編集局 
佐賀の乱(明治7年)は明治維新後の「不平…
佐賀の乱(明治7年)は明治維新後の「不平士族の反乱」の一つだが、乱は145年前のきょう、勃発した。西郷隆盛の西南戦争の3年前のことだ。 首謀者は江藤新平。明治政権の司法卿(法相)や参議として活躍したが、大久保利通らと…

サッカー王国で日本代表を思う
地球だより サッカー日本代表が、28日のアジア・カップ準決勝でイランに快勝した。1次リーグでの苦戦を忘れさせるほどの内容で、ワールドカップ(W杯)ロシア大会で世界を驚かせた日本代表を見ているように感じたのは記者だけでは…


対日外交が「ストップ」状態の文政府
韓国紙セゲイルボ 名分に固執して実利失うな 今月10日、文在寅大統領の新年記者会見は韓日関係の現状を見せつけた席だった。約28分間のスピーチで両国関係には一言も触れず、90分ほど行われた質疑応答でも、対日関係に割かれた…

スマートフォン寡婦
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の文字をコンピューターのキーボードで打っている時に、ミスしたことがある。 英語に変換せずにそのまま打ったら、画面に「ヌン」(目を意…


強権政治続くベネズエラ
反米左派マドゥロ大統領の下で経済が崩壊、強権政治下の政治亡命も含めて300万人以上の難民が発生している南米ベネズエラ。そのベネズエラへの対応をめぐり、国際社会が割れている。背景には、歴史的に「米国の裏庭」とされてきた中…

米、北に資金供与提示か
来月首脳再会談 核放棄の進展要求へ トランプ米政権は、来月実施される予定の2回目の米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に核放棄への具体的な措置を取らせるための「経済措置」を提示する用意をひそかに進めていること…

各党代表質問、主権問題で真剣な議論を
衆院本会議で安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党代表質問が始まり、立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の二階俊博幹事長、国民民主党の玉木雄一郎代表が質問に立った。 厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査のほか、北方領土返還…

イスラエルのガリラヤ湖は、新約聖書に登場…
イスラエルのガリラヤ湖は、新約聖書に登場する風景の美しい観光地。かつて西の湖畔にあるティベリアのホテルに泊まった翌朝、湖の岸辺に行くと漁船が収穫した魚を水揚げしているところだった。 近くには魚屋があって、セント・ピー…

ゲノム編集双子、生命軽んじる暴走を防げ
中国・南方科技大の賀建奎副教授が昨年11月に「ゲノム編集」技術を使い、エイズウイルス(HIV)に感染しないよう受精卵を操作して双子を誕生させたと主張した問題に関し、地元広東省の調査チームは、賀氏が「個人の名誉と利益のた…

新たな観光資源 Jリーグキャンプ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄の観光および飲食業界にとって、2月は閑散期に当たっていたが、それが過去の話となった。この月の沖縄経済を牽引(けんいん)するのはスポーツキャンプだ。リゾートホテルは団体予約が入り…

トランプのこれからの2年 Trump at two years on
2年過ぎて、これから2年が始まる。好きであろうと、憎かろうと、ドナルド・トランプは、彼の支持者はいてほしいと思い、彼の反対者はいてもらっては困ると思う自然児だ。2020年の大統領選挙までに彼がやり方を変えるだろうと思う根…

今年は亥年だが、イノシシにとっては受難の…
今年は亥年だが、イノシシにとっては受難の年となりそうだ。昨年暮れに岐阜県で豚コレラが発生し、約8000頭の豚が殺処分された。昨日も新たな感染が見つかりさらに1600頭を処分するというが、野生のイノシシにも感染が広がって…

ブレグジット特需
地球だより 前々から予想されていたとはいえ、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が、合意なき離脱かもしくは離脱延期になりそうな状況の中、この数カ月、パリの不動産価格が急騰している。 特に高級物件の高騰が目立って…

ペレス大統領(右)フランシスコ・ローマ法王(中)-150x150.jpg)
ベルリンで三大一神教の「一つの家」建設計画
宗教間の寛容と共存象徴 ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教を一つの屋根の下に集めた「一つの家」建設計画がドイツの首都ベルリン中心部のペトリ広場で進行中だ。ユダヤ会堂(シナゴーク)、キリスト教会、そしてイスラム寺院の…

自分の対応思い返す「不登校」
教育欄を担当するようになって、不登校、子育て、小中高の公教育現場の話を聞く機会が増えた。今になって思えば、もっと、早く(10年とか15年とか前に)真剣に子育てを考えるべきであったなと、いろいろ考えさせられる場面が多くな…

「後悔はしたくない。全ての感情を消そう」…
「後悔はしたくない。全ての感情を消そう」。昨年の全米に続き全豪オープンと四大大会連覇の快挙を果たしたテニスの大坂なおみ選手は、そう心を定めて湧き上がってくる弱気の虫を封じた。 決勝戦の相手ペトラ・クビトバ選手(チェコ…

施政方針演説、総花的で安倍カラーを抑制
安倍晋三首相が施政方針演説を行った。安倍首相にとっては過去最長の演説となったが、主要項目を羅列した総花的な印象は否めない。安倍カラーを不必要に抑制した感がある。政権任期の最終コーナーに差し掛かってはいるが、息切れして憲…

フレイルを予防するために
東京都健康長寿医療センター 重本和宏副所長 『「フレイル(虚弱)」ってなに?~自立した老後を過ごすための予防、診断、対策~』をテーマに東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京都北区の「北とぴ…

大坂選手全豪V、「1強時代」も夢ではない
テニスの全豪オープンの女子シングルス決勝で大坂なおみ選手が日本選手として初優勝を果たし、きょう発表予定の世界ランキングでアジア勢初の1位に就くことが決まった。 日本テニス界の歴史に新たな1ページを加えたと言える。偉業…

2016年現在のわが国の女性研究者は13万8400人…
2016年現在のわが国の女性研究者は13万8400人。研究者全体に占める女性の割合は15・3%と、それまでの最高を更新した。主要国と比べると低い水準(米国では13年時点で34・3%)だが、評価すべき数字だ。 日本の女…

あおり運転、法整備を進めて根絶図れ
バイクにあおり運転をした上、追突して男子大学生を死なせたとして殺人罪に問われた男に、大阪地裁堺支部の裁判員裁判は懲役16年の判決を言い渡した。あおり運転で殺人罪が認定されるのは異例だ。 堺の事故で殺人罪認定 判決によ…

米国人拘束は米政治の分断を狙ったロシアの策略か Arrest of American seen as Russian plot to divide
ロシアが元米海兵隊員のポール・ウィラン氏をスパイ容疑で拘束したことは、ワシントンの党派対立を激化させることを狙ったロシア政府の大きな企ての一部だという。米中央情報局(CIA)モスクワ支局のトップを務めた人物によると、プ…

「予感とは楽しき不安春を待つ」(高石幸平)…
「予感とは楽しき不安春を待つ」(高石幸平)。春の気配はまだそれほど明らかではないが、日中は少しずつ暖気が増している気がする。だが布団を干しても、まだ暖かさは短く、すぐに夜気が下りて冷たくなる。 こうした気候に先駆けて…
