編集局 
学生スポーツの指導者
年末年始は高校や大学スポーツの大会が多い。 中でも毎年注目を集めるのが箱根駅伝だ。今年は筆者も子供に冬休みの思い出の一つにしてほしいと、一緒に横浜の沿道で声援を送った。 結果は東海大学の初優勝で終わったが、レースと…

春、夏、冬休みになると、齢(よわい)70を…
春、夏、冬休みになると、齢(よわい)70を過ぎた今も、旅に心が駆り立てられるのを抑えられない。芭蕉のごとし、とは言うものの、当時のように苦しみを伴う旅ではない。非才の身に一句が浮かんでくるわけでもない。 それでも出掛…


両陛下、戦没船員を慰霊される
民間から徴用、犠牲に 天皇、皇后両陛下は21日、神奈川県横須賀市の県立観音崎公園を訪れ、戦没船員の碑に供花された。 太平洋戦争では、多くの民間船が徴用され、連合国軍による攻撃で日本の民間船員6万人余が死亡した。両陛下…

統一地方選、地域から国の在り方問い直せ
4月に統一地方選が行われる。今夏の参院選の前哨戦とされ、与野党ともすでに臨戦態勢に入っている。地方自治の在り方だけでなく、国の未来を見据えて選挙に臨みたい。 改憲や安保にも影響 今回の統一地方選は地方選全体の4分の1…


在位最後 両陛下が初場所観戦
理事長に「良い相撲ありがとう」 天皇、皇后両陛下は20日夕、東京・両国国技館を訪れ、大相撲初場所8日目の取組を観戦された。宮内庁によると、両陛下の大相撲観戦は即位以来23回目で、在位中では最後となる見通し。 両陛下は…

米ミサイル防衛、宇宙利用で抑止力向上を
トランプ米政権が、ミサイル防衛の中長期的な指針となる「ミサイル防衛見直し(MDR)」を発表した。 MDR策定は、トランプ大統領が就任直後に指示していた。費用対効果が薄いとしてミサイル防衛(MD)に慎重な姿勢を示したオ…

恒例となっている米紙ニューヨーク・タイムズ…
恒例となっている米紙ニューヨーク・タイムズの世界の観光地ランキング2019年版に、日本で唯一「瀬戸内海の島々」が選ばれた(7位)。 3年に1度、瀬戸内海の12の島を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」…

日立英原発凍結、技術開発と人材確保に努めよ
日立製作所が英原発建設計画の凍結を決めた。日立が事業継続の条件とする出資集めのめどが立たず、損失拡大を防ぐためにいったん計画を止める。 存在感を高める中露 日立は2012年に独電力会社から英原発事業会社を買収。英中…

トランプ氏、世銀の気候変動への取り組みを転換か Trump likely to reverse World Bank’s climate focus
イバンカ・トランプ氏の世界銀行総裁への立候補が否定される一方で、トランプ大統領が総裁ポストの空席を利用して、国際金融機関、世銀の焦点を、これまでの気候変動への取り組みから、安価で信頼性の高い化石燃料エネルギーを開発途上…

「大寒の火の気を断ちし写経かな」(藤岡あき)…
「大寒の火の気を断ちし写経かな」(藤岡あき)。「大寒」は俳句の季語でもある。稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「二十四節気の一つ。小寒から数えて十五日目、たいてい一月二十日ごろにあたる。一年中で最も寒さが厳しいころで…

沖縄2紙「軍命関与」報道、 曽野綾子氏の予言が現実に
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (39) 2007年3月30日、文科省は教科書から「沖縄の集団自決の軍命の記述を削除すべし」との検定意見を出したところ、翌日から琉球新報と沖縄タイムスは激しく…

稀勢の里引退、ファンを魅了した真っ向勝負
大相撲の横綱稀勢の里が引退した。横綱在位が12場所の短命で終わったことは残念だ。活躍する姿をもっと見たかった。 19年ぶりの日本出身横綱 昨年九州場所後に横綱審議委員会から「激励」の決議を受け、初場所で進退を懸けたが…

シリアでのイスラム国の攻撃が議論に火を付ける Syria attack inflames debate
過激派組織「イスラム国」(IS)が16日、シリアで起こした凄惨(せいさん)な自爆攻撃で、4人の米国人が死亡したほか、数人が重傷を負った。この事件は、ISを打倒したとするトランプ政権の主張をめぐるワシントンの議論に火を付…

ごく私的な話で始めることをお許し願いたい…
ごく私的な話で始めることをお許し願いたい。寒の入りとなったところで、愛用していた電気あんかが壊れてしまった。早速家人を一駅隣の電気量販店に買いにやらせたところ、以前は置いていたが今はないという。 ホームセンターにある…


西田天香の教育思想 枝葉の学問に惑わされず
燈影学園学園長 相 大二郎氏に聞く “争いのない生活”を目指して一燈園を開いた思想家・西田天香によって昭和5年(1930)に創設された燈影学園。当初、生徒は共同生活を営む同人たちの子弟だけだったが、昭和64年(1989…

ゲームチェンジャーこそ韓国企業の宿命
韓国紙セゲイルボ 11日まで米ラスベガスで開かれた「CES2019」(情報技術・家電世界見本市)は第4次産業革命の新技術をひと目で見られる生々しい現場だった。 そこで世界IT・家電市場の主導権を握る韓国企業は“ゲーム…

EU離脱案否決、合意なき離脱は英の凋落招く
英議会下院は欧州連合(EU)離脱合意案を、賛成202、反対432の大差で否決した。 最大野党・労働党提出のメイ内閣への不信任決議案は否決されたが、離脱期限が3月末に迫る中、「合意なき離脱」に突入する恐れが増してきた。…

永井荷風(1959年没)の日記「断腸亭日乗」…
永井荷風(1959年没)の日記「断腸亭日乗」の昭和19(1944)年3月24日の部分にこんな記述があった。「開戦以来現代民衆の心情ほど解しがたきものはなし」というのがそれだ。太平洋戦争後期の記事で、日本の旗色がよくなか…


ブラジル新政権、期待が反発上回る現状
南米の大国ブラジルで今月1日、民主化後初の本格的な保守政権が誕生した。過激な発言や政策から「極右」と呼ばれるジャイル・ボルソナロ大統領(63)だが、ブラジル国内での期待度は決して低くない。(サンパウロ・綾村悟) 相次ぐ…

首都で急増するネズミ
地球だより 米国の首都ワシントンでは、公園など街の至る所に野生のリスがいるのを見掛ける。しかし、近ごろ急速に増えているのは、同じ齧歯(げっし)類でも害獣とされるネズミだ。 こうしたネズミうちの1匹は先月、ホワイトハウ…


4者会談攻勢に出た金正恩委員長
韓国紙セゲイルボ 中国加え3対1の構図狙う 金正恩朝鮮労働党委員長は新年の辞で、20年前の「1997年4者会談」カードをこっそりと持ち出した。「休戦協定の当事者との緊密な連携の下に、朝鮮半島の現休戦体制を平和体制に転換…

祖父母教育プログラム
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「子供の入試に成功しようとするなら、母親の情報力、父親の無関心、祖父の財力が必要だという言葉がある。近ごろは“祖母の運転の実力”が一つ追加された」 祖母と祖父が孫の育児を越えて教…


平成最後の歌会始
皇居「松の間」 「光」お題に 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が16日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。平成最後となる今年のお題は「光」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下、皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしう…
