編集局 rss

海底メタン、まずは生産技術の確立を

 次世代エネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」が4年ぶりに愛知・三重両県沖で産出された。  商業化への課題は多いが、まずは生産技術を着実に確立する必要がある。 日本近海に多量に埋蔵  メタンハイドレートは、…

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国産テロリストが大きな脅威に Homegrown terrorists seen as bigger threat than foreign returnees

 過激化したホームグロウン(国産)テロリストの脅威は、テロを実行するために米国に来た米国人テロリストを上回っている。米政府のテロ対策幹部が3日、明らかにした。  国家テロ対策センターのニック・ラスムセン所長は、ホームグロ…

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銭湯の壁面に描かれた富士山や海辺の松原…

 銭湯の壁面に描かれた富士山や海辺の松原などは、ペンキ絵と呼ばれ、芸術性の低い絵の代名詞のように言われてきた。しかし外国人などには、魅力的に映るようだ。  日本銭湯文化協会公認の「銭湯大使」ステファニー・コロインさんが小…

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銭湯の魅力、フランス人が再発見

手軽に毎日リフレッシュ 一般社団法人・日本銭湯文化協会公認 銭湯大使ステファニー・コロインさんに聞く  2020年東京五輪・パラリンピックに向けて日本の伝統文化を発信する動きが活発化している。しかし、伝統工芸産業は後継者…

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トイレ休憩の代償

地球だより  フィリピンでタクシー強盗といえば、乗客が襲われるケースを指すことが多いが、逆に運転手が被害者となるケースも当然ある。  このほどマニラ首都圏で、運転手がタクシー車両を盗まれる事件があった。窃盗の手口は簡単で…

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コリア・パッシングとサード配備の必要性

韓国紙セゲイルボ  かつてなく北核問題が緊迫し、米国、中国、日本が国際的議論を主導する中で、韓国を排除したいわゆる“コリア・パッシング”が憂慮される。  大韓民国の安保は相変わらず韓米同盟によって維持されている。米国が提…

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こどもの日 子供の幸せは家庭強化から

 <できることたくさんあるよきみのてに>  「こどもの日」から始まる児童福祉週間の今年の標語である。優しく見守る父母や家族の中で、自分たちの可能性や夢を感じ取る子供の、しっかりした姿が思われる。香川県の8歳児の作品だ。 …

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東日本大震災について「東北で良かった」と…

 東日本大震災について「東北で良かった」と発言した今村雅弘前復興相。被災者の神経を逆なでする言葉であり、野党はもちろん、政府・与党からも非難の声が上がった。復興相を辞任したのは当然だ。  今村氏は、福島第1原発事故で故郷…

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サウナでビジネス?

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  電話の録音が常識になった。特別なことがなくても万一のことに備えて通話内容を録音する人たちが少なくない。スマホの録音ボタンを押さなくても自動的に録音してくれるソフトもある。大韓民国が…

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信頼失うイスラム指導者

地球だより  あるエジプト人女性が離婚を決断、その手続きを開始した。モスクのシェイク(イスラム指導者)を、夫婦おのおの最低1人の証人を伴って訪れ、離婚の確認を行うのだ。女性は多忙な兄を説得して出席してもらい、夫は会社の上…

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安保不感症が重症な大韓民国

韓国紙セゲイルボ 朝鮮の前轍踏まぬ保証なし  国家危機の前で三つの国が思い出される。新羅と朝鮮(李朝)、そして大韓民国だ。これらの中で、最も堅固な国は国土と人口で最も小さかった新羅だった。三国統一の大業はそのような堅固な…

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エジプトで日本式教育導入へ

 エジプトに日本式教育が導入されようとしている。導入を目指しているのは「特別活動(略して特活)」で、既に12校がパイロット校として指定され、実施されている。文化のかなり違うエジプトに日本式教育が根付くかどうかは未知数だが…

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国民守るため9条改正を

「新しい憲法をつくる国民大会」  憲法記念日の3日、新しい憲法をつくる国民会議(=自主憲法制定国民会議、清原淳平会長)が都内で第48回「新しい憲法をつくる国民大会」を開催した。清原会長は挨拶で、「憲法をはじめ法は、施行し…

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米艦防護、新段階の同盟誇示の意義大

 安全保障関連法に基づき、海上自衛隊が平時に米軍艦船などを守る新任務「武器等防護」を初めて実施した。護衛艦「いずも」「さざなみ」が米海軍の補給艦を防護した。  自衛隊が米軍を守る新任務に就いたことは、日米同盟が新たな段階…

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憲法施行70周年 首相「20年を新憲法施行の年に」

改憲推進派集会で表明  現行憲法施行70周年を迎えた3日、憲法改正推進派と護憲派がそれぞれ集会を開催した。その中で、推進派の民間団体が都内で開催したフォーラムに安倍晋三首相が自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、改憲に…

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昨年亡くなった登山家・田部井淳子さんが…

 昨年亡くなった登山家・田部井淳子さんが福島県奥会津の山々に親しむようになったのは、エベレスト登頂後のことで、会津駒ケ岳に登ったのが1987年。地元の山好きたちに誘われたからだ。  深い山々の連なりや池塘(ちとう)に感動…

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バス爆破犯が直後にステーキ注文

地球だより  独西部ドルトムントで4月11日、欧州選手権チャンピオン・リーグ準々決勝、ドルトムント対モナコ戦が行われる予定だった。「ボルシア・ドルトムント(BVB)」の選手たちを乗せたバスが宿泊ホテルを出て試合場に向かっ…

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新時代の国の理想描け

施行から70年 憲法改正を問う(6) 構想、哲学、信念を明確に  「憲法は国の未来、理想の姿を語るものだ。今を生きる私たちには、時代の節目にあって、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という日本国憲法の基本原則の普遍的価…

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憲法施行70年、9条の解釈でなく条文改正を

 日本国憲法が施行されて70年の節目を迎えた。人生で言えば古希の長寿を祝う年であり、70歳以下の国民大多数は現憲法の日本で生まれ育ち、学び、働き、結婚し、家族を養ってきた。こうした人生の営みは、第3章「国民の権利及び義務…

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ウラン依存症のイラン Addicted to uranium

 ジェントルマン(紳士)らが競争するとき、彼らはゲームのルールを尊び、レフェリーの判定を受け入れる。しかし、イラン・イスラム共和国の支配者らをジェントルマンと取り違える者はいないだろう。そして、核兵器を追求する際の彼らの…

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ブラジルのサンパウロに「ジャパン・ハウス」…

 ブラジルのサンパウロに「ジャパン・ハウス」が開館した。日本の魅力を総合的に発信する拠点となる。  海外での日本文化紹介施設としては、ブラジルを含む各国に外務省所管の国際交流基金が運営する日本文化センターがある。ジャパン…

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国論二分の様相、7日に仏大統領選決選投票

 フランスの大統領選挙は5月7日に第2回投票が行われる。第1回投票に勝ち残ったルペン、マクロン両候補の国家観は極端に異なり、国を二分する選挙戦が繰り広げられている。欧州連合(EU)への不信感や移民への嫌悪、極端な競争社会…

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緊急時の首相の権限明記を

施行から70年 憲法改正を問う(5)  9条と同様に有事への備えがなされていないという点で、現憲法の欠陥とも言えるのが緊急事態条項の不備だ。  憲法に大規模災害や戦争などの緊急事態に備えるための危機管理規定を持たないこと…

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