編集局
来春の露大統領選、クレムリンが描くシナリオか
来年3月に行われるロシア大統領選の構図が決まりつつある。プーチン大統領に対抗し立候補を表明していた野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の立候補資格停止が確定する一方で、プーチン大統領の恩師の娘、クセニア・サプチャクさんが…
東アジアでの強大国政治復活と韓国の選択
韓国紙セゲイルボ 東アジアで強大国政治が復活している。習近平の中国は中華民族の偉大な復興を意味する「中国の夢」を宣言し、安倍の日本は戦争できる「普通の国家」に向かって疾走を続け、トランプの米国は「アメリカファースト」を…
パラ選手ら招き秋の園遊会
両陛下、木村選手らと握手 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が9日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。木村敬一選手らリオデジャネイロ・パラリンピックで活躍したメダリストや、音楽プロデューサーの小室哲哉さんら約2000…
核シェルターに高まる関心
特報’17 北朝鮮による核・ミサイルの脅威が高まる中、核シェルターや放射能被害などを防ぐ商品への関心が高まるとともに、関連商品を扱う業者が増えている。「平和ボケ」していると言われてきた日本人にも、自分の身は自分で守ると…
糖尿病1000万人、生活習慣改善へ啓発強化を
糖尿病が強く疑われる成人の患者が、2016年に推計1000万人に上ったことが、厚生労働省の国民健康・栄養調査で分かった。 高齢化の影響などとみられるが、国民の生活習慣改善に向けた啓発などの取り組みを一層強化する必要が…
2014年のきょう早朝、俳優の高倉健が亡くなった…
2014年のきょう早朝、俳優の高倉健が亡くなった。事務所の発表によれば、死因は悪性リンパ腫。享年83だった。今年夏、森功著『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)が刊行された。生涯で205本の映画に出演。俳優として…
花梨の実断想
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 この間、マンション団地に強風が吹いて花梨の木になった黄色い実が一気にぽろぽろと落ちた。妻が管理室から花梨の実(モガ)を1かごもらってきた。食卓の片隅に置いていたのに、リビングルーム…
深刻な女性への暴力を告発、 ミス・ペルーのファイナリストたち
国内外で大きな反響呼ぶ ラテンアメリカは、世界でも女性に対する暴力が最も頻繁に行われている地域の一つとなっている。そうした中、ペルーでミスコンテストの出場者たちが「女性への暴力に反対する」との声を上げ、国内で大きな反響…
アマゾン誘致への期待
地球だより 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが「第2本社」をつくる計画に注目が集まっている。先月19日まで募集した候補地にはカナダやメキシコを含む238地域が名乗りを上げるなど誘致合戦は過熱。中には市の…
旧政権の積弊追及するときなのか
韓国紙セゲイルボ 壬辰倭乱の戒めを胸に刻め 過去の人物と対話できる機械ができたら誰と対話するだろうか。文在寅(ムンジェイン)大統領が壬辰倭乱(文禄の役)の時の宰相で『懲毖録』を残した柳成龍(ユソンリョン)を相手に話し合…
米韓首脳会談、対北結束が融和より重要だ
アジア歴訪中のトランプ米大統領は日本に次いで2番目の訪問国となった韓国で文在寅大統領と首脳会談を行った。両首脳は最大の議題と位置付けられた北朝鮮問題について制裁と圧力を強めていくことを確認したが、一方で文大統領は韓半島…
「企業の社会的責任(CSR)」という考え方…
「企業の社会的責任(CSR)」という考え方がある。短期的な利益追求だけを目的とするのではなく、社会の一員として責任を果たし、企業と社会双方の発展を目指して事業を継続していくべきだとするものだ。 今、社会は高齢化が進み…
「ファースト・ドッグ」の不始末
地球だより 欧米の大統領はその王宮や執務室で愛犬を飼うケースが多い。オバマ前米大統領はホワイトハウスで犬(ボーとサニー)を飼っていたが、モスクワのクレムリンの主人プーチン大統領も負けていない。最近も外国首脳から犬のプレ…
ロシア革命100年、今も「思想」が平和を脅かす
ロシア革命から7日で100年を迎えた。1917年11月7日、革命家ウラジーミル・レーニンの率いるボリシェヴィキ(後のロシア共産党)がモスクワで武装蜂起し、やがてソビエト連邦という国家を樹立した。 惨禍招いた弾圧や粛清 …
「改憲し尖閣守れ」と百田氏
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「沖縄の2紙(琉球新報と沖縄タイムス)をつぶさないといけない」の発言で知られるベストセラー作家の百田尚樹氏(61)が10月27日、沖縄県名護市で講演した。 人懐っこく歯に衣着せぬ…
女性と徴兵制 Conscripting Women for war
女性は、国家のすべての戦争で、男性と共に、そして、大変優秀な成績で、志願して米軍の兵士や下士官として服務してきている。今、国防政策作成者の前に置かれている問いは、女性が徴兵名簿に署名して、彼女らが望むと望まざるとにかか…
2泊3日にわたる日本訪問を無事終え、トランプ…
2泊3日にわたる日本訪問を無事終え、トランプ米大統領は、次の訪問国、韓国に滞在中だ。日曜日のゴルフ外交に始まり、6日のワーキングランチ、それに続く日米首脳会談など、忙しい日程をこなした両首脳だったが、今回の初訪問は大き…
両陛下、文化勲章受章者らと茶会-皇居
天皇、皇后両陛下は6日午後、今年度の文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。 東京理科大の藤嶋昭学長(75)ら受章者4人と、デザイナーのコシノジュンコさん(78)や歌舞伎俳優の中村吉右衛門さん(…
トランプ氏「大変光栄」 天皇、皇后両陛下と会見
天皇、皇后両陛下は6日午前、来日中のドナルド・トランプ米大統領夫妻と皇居・御所で会見された。両陛下がトランプ大統領夫妻と会うのは今回が初めて。 トランプ氏は午前11時すぎ、メラニア夫人とともに大統領専用車で御所に到着…
中国の鳥インフルエンザに警戒が必要
東京都医学総合研究所・芝崎太氏 「どこまで知ってる? インフルエンザ」と題した都民講座が、このほど、東京都中央区の一橋講堂で開かれた。公益財団法人の東京都医学総合研究所 分子医療プロジェクトリーダー医師・医学博士 芝崎…
「カタルーニャ」問題、新たな欧州の試練に
スペイン・カタルーニャ州の独立を問う住民投票を実施して1カ月が過ぎた。同州自治権が停止され、独立を主導した州政府幹部が逮捕される中、欧州連合(EU)は一貫して同問題を国内問題として距離を置いてきた。ブレグジットに加え、…
国政課題も考える教育を
序盤の数日を除いて雨天が続いた衆院選は最後に台風が列島を直撃するおまけまで付いて終了した。その中で唯一、晴れ間が見られた18日午前、埼玉県の本川越駅前で安倍晋三首相が応援演説を行ったが、聴衆の中に制服を着た高校生の姿が…
日米首脳会談、強固な同盟を北への圧力に
安倍晋三首相は初来日したトランプ米大統領との首脳会談を行い、緊迫する北朝鮮問題などの懸案について突っ込んだ話し合いを行った。トランプ政権のアジア太平洋地域への積極的関与を担保するとともに、その中心となる「日米同盟の揺る…