編集局 

開発で高まる環境対策、閣僚会合で被害懸念
アフリカ開発特集 アフリカ連合(AU)は創設50周年を迎えた2013年を機に、次の50年の節目となる63年に向けて包括的成長と持続的開発に基づく繁栄のための政治、経済、社会に関する長期的ビジョン「アジェンダ2063」を…


成長の礎、人材育成に挑戦 モザンビークでの教育ボランティア
アフリカ開発特集 深刻な中学・高校不足 NGOが学校建設 アフリカの将来性の一つがマン・パワーだ。その潜在力を生かすには教育が不可欠。国連の持続可能な開発目標(SDGs)に協力するNGO団体で活動している日本人、宝山晶…


メディアの信頼回復急務
世界日報 ワシントン・タイムズ社長対談 提携関係の強化も確認 トランプ米大統領が大手メディアと対立し、ソーシャルメディアを通じて国民に直接情報発信を続けていることは、新聞など既存メディアの役割や報道姿勢について大きな問…


皇太子殿下「象徴」継承へ
天皇御一家が新年 天皇御一家は1日、新年を迎えられた。天皇陛下は4月30日に皇居で「退位礼正殿の儀」に臨み、上皇に。皇太子殿下は翌5月1日に即位し、新たな「象徴」として陛下から全ての公務を引き継がれる。平成は残り4カ月…

デジタルが変える学校教育の未来
聖心女子大学非常勤講師 榎本竜二氏 デジタル以外に体験的学習も必要 教員を目指す学生・大学院生をはじめ、教育問題に関心のある人のための人材育成講座「こんぺいとうゼミ」(主催=NPO法人BOON、内山葉月理事長)がこのほ…

新たな世界的互恵関係の構築を
主張 年頭にあたって 寛容と首脳同士の対話が不可欠 平成最後の年が明けました。天皇陛下は御在位中最後となる昨年の御誕生日の記者会見で「即位以来、日本国憲法下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務め…

元旦の小さな冒険
子供の頃、NHKの「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」を見た後、近くの神社に、家族で初詣するのが、わが家の元旦行事だった。 小学低学年だったと思うが、筆者がぐずぐずしていたので、家族が先に神社に向かい、1人取り残されたこと…

<初暦知らぬ月日は美しく>吉屋信子。…
<初暦知らぬ月日は美しく>吉屋信子。明けましておめでとうございます。荘厳に響き渡る108の鐘の音に煩悩が消し取られ、真っ白な気持ちで迎える新年、新春。 今年は天皇陛下が退位される4月末で平成が幕を下ろし、5月1日に皇…


米海軍、北極海で「航行の自由」実施へ
米海軍は、南シナ海で実施している「航行の自由」作戦を北極海でも実施しようとしている。近年の氷解によって航路が開かれるとともに、海底資源の探索が可能になるため、ロシアなどが海域での支配力強化をもくろみ、覇権争いが起きる可…

18年の日本 「気象の狂暴化」に対策が急務
前例のない広域集中豪雨による甚大な被害。地震が襲い、台風も暴れたこの1年は、気象・自然災害から身を守る大切さへの認識を新たにさせられた。日本漢字能力検定協会が公募した「今年の漢字」に選ばれたのは2004年に続き「災」で…

「コンドルが飛んでいないロッキー山脈なんて…
「コンドルが飛んでいないロッキー山脈なんて私には考えられない」――自然環境悪化で「種の絶滅」が進むことについて、以前話を聞いた元日本動物園水族館協会顧問の故正田陽一氏の感慨だ。 その半面、正田氏は「今でも、寿命を終え…

18年の世界、米は中国への対抗姿勢強めよ
米国では為政者の時宜を得た演説が、長きにわたり政策として実施されると「モンロー・ドクトリン」「トルーマン・ドクトリン」のように演説者の名前と共に呼ばれてきた。 「ペンス・ドクトリン」 ペンス米副大統領は10月、ワシン…

トランプ支持者にようやく国防総省の門戸が開かれる Trump supporters finally see open door to Pentagon
ワシントンでジェームズ・マティス国防長官の辞任を残念に思わないグループがある。トランプ大統領の支持者たちだ。彼らは国防総省のポストから排除されていたと感じている。 内部関係者によると、マティス氏の首席補佐官、ケヴィン…

「老一人いつまで煤の始末かな」(高浜虚子)…
「老一人いつまで煤の始末かな」(高浜虚子)。新年を迎えるための大掃除も終わり、あすは大みそかだが、気分はまだ落ち着かない。 振り返ってみれば、今年は知人の訃報を聞くことが多かった。年を取るということは、さまざまな面で…

今年もあと3日。澄んだ冬空を背に黄金色に…
今年もあと3日。澄んだ冬空を背に黄金色に輝いていたイチョウの木もすっかり葉を落とし、冬支度を完了させた。冬来たりなば春遠からじ。落ち葉もゆくゆくは腐葉土となって、新しい芽吹きのための養分となる。 毎年繰り返されている…

大江・岩波裁判の誤算、訴えるべきは『鉄の暴風』
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (36) 集団自決訴訟「大江・岩波」裁判は『鉄の暴風』と沖縄タイムスも被告として訴えるべきだったが、原告側の不手際で「大江・岩波」の勝利に終わった。 裁判の…

パイロット飲酒、ルール厳格化で防止せよ
旅客機のパイロットが飲酒の影響で乗務できず、遅延が発生するなどした問題で、国土交通省は日本航空に飲酒対策の再構築などを求める事業改善命令を出した。 日航副操縦士に禁錮10月 日航の副操縦士だった男性は10月、英国の空…

NASA、月に帰還へ NASA puts return to moon in crosshairs with ambitious timetable
米航空宇宙局(NASA)ではこのところ、月への帰還という新たなミッションの話が盛り上がりを見せている。 NASAは、月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェー」を2024年までに設置し、2026年以降にステーションか…


日韓友好の道 若者の未来を拓く交流を
檀国大学校理事長 張 忠植氏に聞く 11月15日、東京・国立市で開かれた第15回くにたちふれあいコンサート「日韓親善友好の音楽の調べ」に韓国・檀国大学校の音楽教授らと参加、自身も伸びやかな声で「この道」など披露した張忠…

露、極超音速ミサイルを試射
米との兵器開発競争に拍車 ロシアのプーチン大統領は26日、核搭載極超音速ミサイルを間もなく配備すると発表した。既存のミサイル防衛網では迎撃できず、激化する米国とのハイテク兵器開発競争にさらに拍車が掛かる可能性がある。 …


中国のウイグル人、民族浄化の危機に直面
中国政府は10月、イスラム教徒の少数民族、ウイグル族の事実上の収容施設に法的根拠を与えた。過激主義の影響を受けた人々に職業訓練や思想教育を行う再教育施設としているが、収容所内での虐待・拷問などの証言が相次ぎ、国際社会か…

“韓半島の春”の春らしくない理由
韓国紙セゲイルボ 北の変化なければ危機は高潮 11月の朝米高官級会談が失敗に終わった後、金正恩朝鮮労働党委員長のソウル訪問と第2回朝米首脳会談に集まった韓国の関心と期待は“希望拷問”(できないと分かっているのに希望を持…

商業捕鯨再開、持続的な資源利用の範示せ
政府は国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、来年7月に約30年ぶりに商業捕鯨を再開すると発表した。当面は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)に限られるが、将来の海域拡大も視野に入れている。 IWCでは見通し立たず 194…
