編集局 
限りがない親としての学び
新年を迎え、「親」歴32年目が始まった。昨年、末の娘も就職して子育てもやっと一段落、といきたいところだが、そうは問屋が卸さない。5人の子供はそれぞれ大なり小なりの問題を抱えていて、一日たりとも心の休まる日がないというの…

米宇宙軍創設、中露に対する優位性確保を
トランプ米大統領は昨年末、米軍が持つ宇宙分野の全機能を管轄する組織横断的な「宇宙統合軍(スペースコマンド)」を創設する指示書に署名した。 国防総省内に設けられ、軍による宇宙での活動を統括する。 「強国」建設進める中国…


ブラジル北東部の襲撃多発で治安部隊投入
ブラジル北東部のセアラ州で5日、今月2日からバス焼き討ちなどの凶悪犯罪が続いている州都フォルタレーザ市などに国家治安特殊部隊が投入された。政府系ブラジル通信などが報じた。 同市では2日から4日にかけて市営バスの焼き討…

日韓関係悪化、中朝の脅威拡大を招く
日本と韓国は民主主義と市場経済という価値観を共有する隣国同士である。本来であれば独裁と核・ミサイル開発を続ける北朝鮮、覇権主義を強める中国がいずれも北東アジアの大いなる脅威になっている現実を直視し、結束してその脅威を取…

年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の…
年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の犠牲が目立つ。2日午前0時半ごろ、高松市の鉄筋コンクリート建て民家の2階が焼け、96歳の女性と長男(71)が亡くなった。高齢者の親子の2人暮らしだった。 原因は調査中だが、台所が…

国境の壁に支援申し出、中国の脅威も警告―米国防長官代行 Shanahan offers help on border wall, warns of threat posed by China
ジェームズ・マティス前米国防長官の突然の辞任を受け、新たに長官代行に就任したパトリック・シャナハン氏は2日、トランプ大統領のホワイトハウスが長く望んでいた国防総省内の協力者になることを明確にした。その一方、在任中は中国…

19年の日本経済、難題に立ち向かう試練の年
波乱の幕開けである。2019年の日本経済は、新年初の株式取引である大発会で一時、日経平均株価が前年末比700円超安となる展開でスタート。昨年末の荒れたムードを引き継いだ形で、今年はどんな展開になるのか。 戦後最長の景…

まだ松の内だが、正月気分はいまひとつという…
まだ松の内だが、正月気分はいまひとつという知人がぼやいていた。昨年末からの仕事が終わらないので、落ち着いて家でのんびりもできないというのである。確かに正月といっても、初詣やテレビの新年番組など恒例の行事や祭事を通過しな…

「社の方針」で連載中止、表現の自由奪った新報
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (37) 1996年6月に筆者が発表した「沖縄戦ショウダウン」の中で、沖縄タイムスの『鉄の暴風』を徹底的に批判したことがあった。その時、タイムスとライバル関係…

御代替わり、感謝と喜びで新時代迎えよう
天皇陛下が退位され、皇太子殿下が皇位を継承される御代替わりの年を迎えた。国家の象徴として天皇を戴(いただ)く日本国民にとって、大きな歴史的転換の年である。御代替わりがつつがなくなされ、感謝と喜びの念をもって新天皇、新元…

「反抗的国家」の国外退去者受け入れが増加 Recalcitrant countries now taking back U.S. deportees
シエラレオネは長年、米当局者らを見下し、国外退去への対応も遅く、国土安全保障省の「反抗的国家」に指定された。オバマ政権の最後の2年間に受け入れた国外退去者は、わずか21人だった。 トランプ大統領は、就任時に対策を講じ…

昭和天皇の御製集である『天皇歌集みやまきりしま』…
昭和天皇の御製集である『天皇歌集みやまきりしま』を古書店で見つけ架蔵している。毎日新聞社による出版で、奥付を見ると発刊は昭和26年11月3日。まだ日本が占領下にあった時のものだ。 スーツ姿の昭和天皇のお写真が巻頭にあ…


