森田 清策 rss

夫婦別姓論議の盲点 子の姓より親の権利

推進論煽るメディアの欺瞞  このところ、婚姻制度をめぐる議論が活発だが、その特徴の一つは、結婚する当事者のみの視点に偏ってしまっていることだ。婚姻制度を考える場合、当事者の幸福はもちろん大切だが、生まれてくる子供の幸福を…

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正月から子育てするレズ・カップル紹介するNHK「あさイチ」特集

◆「同性婚」容認に誘導  東京都渋谷区で昨年、「パートナーシップ条例」が施行したことで、いわゆる「LGBT」(性的少数者)という言葉がメディアに頻繁に登場するようになった。その影響で、レズ(L)、ゲイ(G)、バイセクシャ…

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テレビ報道の偏向是正、視聴者の声がカギ

新聞との相互批判できず  月刊誌の最新号に、テレビ報道に関する二つの論考が載っている。一つは右派の「WiLL」2016年2月号の「テレビは新聞社のプロパガンダ機関か」で、寄稿者は最近、保守系論壇での執筆活動が目立つ米カリ…

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夫婦同姓「合憲」にもめげす“別姓誘導”続ける民放の偏向度

◆別姓論者を選ぶ番組  最高裁が「夫婦同姓」は合憲との判断を示した。その判決が出る前、夫婦同姓は時代遅れで女性差別だとの論陣を張ったメディアが多く、安保法制の時のような偏向報道にうんざりさせられた。そこで、合憲判断が出た…

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「同性婚」の問題点 子供の福祉抜き去る

婚姻制度崩れて国滅びる  今年6月末、米国の連邦最高裁判所が「同性婚」を全米で合法化する判断を下した。国内では4月、東京都渋谷区が同性カップルに「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行することを盛り込んだ、いわゆる「パ…

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日曜朝から子供には見せられぬLGBT特集流す感性劣化のNHK

◆まるでキャンペーン  最近NHKで、いわゆる「LGBT」(性的少数者)や「同性婚」に関する番組や特集が頻繁に組まれている。BS1「世界のドキュメンタリー」(「『提案8号』への挑戦~アメリカ同性婚を巡る闘い~」=11日)…

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日本ラグビーの課題 鍵は新たなヒーローと新監督の手腕

W杯での番狂わせでブームに  空前のラグビー人気である。ろくにルールも知らないおばさままでもが「五郎丸、素敵ね」と、顔を上気させている。子供たちは腰をかがめ、顔の前で手を合わせて指を立て遊んでいる。もちろん、日本代表の五…

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東京五輪成功の鍵 スポーツを身近なものに

みんなで見る機会を増やす  これまで日本で、ラグビーへの関心がいま一つ高まらなかった要因は、ルールが複雑で分かりにくいと感じている人が多いからだろう。しかし、筆者の経験からすれば、見続ければルールは自然に理解できるように…

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「同性婚」反対国の理由を政治に矮小化したBS―TBS「LIFE」

◆目的や意義に触れず  今年4月に「パートナーシップ条例」を施行した東京都渋谷区は、この条例に基づいて、同性カップルに「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行するための申請の受け付けを近く開始する。「性的少数者」の人権…

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健康で長生きの秘訣 幸福なつながりを持つ

食生活や運動以上の健康要因  「敬老の日」(21日)を前に、総務省が発表したところによると、わが国では80歳以上が1000万人を超えた。男女とも平均寿命が80歳を超えている。長寿はめでたいことではあるが、同時に少子化も進…

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民主党の支持率低迷 「出自バラバラ」党の限界

反安倍・自民以外の目的不在  安全保障関連法が成立した直後の19、20の両日、新聞各社は世論調査を行った。安保法に対する賛成、反対ではいずれの調査も反対が上回り、安倍内閣への支持率も不支持が多かった。ここまでは想定内だが…

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結婚には神聖な価値がある

対談・結婚には神聖な価値がある 渋谷“同性カップル条例”を考える(上) 麗澤大学教授 八木秀次氏/東京都議会議員 古賀俊昭氏  「同性婚」を合法化する国が増える中、東京都渋谷区の「パートナーシップ条例」が4月に施行した。…

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人工授精で生まれる子供の苦悩無視したアエラのLGBT家族特集

◆同性婚の問題点無視  かつてNHKテレビの情報番組「週刊ニュース深読み」(土曜日放送)が“同性婚礼讃特集”と言われても仕方がない内容を放送した時、視聴者から「同性婚を認めないことによる問題点は分かったけれど、認めること…

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米国リベラリズムの過激化 同性婚合法化で不寛容に

自由の規制に危機感強める保守派/オバマ政権は「まるで共産主義」  月刊誌「正論」9月号で、福井県立大学教授の島田洋一が新連載「アメリカの深層」をスタートさせた。日米のメディアには、リベラル左派偏向が根深くあるため、米国の…

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児童虐待に社会全体の危機感が薄いと強調すべきプライムニュース

◆警察出動する米社会  わが国で児童虐待防止法が制定されてから、今年でちょうど15年になる。筆者が特派員として米国に赴任したのはそれより前の1990年代だが、すでに児童虐待が深刻化しており、在米の日本人の間に、モンゴロイ…

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人権教育によるいじめ防止

「ユース・フォー・ヒューマンライツ」 生地真矢子さんに聞く 理解により自分との「違い」を克服  いじめを苦にした子供の自殺が後を絶たない。校内暴力も小中学校で増えており、子供の人権意識や他者への共感を育むことが学校教育の…

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