編集局 

“韓半島危機”を回避する方法は?
韓国紙セゲイルボ 韓米同盟軸に独自のビジョンを “韓半島危機説”をめぐるさまざまな状況をもう一度冷静に整理してみるべきだ。ひとまず幾つかの質問が想起される。 韓半島はいま本当に危機なのか。前例がない米国の決然とした態…


教育無償の後ろ盾に改憲必要 馬場伸幸氏
施行から70年 憲法改正を問う(2) 日本維新の会幹事長 馬場伸幸氏 日本維新の会は憲法改正で「教育の無償化」「統治機構改革」「憲法裁判所の設置」の3項目を提案しているが、安倍晋三首相も、教育の無償化に前向きな姿勢を示し…

「北部地方」がないワケ
地球だより 筆者が初めて韓国に赴任した十数年前、テレビで天気予報のキャスターたちがソウルを「中部地方」と称していたことに違和感を抱いたのを覚えている。全国土から見たらソウルは北西端に近く、どう見ても「北部」あるいは「北…


両陛下、理研の記念式典に御出席
天皇、皇后両陛下は26日午後、東京都千代田区の東京国際フォーラムで行われた理化学研究所創立100周年の記念式典に出席された。 理研は1917年3月、皇室からの寄付金や政府の補助金などを基に財団法人として設立された。両…

区割り審勧告、速やかな法案成立で衆院選を
政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)が安倍晋三首相に「0増6減」となる衆院小選挙区の区割り改定案を勧告した。これを受け、安倍内閣は来月にも改定のための法案を閣議決定し、通常国会会期末の6月18日までに成立を図る方…

中国人の水墨画家・傅益瑤さんは1980年に…
中国人の水墨画家・傅益瑤(ふえきよう)さんは1980年に来日し、東京藝術大学大学院で平山郁夫に師事した。作品は延暦寺国宝殿に収められた「仏教東漸図」をはじめ多数あるが、一貫して描いてきたのは日本各地の祭り。 画集『日…


憲法改正を問う 「現実的」提案で議論深化を 細野豪志氏
施行から70年 憲法改正を問う(1) 民進党前代表代行 細野豪志氏 5月3日に憲法は施行70年を迎える。敗戦後に新しい日本の基礎となった憲法だが、この間、内外の環境は大きく変化し多くの不都合が生まれている。政治はこの現…

日米共同訓練、北の挑発行為を抑止せよ
6回目の核実験や弾道ミサイル発射強行の可能性が取りざたされる北朝鮮に対し、日米などの動きが活発化している。 日米両政府は、フィリピン海で実施した海上自衛隊の護衛艦と米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」との共同訓練を…

米軍はモズクの「よき理解者」
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県は毎年4月の第3日曜日を「モズクの日」に定めている。2002年、県議会で承認されて、はや15年がたつ。制定目的は次の通りだ。 「モズクのほとんどは沖縄県で生産されており、沖…

トルコの東西の懸け橋の夢危機に Cooking Turkey’s goose
トルコは長年、曲がりなりにも民主主義ぎりぎりの路線をガタガタ運転で揺れながら歩んで来ている。今週、政治改革の是非を問う国民投票の僅差による承認を得て、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、国は「ギアチェンジして、われ…

サンゴと共生し、栄養を与える植物プランクトン…
サンゴと共生し、栄養を与える植物プランクトンが失われる「白化現象」。地球温暖化に伴う海水温の上昇で、昨夏は奄美群島から八重山諸島の広い海域で発生した。中でも、沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる「石西礁湖」では9割超のサ…

IS司令本部を移動か
ラッカからデリゾールに 過激派組織「イスラム国」(IS)は、司令本部を現在のシリア北部ラッカから同国のデリゾールに移動したもようだ。 アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ局アルアラビアが23日、米フォックスニュースか…

パンを求めて行進
イエメンの飢え深刻 内戦が続くアラビア半島最南端のイエメンで21日、「パンを求める抗議」の行進が始まった。出発地点は首都サヌア、到着地点は紅海沿岸の港町ブダイダで、全行程は230㌔。2~3日かけて、到着地点にたどり着く…

大統領が地方選など提案
混乱続くベネズエラ 政治混乱が続く南米ベネズエラで、マドゥロ大統領が23日、国営テレビの放送中に地方選挙の実施を呼び掛けた。大統領はまた、昨年末に実施されながらも成果を挙げることができなかった、マドゥロ政権と反大統領派…

辺野古移設、埋め立てを着実に進めよ
政府は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする同県名護市辺野古で、きょうにも埋め立て区域を囲む護岸工事を開始する。 埋め立て本体工事は1996年の日米両政府による普天間返還合意以来初めてとなる。長い時間がか…


仏大統領選 マクロン、ルペン氏決選へ
社会・共和の両候補敗北 フランス大統領選の第1回投票が23日行われ、独立候補のエマニュエル・マクロン候補(39)と、右派・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)が、5月7日の第2回投票に進むことが決まった。最大…

信時潔の「海ゆかば」
神武天皇の「東征」を描いた交声曲「海道東征」は戦後、国家主義的な記憶を刺激するなどの理由で封印されてきた。70年を経て、呪縛が解かれたように復活公演が開かれるようになった。一昨年の大阪のザ・シンフォニーホールでの公演は…

医療をめぐるトラブルの中で、気流子の身辺でも…
医療をめぐるトラブルの中で、気流子の身辺でもよく薬の副作用の問題を見聞きするようになった。少しせきや熱が出たり体調を崩したりすると、前は十分な栄養と睡眠を取って自力回復を図ったもの。それが今は家庭薬や医者の処方薬に頼る…

国民保護法、万全な態勢へ見直しが必要だ
北朝鮮は弾道ミサイル発射を繰り返しているだけでなく、6回目の核実験を準備しているとされ、韓半島情勢は緊迫の度を強めている。 国民の生命を守ることに「想定外」があってはならない。ミサイル攻撃への備えは十分か。国民保護法…

寄生虫の一つで、一般の人には毛嫌いされて…
寄生虫の一つで、一般の人には毛嫌いされている線虫が、人間のがん検査で威力を発揮することが明らかになった。 線虫は体長1㍉ほどだが、犬以上の嗅覚があり、がん患者の尿に特有な物質のにおいが餌に似ているため、誘引されるとい…

「退位」最終報告、一代限りの特例法が妥当
天皇陛下の退位についての政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が、最終報告を提出した。天皇、皇后両陛下の退位後の称号・敬称をそれぞれ「上皇陛下」「上皇后陛下」とし、退位後は公的行為を全て新天皇に譲ることなど…

国防長官、爆風爆弾の使用を擁護 Mattis defends use of ‘mother’ bomb
マティス国防長官は20日、アフガニスタン東部で「イスラム国」(ISIS)に大規模爆風爆弾(MOAB)を投下する決定は、米国の敵だけでなく、同盟国にとっても、米国は国際的テロ組織に対して手加減はしないという衝撃的なメッセ…

「装束をつけて端居や風光る」(高浜虚子)…
「装束をつけて端居や風光る」(高浜虚子)。風が光るというのは物理的な現象ではない。そう見えるほど春の光が明るく感じられるということだろう。冬から解放された気持ちが込められた季語と言っていい。 稲畑汀子編『ホトトギス新…