日韓関係史 一喜一憂せず歴史的理解を
金玉均研究会会長 卞 東運氏に聞く 今日の日韓関係は、戦後最悪と言われている。そうした中、金玉均研究会は両国の現代史、とりわけ李氏朝鮮時代、清からの独立を狙った開化派・金玉均に焦点を当てて研究する。当時の東アジア情勢は…

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米ブラジル外相が会談、ベネズエラ問題など協議
ブラジルのアラウジョ外相は2日、同国を訪問している米国のポンペオ国務長官と首都ブラジリアで会談し、安全保障分野や中南米の反米左派独裁政権への民主化などで協力することを確認した。政府系ブラジル通信が報じた。 ポンペオ氏…

中国、フランスの影響
地球だより ベトナムを旅すると、フランスと中国の影響下にあったことを肌で感じる。クリーム色の建物などフランスを感じさせるが、何より食文化として残ったのが、フランスパンだ。 ラオスやカンボジア同様、ベトナムにはフランス…

妙案なき観光振興策行事より人に力点を
韓国紙セゲイルボ 東京五輪を2年後に控えた2018年、訪日外国人観光客が初めて3000万人を超えた。安倍晋三首相が12年に再び政権に就いて目標に据えた「20年に4000万人達成」はもはや単なる“レトリック”ではない。 …

気流子が子供のころの町での会話。「正月は…
気流子が子供のころの町での会話。「正月はどうやって過ごすの?」と年長の男性が聞く。「寝正月ですよ」と問われた男性が即答する。「寝正月」という言葉は初耳だったが、意味は分かった。 「正月を寝て過ごすのか!? 悲惨な話だ…


国民の幸祈る昭和天皇、直筆メモに未発表御製や御心境
昭和天皇の御製(和歌)の直筆草稿と共に発見された直筆メモ16枚を世界日報社は写真撮りし調査を進めてきた。これらメモは昭和天皇が、地方の訪問先でも熱心に作歌に勤しんでおられたことを示すとともに、公にされていない歌、発見さ…

憲法論議、改正急いで「国難」に備えよ
新年が明けた。亥年である。5月には元号が改まり、新しい御代が始まる。変化の年だろう。希望の年にしたいと念じつつ、亥(い)年は「国難」に備えよとの格言を思い浮かべる。関東大震災も阪神淡路大震災も亥年だったからだ。 安全…


昭和天皇の御製草稿発見 岸元首相悼む3首など
昭和天皇の御製(和歌)の草稿の直筆原稿とメモがこのほど見つかった。宮内庁の罫紙に書かれた原稿は、昭和天皇に近い人が保管していた物で、世界日報社が写真撮りし、分析調査を進めていた。昭和天皇の和歌の相談役を務めていた岡野弘…

新年の願い事
地球だより エルニーニョの影響もあり、ブラジルは猛暑だ。イパネマのビーチで知られるリオデジャネイロでは40度を超える日もあり、あまりの暑さから湾内の魚が大量死し、廃棄処理すると13トンに及んだ。 夏の年末年始のバカン…


文政府の根源に排他的な“古い民族主義”
韓国紙セゲイルボ 自由主義的な愛国主義で克服を 2018年の韓半島は歴史的転換点だった。北朝鮮が南北、朝米、朝中首脳会談を経て、現実的に核保有国家となり、南北は平和時代でなく第2の体制競争時代に入った。この過程で文在寅…


ブラジル、ボルソナロ大統領が就任
左派路線と決別、銃規制緩和へ 南米ブラジルの首都ブラジリアで1日、昨年10月の大統領選挙で当選した元軍人の右派ジャイル・ボルソナロ大統領(63)の就任式が行われた。任期は4年。 ボルソナロ氏は、大統領府前に詰め掛けた…
