編集局
イラン・イラク地震 土砂崩れなどで救助難航
死者452人、今年最多規模に イランとイラクの国境地帯で12日に発生したマグニチュード(M)7・3の地震による死者数は少なくとも452人に上り、9月のメキシコ市でのM7・1の地震での死者数369人を上回り、今年最多の規…
めぐみさん拉致40年、全員帰国へ働き掛け続けよ
1977年11月15日、新潟市内で中学校の部活を終え、帰宅途中だった横田めぐみさん(当時13歳)が忽然と姿を消した。その後、めぐみさんは北朝鮮の工作員によって拉致され、北朝鮮に連れていかれたことが分かった。その日からき…
前途多難な農連再開発
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 農連市場などが入る施設が10月17日、那覇市樋川に完成した。農連市場は、1953年の開設以来、生鮮野菜類を中心にした「食の台所」として繁栄したが、建物の老朽化や防災設備が十分でない…
アンカラ(トルコの首都)で鳴り響く轟音 Rumbling in Ankara
ノスタルジアはいろいろな感情を強く駆り立てるものだ。新しい夢を数々見る中で現れる昔の恋人のこと、あるいは、かつての姿を記憶にとどめている帝国の名残を持つ新しい支配者のこと、そのような支配者の想像の世界では、再びそれにな…
第33回京都賞受賞者の一人で、植物生理学者…
第33回京都賞受賞者の一人で、植物生理学者のグレアム・ファーカー・オーストラリア国立大特別教授(69)が、授賞式の記者会見で地球温暖化対策について「経済と環境、社会が収斂(しゅうれん)して同じ方向に向かわないと良くなら…
米に弾劾デモ「輸出」?
地球だより 先のトランプ米大統領訪韓では「反米」「反トランプ」を叫ぶ過激デモが行われ、参加者が道路上にペットボトルなどを投擲(とうてき)したため晩餐会帰りにトランプ氏らを乗せた車列が予定コースを変更する一幕もあった。彼…
核をてこに北主導の「再統一」狙う金正恩氏
脱北者初の韓国議員 趙明哲氏 1994年に脱北し、脱北者初の韓国国会議員となった趙明哲氏は、ワシントン・タイムズ紙のインタビューで、北朝鮮は依然として韓国内で広範囲にわたってスパイ網を張り巡らせていると指摘、「ここには…
イラン・イラク国境でM7・3 死者400人超、救助難航
イランとイラクの国境地帯で12日午後9時18分(日本時間13日午前3時18分)、マグニチュード(M)7・3の強い地震があり、イラン・イラク当局によると、これまでに少なくとも400人が死亡、約7000人が負傷した。 震…
SNS対策、社会全体で被害防ぐ知恵絞れ
インターネット上の交流サイト(SNS)を通して、事件やトラブルに巻き込まれるケースが後を絶たない。神奈川県座間市で男女9人の遺体が発見された事件を受け、政府はツイッターの規制などを含む再発防止策を検討する。直ちに実施で…
政党機関紙購読、埼玉県庁でも共産系に偏り
教育委、5課が赤旗のみ 県作成文書で明らかに 地方自治体の庁舎内で公費購入されている政党機関紙のうち、「しんぶん赤旗」など日本共産党系機関紙の占める割合が極端に大きい事例が相次いで報告されている。兵庫、岡山、富山の各県…
ここまで知れば大丈夫 インフルとパンデミック
有隣病院院長・工藤宏一郎氏 臨床医の立場から知識伝授 このほど、東京都中央区の一橋講堂で開かれた都民講座で「ここまで知れば大丈夫 インフルエンザとパンデミック」と題して有隣病院院長の工藤宏一郎氏は臨床医の立場からインフ…
「母親であることを喜べるように」
トランプ米大統領に先立って来日した長女のイバンカ大統領補佐官が、都内で開催された国際女性会議で基調講演を行った(本紙今月4日付)。会議は政府の女性活躍推進政策の一環として開催されたものだが、イバンカさんは女性の起業や経…
海のもの山のものと鍋ものに熱燗(あつかん)…
海のもの山のものと鍋ものに熱燗(あつかん)がうれしい季節である。酒を称(たた)えた言葉に<酒は百薬の長>ということわざがある。だが、吉田兼好は「百薬の長とはいへど、よろづの病はさけよりこそ」(徒然草)と戒めている。 …
ブラジルの大手アパレルに奴隷労働の疑い
ブラジル・サンパウロ州の公共労働検察局は、10日までにブラジル大手のアパレル会社M5 Textilに対して、「奴隷労働」に相当する基準で下請け企業の従業員らを働かせていた疑いがあるとして、最高10年間の販売権停止(サン…
「盛り塩の冬めく三和土濡れてをり」(下田実花…
「盛り塩の冬めく三和土濡れてをり」(下田実花)。「盛り塩」は、玄関先などで両側に三角錐(すい)や円錐形に盛った塩のことを言う。縁起担ぎや厄除(よ)けなどの風習からきている。時々、商店の入り口でも見掛けることがある。 …
玉木希望代表、政策優先の執行部人事を
希望の党は国会議員団を率いる初代の共同代表に玉木雄一郎衆院議員を選出した。共同代表の小池百合子氏と良好な関係を維持しつつ、対戦した大串博志氏をどう処遇し挙党態勢を構築していくかが当面の最大の課題だ。政策マンとしての玉木…
皇太子殿下御夫妻、国際賞のつどいに
皇太子殿下御夫妻は10日午後、東京・渋谷の国連大学を訪れ、「コスモス国際賞25周年記念のつどい・シンポジウム」に出席された。 同賞は1990年開催の「国際花と緑の博覧会」を記念して創設され、自然と人間の共生に関わる研…
強かな韓国の対中対米観 半島の戦略的価値を認識
米中間の「バランサー」を自負 韓国は民主主義、資本主義経済という共通の価値観で米国、日本と同盟、協力関係を持つ国だが、しばしば、その対極にある一党独裁、共産主義の中国の引力圏に入って行こうとして、両陣営の間で“コウモリ…
米中首脳会談、北の核放棄が対話の前提だ
アジア歴訪中のトランプ米大統領は、8日から10日まで中国に滞在し、習近平国家主席による異例の接遇を受けながら9日に米中首脳会談が行われた。北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる外交は、圧力の強化を主張するトランプ氏と対話を唱…
テキサス銃乱射事件をめぐる空軍の失態が銃規制論議に再び火を付ける Air Force blunder on Texas shooting reignites gun-control debate
米空軍はデビン・パトリック・ケリー容疑者の犯罪歴をFBIの身元調査システムに提出するのを怠るという失態を犯したことを認め、6日に調査を開始したが、これは銃規制論議の両陣営に攻撃材料を与える結果となっている。 テキサス…
神奈川県・座間市のアパートで男女9人の遺体…
神奈川県・座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された事件の被害者の身元が特定された。男性1人を含み、みな十代後半から二十代の若い人たちである。写真を見ると改めて、人生これからという被害者たちの命を奪った容疑者への憤り…
アメリカ玩具にだめ出し
地球だより 海外旅行から帰国した友人が、子供に土産にとハンドスピナー「フィジェットトイ」と呼ばれる玩具を買ってきた。今年アメリカからブームが始まった、ストレス解消グッズで中心にボールベアリングを装着、いったんはじくと数…
一帯一路は中国覇権への道
世日クラブ講演要旨 習近平新体制と東アジア危機 東京福祉大学国際交流センター長 遠藤 誉氏 中国問題に詳しい遠藤誉氏(東京福祉大学国際交流センター長)は10月25日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近…