編集局
自衛官募集、自治体は協力を惜しむな
安倍晋三首相が「自衛隊の新規隊員募集に対し、自治体の6割以上が協力を拒否している」と主張し、憲法9条への自衛隊明記を訴えたことについて、野党や一部メディアから事実誤認との批判が出ている。 しかし、6割以上の自治体から…
沖縄県民投票、辺野古移設めぐる混乱を懸念
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票が告示され、24日に投開票される。 昨年10月に条例制定 県民投票は、埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択から選ぶものだ…
「AIと日本人」をテーマにした月刊誌「文藝…
「AIと日本人」をテーマにした月刊誌「文藝春秋」3月号の鼎談(ていだん)で、松尾豊・東京大特任准教授は「中国やロシアのような体制の国々とAIは、実は、異常に相性がいいんですよ」と話している。 また井上智洋・駒澤大准教…
「同性婚」一斉提訴、結婚の意義を再確認せよ
個人の権利や自由に偏って主張する戦後の価値観を典型的に表す動きではないか。「同性婚」一斉提訴のことだ。 原告は男女間で認められている権利が同性カップルに認められないのは、法の下の平等に反すると主張するが、あまりの論理…
妊娠後期中絶に反発が強まる中、「無制限」中絶の強化に動くバーモント州 Vermont doubles down on ‘no-limits’ abortion amid late-term backlash
バーモント州は既に全米で最も人工妊娠中絶に寛容な州だ。州法には中絶の規制が何もない。だが、無制限の中絶を文書化する法案は、妊娠後期の中絶を認可し、第二のカーミット・ゴスネルに門戸を開くことになるとの懸念が出ている。 …
「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)…
「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)。テレビでよく見るのがニュースと気象情報。特に朝は出掛けなければならないので、天気予報は欠かせない。雨が降るのか降らないのか、傘を用意した方がいいのかどうか判断するためだ。 …
軍命説の誤り認めた谷川氏 、『うらそえ文藝』で真実知る
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (43) 2009年5月、『うらそえ文藝』という年1回発行の文芸誌が慰霊の特集を組んだ。それは全国的な反響を呼び、売り切れとなった。だが、沖縄では沖縄2紙は一…
バンコク新中央駅誕生へ
地球だより バンコク北部のバンスーに、巨大なアーチの形をした東南アジア最大の駅舎「バンスー・グランド・ステーション」が建設中だ。 ラオスのビエンチャンやマレーシアのバターワースなどから来る国際列車のターミナル駅として…
国内景気、力強さなく増税後が心配だ
2018年10~12月期の国内総生産(GDP)は2四半期ぶりにプラスにはなったが、力強さは見られない。海外環境の悪さもあり、先行きには不透明感が増す。10月には消費税増税を実施する予定であり、19年度予算案で種々の対策…
「自由民主」山梨県知事選 保守統一で県政奪還
因縁の分裂回避示す写真 春の統一地方選、夏の参院選と選挙イヤーの今年、まず前哨戦と位置付けられたのが1月27日投開票の山梨県知事選だった。旧民主党系の現職・後藤斎知事と自民・公明推薦の長崎幸太郎氏との事実上の一騎打ちと…
意外と知られていないが、戦前の日本は製作…
意外と知られていないが、戦前の日本は製作本数では米国を上回る映画大国だった。戦後それを知る連合国軍総司令部(GHQ)は占領政策遂行のため、民主化、非軍国化の啓蒙(けいもう)映画を作らせた。戦意高揚映画を作っていた映画会…
具体的戦略欠けた新防衛大綱
北海道世日クラブ講演要旨 緊迫化する東アジア~新防衛大綱の意義と課題 公益社団法人隊友会北海道隊友会連合会会長 酒巻 尚生氏 昨年12月18日、閣議で新たな防衛力整備の指針を示した「防衛計画の大綱」と平成31年度から5…
「払わなくていいです」
米国から 先日、近所のベーカリーカフェを訪れた時のこと。レジで20代くらいの男性店員にスモールサイズのコーヒーを一つ頼んだが、「お金は払わなくていいです」と意外な言葉が返ってきた。理由が分からず、「きょうは特別な日です…
ベネズエラ危機、米露衝突の場にも
目まぐるしく情勢が変わる南米ベネズエラの政治危機。反米左派ニコラス・マドゥロ大統領と、野党指導者フアン・グアイド暫定大統領による権力争いは、世界の主要国による代理戦争の様相も呈している。 (サンパウロ・綾村悟) 「二人…
韓国議長暴言、日本国民の心傷つける非礼
韓国の文喜相国会議長が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、慰安婦問題の解決には天皇陛下の謝罪が望ましいと発言した。 日韓合意を無視し、日本人の国民感情を著しく傷つける暴言だ。安倍晋三首相をはじめ政府首脳が厳しく抗…
「組織と個人」というテーマがある。かつては…
「組織と個人」というテーマがある。かつては「強大な組織」が一方にあり、「無力な個人」がそれに向き合うという図式だった。個人が組織に勝つことは困難だとしても、どれだけ戦えるかというテーマだった。 今は逆に「強い個人」対…
朝米首脳会談と韓半島統一戦略
韓国紙セゲイルボ 核保持ベトナム化で北が主導も 第2回朝米首脳会談が2月27~28日ベトナムで開催される。筆者は2017年初めから北朝鮮が核を持った“親米非中”国家改革開放モデルである“新ベトナムモデル”へ変化する可能…
北朝鮮投資大当たり
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 金大中元大統領が退任後の2007年、米国ワシントンを訪問してナショナルプレスクラブ(NPC)で演説し、北朝鮮に注目せよと強調した。核兵器でなく、レアアース、モリブデン、マグネシウム…
米不法移民2007年以降最多に
薬物密輸に悪用も 米南西部で国境を越える不法移民が急増している。2019年度(18年10月~19年9月)の不法移民の数は、ブッシュ(子)政権下で大規模な国境の壁建設が始まった2007年以降で最多となる見込みだ。国土安全…
英空母極東派遣、南シナ海で重要な対中抑止力
英国は最新鋭の主力空母「クイーン・エリザベス」を太平洋に派遣すると発表した。 欧州連合(EU)からの離脱期限が来月に迫る同国が新たな国際戦略を打ち出す中、インド太平洋への海洋進出が著しい中国の、特に南シナ海「領有」化…
トランプ大統領のイランの見方 The president’s eye on Iran
外交辞令的物の言い方は、トランプ大統領のあまり得意とするところではない。しかし、米国の国家安全保障に対する脅威に気付く才能は素晴らしい。それには、文明社会は感謝してもいい。なぜ、米国が隣国イラクの監視所からイランを監視…
福島県の伊達地方は昔から養蚕の盛んな所だ…
福島県の伊達地方は昔から養蚕の盛んな所だ。伊達郡川俣町に機織神社があり、中央公園には祭神の小手子の像が立っている。小手子を妃としていた崇峻天皇は、蘇我馬子の専断で帝位を失い、小手子は皇子を追ってこの地に来たという。 …
日産とルノー 「対等の関係」で駆け引き本格化
仏大手自動車メーカー、ルノーは、背任などで逮捕・長期勾留中のゴーン同社会長の辞任に伴い、仏タイヤメーカー、ミシュランのジャンドミニク・スナール氏を会長に選任した。日産自動車はルノーとの「対等な関係」を求めており、同社筆…