の問題行動や発言を取り上げて、解雇や企業の製品をボイコットするばかりか、社会的な“抹殺”もためらわない不寛容の風潮が強まっている。  この動き…

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Change.orgサイトトップページ(サイトより引用)

ネット署名の信憑性 架空住所もカウントされる

《 記 者 の 視 点 》  ウェブサイト「Change.org」(チェンジ・ドット・オーグ)を使った署名活動がブームだ。直近では、自民党のLGBT(性的少数者)理解増進法案の今国会提出見送りを受けて、LGBT活動家らが…

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「自己決定」の弊害を露呈させたNHK「ネタドリ!」の性教育特集

◆性倫理欠如に触れず  昭和30年代生まれの筆者が中高生時代、「生徒は性行為をしてはいけない」と、教師が指導するようなことはなかった。その性倫理は常識として生徒たちに共有されていたので、学校で生徒の性行為が問題になるよう…

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「夫婦別姓」の反対理由 「選択」で家族に軋轢

優先されるべきは「子の利益」という視点  今年は衆議院選挙が行われる。毎度のことではあるが、選挙が近づくと、政治家から「人気取り」とも言える発言がしばしば聞かれるし、そうした政策提言なども行われる。  例えば最近、自民党…

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国立公文書館、憲法制定70周年を記念し特別展

現行憲法の欠陥、24条は「家族解体」を進める

《 記 者 の 視 点 》  今年の「憲法記念日」(5月3日)は、尖閣諸島周辺への中国公船による領海侵入が頻発するなど、中国共産党が覇権主義的行動を強め、また新型コロナウイルスの第4波の中で迎えた。  この日、大手新聞各…

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寺子屋が偏知に楔

激動の時代の学び 日本BE研究所所長 行徳 哲男氏に聞く  日本の戦後教育は「知育偏重」だとよく言われてきた。それが教育の質低下につながっているとの指摘もある。コロナ禍におけるリモート授業はその傾向に拍車を掛けるのではな…

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尖閣防衛の覚悟 自由社会の運命を左右

自分で守るべき自国の領土  中国公船が領海侵犯を繰り返す尖閣諸島情勢、中国が圧力を強めて緊迫する台湾海峡、新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒と香港における民主派弾圧など、中国共産党の脅威についてのニュースが毎日のように伝…

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教科書による“家族破壊” 20年続く性差否定思想

《 記 者 の 視 点 》  祖父母と両親、そして4人の兄弟合わせて8人家族の中で育った筆者が青春時代を過ごした東北の農村では、いわゆる「拡大家族」が当たり前だった。そんな筆者が2002年、文部科学省の委嘱事業として作製…

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同性婚否定「違憲」判決で結婚の目的から評価を分けた産経と朝日

◆裁判官の私見が影響  「私見の入らない論拠によって同性婚への賛同を論証するのは不可能だ。論証するためには、結婚の目的、あるいは目標や意義についてのなんらかの構想に頼らなければならない」  こう述べたのは、コミュニタリア…

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社会を覆う不寛容 SNSで世論煽る知識人

「別姓」反対=悪の独善思考  自民党の「選択的夫婦別氏(姓)制度を早期に実現する議員連盟」が25日、設立総会を開いた。一方、来月1日には反対派議員が旧姓の通称使用拡大を促進する議員連盟を発足させる。翌日には、党のワーキン…

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「同性婚」が問うもの

《 記 者 の 視 点 》 婚姻は生殖か「ふれあい」か  「同性婚」を認めない婚姻制度の違憲性を初めて問う訴訟の判決が17日、札幌地裁で下される。多くの先進国が同性婚を認める趨勢(すうせい)にあって、日本は今後も一夫一婦…

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