編集局
仏黄色いベスト運動、過激化に手を焼く警察
女性デモが暴力批判も フランスの黄色いベスト運動の参加者は減少傾向にあるものの、警官への直接暴力や商店への破壊行為など暴徒化に警察は苦慮している。昨年11月17日から数えて8週目となる5日の週末デモは、パリの政府庁舎入…
天皇、皇后両陛下 ルワンダ大統領夫妻と会見
天皇、皇后両陛下は8日午前、皇居・御所でルワンダのカガメ大統領夫妻と約20分間、会見された。 宮内庁によると、会見で大統領は、今回の訪日では大統領としてだけでなく、アフリカ連合議長国としても意見交換を行うつもりだと説…
昭和天皇の心の声を聞く 御製・直筆草稿が物語るもの
昭和天皇の御製(和歌)の直筆の草稿とメモが発見され、世界日報社は独自調査を進めてきた。それらには昭和天皇の御心が率直に吐露された未発表の作や、皇族方、親しくされていた人々や国民への思いの滲(にじ)む歌が含まれる。一方で…
ホワイトハウスを目指すポカホンタス Pocahontas in pursuit of the White House
4年ごとの大統領選につながる行事の先頭を切って行われる、アイオワ州の党員集会までまだ1年もあるのに、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員は、ドナルド・トランプを排除するという大仕事をやり始めるのが待ち切れ…
亥年とリュウキュウイノシシ
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 今年の干支は「亥年」。沖縄にもリュウキュウイノシシと呼ばれる小型のイノシシが生息している。 北は奄美大島や加計呂麻島、徳之島などの奄美諸島から、南は沖縄本島、石垣島、西表島などの…
海外原子力発電所事業の採算確保が安全対策…
海外原子力発電所事業の採算確保が安全対策などのコスト増大で、難しくなってきている。日本メーカーが受注を目指したリトアニアやベトナムでは計画が凍結または撤回された。 また三菱重工業は、事業費が当初想定(約2兆円)の2倍…
人口減少社会、次の一手必要な「地方創生」
厚生労働省が昨年末に公表した人口動態統計の年間推計によると、2018年に国内で生まれた赤ちゃんは、1899年の統計開始から最少だった2017年より2万5000人少ない92万1000人で、3年連続で100万人を割り込む見…
今や主流はスマホ年賀
地球だより 日本では正月に親戚や知人・友人から届く年賀状を楽しみにする習慣があるが、韓国でも「ソルナル」と呼ばれる旧正月より一足早く、陽暦1月1日を「シンジョン(新正)」と言って簡単に祝い、それに合わせ年賀状を出す人も…
都道府県別では東京の1・04人が最少で、…
都道府県別では東京の1・04人が最少で、大阪1・67人、神奈川1・77人と続く。ワーストは、福井が5・26人、次いで富山5・11人、三重4・83人である。 何の数字かというと、昨年の交通事故による人口10万人当たりの…
限りがない親としての学び
新年を迎え、「親」歴32年目が始まった。昨年、末の娘も就職して子育てもやっと一段落、といきたいところだが、そうは問屋が卸さない。5人の子供はそれぞれ大なり小なりの問題を抱えていて、一日たりとも心の休まる日がないというの…
米宇宙軍創設、中露に対する優位性確保を
トランプ米大統領は昨年末、米軍が持つ宇宙分野の全機能を管轄する組織横断的な「宇宙統合軍(スペースコマンド)」を創設する指示書に署名した。 国防総省内に設けられ、軍による宇宙での活動を統括する。 「強国」建設進める中国…
ブラジル北東部の襲撃多発で治安部隊投入
ブラジル北東部のセアラ州で5日、今月2日からバス焼き討ちなどの凶悪犯罪が続いている州都フォルタレーザ市などに国家治安特殊部隊が投入された。政府系ブラジル通信などが報じた。 同市では2日から4日にかけて市営バスの焼き討…
日韓関係悪化、中朝の脅威拡大を招く
日本と韓国は民主主義と市場経済という価値観を共有する隣国同士である。本来であれば独裁と核・ミサイル開発を続ける北朝鮮、覇権主義を強める中国がいずれも北東アジアの大いなる脅威になっている現実を直視し、結束してその脅威を取…
年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の…
年明け早々、住宅火災が相次ぎ、高齢者の犠牲が目立つ。2日午前0時半ごろ、高松市の鉄筋コンクリート建て民家の2階が焼け、96歳の女性と長男(71)が亡くなった。高齢者の親子の2人暮らしだった。 原因は調査中だが、台所が…
国境の壁に支援申し出、中国の脅威も警告―米国防長官代行 Shanahan offers help on border wall, warns of threat posed by China
ジェームズ・マティス前米国防長官の突然の辞任を受け、新たに長官代行に就任したパトリック・シャナハン氏は2日、トランプ大統領のホワイトハウスが長く望んでいた国防総省内の協力者になることを明確にした。その一方、在任中は中国…
19年の日本経済、難題に立ち向かう試練の年
波乱の幕開けである。2019年の日本経済は、新年初の株式取引である大発会で一時、日経平均株価が前年末比700円超安となる展開でスタート。昨年末の荒れたムードを引き継いだ形で、今年はどんな展開になるのか。 戦後最長の景…
まだ松の内だが、正月気分はいまひとつという…
まだ松の内だが、正月気分はいまひとつという知人がぼやいていた。昨年末からの仕事が終わらないので、落ち着いて家でのんびりもできないというのである。確かに正月といっても、初詣やテレビの新年番組など恒例の行事や祭事を通過しな…
「社の方針」で連載中止、表現の自由奪った新報
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (37) 1996年6月に筆者が発表した「沖縄戦ショウダウン」の中で、沖縄タイムスの『鉄の暴風』を徹底的に批判したことがあった。その時、タイムスとライバル関係…
御代替わり、感謝と喜びで新時代迎えよう
天皇陛下が退位され、皇太子殿下が皇位を継承される御代替わりの年を迎えた。国家の象徴として天皇を戴(いただ)く日本国民にとって、大きな歴史的転換の年である。御代替わりがつつがなくなされ、感謝と喜びの念をもって新天皇、新元…
「反抗的国家」の国外退去者受け入れが増加 Recalcitrant countries now taking back U.S. deportees
シエラレオネは長年、米当局者らを見下し、国外退去への対応も遅く、国土安全保障省の「反抗的国家」に指定された。オバマ政権の最後の2年間に受け入れた国外退去者は、わずか21人だった。 トランプ大統領は、就任時に対策を講じ…
昭和天皇の御製集である『天皇歌集みやまきりしま』…
昭和天皇の御製集である『天皇歌集みやまきりしま』を古書店で見つけ架蔵している。毎日新聞社による出版で、奥付を見ると発刊は昭和26年11月3日。まだ日本が占領下にあった時のものだ。 スーツ姿の昭和天皇のお写真が巻頭にあ…
日韓関係史 一喜一憂せず歴史的理解を
金玉均研究会会長 卞 東運氏に聞く 今日の日韓関係は、戦後最悪と言われている。そうした中、金玉均研究会は両国の現代史、とりわけ李氏朝鮮時代、清からの独立を狙った開化派・金玉均に焦点を当てて研究する。当時の東アジア情勢は…
米ブラジル外相が会談、ベネズエラ問題など協議
ブラジルのアラウジョ外相は2日、同国を訪問している米国のポンペオ国務長官と首都ブラジリアで会談し、安全保障分野や中南米の反米左派独裁政権への民主化などで協力することを確認した。政府系ブラジル通信が報じた。 ポンペオ氏…