編集局 rss

白紙の本がベストセラーに

地球だより  米国で「民主党に投票する理由」という本が話題になっている。タイトルだけ見ると米民主党を支持する内容に思えるが、実はその逆。見出し以外は白紙で、「民主党には支持できる政策がない」という強烈な皮肉になっているの…

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TPPは「回復不可」と最終判断していいのか

韓国紙セゲイルボ  大統領選挙に突入した中で、安保論争がブラックホールのように韓半島イシューを吸い込んでいる。「先制打撃」「戦争危機」はいつのまにか日常表現になった。  その一方で通商イシューも目が離せない。特に環太平洋…

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政権の命運懸ける国民投票 中谷 元氏

施行から70年 憲法改正を問う(3) 衆院憲法審査会与党筆頭幹事 中谷 元氏 安倍晋三首相が3月5日の自民党大会で、憲法施行70年の節目に自民党から憲法改正を発議できるように、議論に入らなければいけないと前向きな話をした…

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THAAD配備、韓国次期大統領も支持せよ

 米韓両軍は韓国南部・星州(慶尚北道)への配備が決まっていた北朝鮮弾道ミサイル迎撃用の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」システムの一部装備を搬入した。韓国はまだ北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対処するための十分な迎撃能力を…

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「作家の大江健三郎氏の自宅には核シェルター…

 「作家の大江健三郎氏の自宅には核シェルターがある」との噂(うわさ)が流れたことがあった。真偽は今もって不明だが、それなりにリアリティーがあった。冷戦当時の話だ。  大江氏は反米主義者だ。だから、核シェルターを取り付けた…

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大統領候補の家事論争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  大統領選挙の中で炊事、皿洗いという“些細(ささい)な”家事分担の論争が関心を集めている。北朝鮮の核問題、サード(高高度防衛ミサイル)、雇用創出のような大きな議論ではないが、女性たち…

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トランプ現象の波紋、米で少数派差別が急増

勢いづく白人至上主義者や憎悪集団  米国ではトランプ大統領が選挙期間中に連発した暴言の影響で、人種や宗教の少数派への差別が増加している。トランプ氏は少数派差別の拡大を望んでいないが、白人重視、移民やマイノリティー蔑視とい…

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“韓半島危機”を回避する方法は?

韓国紙セゲイルボ 韓米同盟軸に独自のビジョンを  “韓半島危機説”をめぐるさまざまな状況をもう一度冷静に整理してみるべきだ。ひとまず幾つかの質問が想起される。  韓半島はいま本当に危機なのか。前例がない米国の決然とした態…

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教育無償の後ろ盾に改憲必要 馬場伸幸氏

施行から70年 憲法改正を問う(2) 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 日本維新の会は憲法改正で「教育の無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所の設置」の3項目を提案しているが、安倍晋三首相も、教育の無償化に前向きな姿勢を示し…

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「北部地方」がないワケ

地球だより  筆者が初めて韓国に赴任した十数年前、テレビで天気予報のキャスターたちがソウルを「中部地方」と称していたことに違和感を抱いたのを覚えている。全国土から見たらソウルは北西端に近く、どう見ても「北部」あるいは「北…

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両陛下、理研の記念式典に御出席

 天皇、皇后両陛下は26日午後、東京都千代田区の東京国際フォーラムで行われた理化学研究所創立100周年の記念式典に出席された。  理研は1917年3月、皇室からの寄付金や政府の補助金などを基に財団法人として設立された。両…

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区割り審勧告、速やかな法案成立で衆院選を

 政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)が安倍晋三首相に「0増6減」となる衆院小選挙区の区割り改定案を勧告した。これを受け、安倍内閣は来月にも改定のための法案を閣議決定し、通常国会会期末の6月18日までに成立を図る方…

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中国人の水墨画家・傅益瑤さんは1980年に…

 中国人の水墨画家・傅益瑤(ふえきよう)さんは1980年に来日し、東京藝術大学大学院で平山郁夫に師事した。作品は延暦寺国宝殿に収められた「仏教東漸図」をはじめ多数あるが、一貫して描いてきたのは日本各地の祭り。  画集『日…

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憲法改正を問う 「現実的」提案で議論深化を 細野豪志氏

施行から70年 憲法改正を問う(1) 民進党前代表代行 細野豪志氏  5月3日に憲法は施行70年を迎える。敗戦後に新しい日本の基礎となった憲法だが、この間、内外の環境は大きく変化し多くの不都合が生まれている。政治はこの現…

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日米共同訓練、北の挑発行為を抑止せよ

 6回目の核実験や弾道ミサイル発射強行の可能性が取りざたされる北朝鮮に対し、日米などの動きが活発化している。  日米両政府は、フィリピン海で実施した海上自衛隊の護衛艦と米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」との共同訓練を…

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米軍はモズクの「よき理解者」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県は毎年4月の第3日曜日を「モズクの日」に定めている。2002年、県議会で承認されて、はや15年がたつ。制定目的は次の通りだ。  「モズクのほとんどは沖縄県で生産されており、沖…

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トルコの東西の懸け橋の夢危機に Cooking Turkey’s goose

 トルコは長年、曲がりなりにも民主主義ぎりぎりの路線をガタガタ運転で揺れながら歩んで来ている。今週、政治改革の是非を問う国民投票の僅差による承認を得て、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、国は「ギアチェンジして、われ…

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サンゴと共生し、栄養を与える植物プランクトン…

 サンゴと共生し、栄養を与える植物プランクトンが失われる「白化現象」。地球温暖化に伴う海水温の上昇で、昨夏は奄美群島から八重山諸島の広い海域で発生した。中でも、沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる「石西礁湖」では9割超のサ…

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IS司令本部を移動か

ラッカからデリゾールに  過激派組織「イスラム国」(IS)は、司令本部を現在のシリア北部ラッカから同国のデリゾールに移動したもようだ。 アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビアが23日、米フォックスニュースか…

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パンを求めて行進

イエメンの飢え深刻  内戦が続くアラビア半島最南端のイエメンで21日、「パンを求める抗議」の行進が始まった。出発地点は首都サヌア、到着地点は紅海沿岸の港町ブダイダで、全行程は230㌔。2~3日かけて、到着地点にたどり着く…

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大統領が地方選など提案

混乱続くベネズエラ  政治混乱が続く南米ベネズエラで、マドゥロ大統領が23日、国営テレビの放送中に地方選挙の実施を呼び掛けた。大統領はまた、昨年末に実施されながらも成果を挙げることができなかった、マドゥロ政権と反大統領派…

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辺野古移設、埋め立てを着実に進めよ

 政府は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする同県名護市辺野古で、きょうにも埋め立て区域を囲む護岸工事を開始する。  埋め立て本体工事は1996年の日米両政府による普天間返還合意以来初めてとなる。長い時間がか…

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仏大統領選 マクロン、ルペン氏決選へ

社会・共和の両候補敗北  フランス大統領選の第1回投票が23日行われ、独立候補のエマニュエル・マクロン候補(39)と、右派・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)が、5月7日の第2回投票に進むことが決まった。最大…

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