編集局 rss

昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風も…

 昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風もまだ冷たい。明日は「冬ごもりの虫が這(は)い出る」という二十四節気の啓蟄(けいちつ)で春も仲春を迎えるが、虫たちも地上に首を出すのは躊躇(ためら)うかもしれない。  啓蟄の語は…

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米宇宙安保報告、中露の脅威に対処する体制を

 米国防総省傘下の情報機関、国防情報局は「宇宙での安全保障に対する課題」と題された報告書で、宇宙空間における中国とロシアの脅威について警鐘を鳴らした。 衛星攻撃兵器に言及  報告書は中国、ロシア、イラン、北朝鮮の宇宙にお…

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「三・一」から100年、日本との間の溝を深めるな

 韓国では、日本の植民地支配に抵抗した「三・一独立運動」が起きてから100年の節目を迎えた。韓国政府が光化門広場で開いた記念式典には1万人以上が参加した。  式典で演説した文在寅大統領は、日韓関係について未来志向を強調す…

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保守派会議で社会主義の台頭に懸念 Speakers at CPAC fear rise of socialism

 保守派の活動家らは、2020年大統領選で民主党を過激な社会主義者と印象付けるトランプ大統領の計画を全面的に支持し、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員の政策を阻止することを最優先課題に掲げている。  メリーラン…

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「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)…

 「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)。きょうは桃の節句、雛(ひな)祭りの日である。  桃の節句について、稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「五月五日の男の子の菖蒲の節句に対して、三月三日の女の子の節句をいう。雛に桃の…

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ブラジル大統領とグアイド氏が会談

マドゥロ政権に外交圧力  政情不安が続く南米ベネズエラで暫定大統領を宣言しているグアイド国会議長は28日、訪問先のブラジルでボルソナロ大統領と会談した。ボルソナロ大統領は、強権政治を続ける反米左派マドゥロ政権に対し、ベネ…

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米中貿易協議、米は構造改革迫る姿勢を貫け

 トランプ米政権は、米中両国が設定した3月1日の貿易協議の期限を延長した。2日に予定していた対中制裁関税の引き上げも先送りする。 3月下旬にも首脳会談  米国は1日までに協議がまとまらない場合、2000億㌦(約22兆円)…

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米孔子学院に中国から10年間で1億5000万㌦

ビザ不正も横行  中国が米国の大学に設置した教育機関「孔子学院」に、この10年間で1億5000万㌦以上の資金が中国から提供されていたことが米上院国土安全保障・政府問題委員会常設調査小委員会の報告から明らかになった。  学…

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司令官、南部国境の緊急事態に反論 Four-star Air Force general disputes claims of border emergency

 米本土防衛に責任を持つ空軍大将が26日、議会議員を前に、南部国境での不法移民と違法薬物の流入は、国家緊急事態には当たらないと述べた。これは、ホワイトハウスの主張とは全く逆だ。  オショーネシー北方軍司令官は上院軍事委員…

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「親日残滓の清算も外交も未来志向で進む…

 「親日残滓の清算も外交も未来志向で進むべきだ」。韓国の文在寅大統領が「三・一独立運動」から100年を記念した式典で語った言葉である。予想より日本批判は抑えられた演説だった。  未来志向で進むべきだというのは大賛成だ。し…

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両陛下、結核予防全国大会に

 天皇、皇后両陛下は28日午前、東京都文京区のホテル椿山荘東京を訪れ、公益財団法人結核予防会の創立80周年を記念した「第70回結核予防全国大会」の式典に出席された。  両陛下は10年の節目ごとに同大会に出席。式典では、同…

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新羅仏教と日本の深いゆかり

浄土宗の源流は新羅の元暁 元暁宗和気山統国寺住職 崔 無碍師に聞く  新羅の僧、元暁(がんぎょう)と義湘(ぎしょう)を高く評価したのが鎌倉時代、高山寺の明恵で、国宝「華厳宗祖師絵伝」を監修し詞(ことば)を書いたとされる。…

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渋滞を逆手にビジネス

地球だより  渋滞都市としては世界有数のバンコク。通勤にもかかわらず往復でほぼ半日、車の中にいる人もいるほどだ。  それでも、バスや電車を乗り継いで座ることもままならない通勤よりましという人は多く、車での通勤がステータス…

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グアイド氏 ブラジル訪問

ベネズエラ マドゥロ政権に外交戦  南米ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領に退陣を求め、暫定大統領就任を宣言している野党指導者のグアイド国会議長は27日夜、滞在先のコロンビアからブラジルの首都ブラジリアへと移動した。28…

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党大会控え後退する第1野党・自由韓国党

韓国紙セゲイルボ  第1野党の自由韓国党は2月27日の党大会を控えて後退している。代表選の出馬予定者5人が第2回朝米首脳会談と日程が重なるからと党大会延期を求め、受け入れらずに集団ボイコットした。結局、3人の候補者だけが…

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米朝首脳再会談、一致できないのは当然だ

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、2回目の首脳会談をベトナムの首都ハノイで行った。  両首脳は北朝鮮の非核化をめぐって合意できず、文書の署名は見送られた。進展が見られなかったことは残念だが、完全な非核…

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「歴史とは勝者の歴史」と言われる。勝った…

 「歴史とは勝者の歴史」と言われる。勝った者が歴史を記述する権利を持つという意味だ。が、勝者の誰もが歴史を記述できるわけではなく、業績は大きいものの謀反を起こされ自害した織田信長や、謀反を主導した明智光秀は、歴史を記述す…

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カーニバルとブラジルの微笑み

地球だより  ブラジルは3月に入ると本格的なカーニバルシーズンを迎える。記者は、日本の知人から「本場のカーニバルやサッカーも楽しめるなんて、うらやましい」と言われることがある。  確かに、サッカーやカーニバルファンにして…

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理念的・政略的反日は災いを呼ぶ

韓国紙セゲイルボ 破綻の車輪が回る韓日の未来  韓日関係が険悪だ。いくら仲が悪くてもこうまで悪かったことはなかった。どちらが臆病かを争うチキンレースをやろうというのか。  河野談話、村山談話が出た1990年代の日本と今の…

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頭脳流出

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  朝鮮王朝の第22代、正祖王 21年、西暦で1797年の夏。正祖は(4大党派の一つである)老論僻派の首領だった沈煥之に御礼(王直筆の書簡)を送った。  「小さな村にも隠れた人材はいる…

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ベネズエラ危機、支援物資搬入と出直し選挙を

 経済が破綻状態にある南米ベネズエラで、独裁支配を強める反米左派のマドゥロ大統領が手段を選ばない権力維持の動きに出て危機的状況が続いている。暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長を支持する米国などの国々は、マドゥロ氏の…

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福島県須賀川市に藤沼湖自然公園がある。…

 福島県須賀川市に藤沼湖自然公園がある。1949年に農業用に造られた人造湖で、周囲に温泉や神社があり、庭園としても整備されて、キャンプ場ともなっていた。  釣り人が集う湖でもあった。気流子も旅に出る時釣り竿を持参したので…

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バチカンのアンチ性犯罪会議、具体策なく閉幕

法王演説に「失敗」の声も  バチカン(ローマ法王庁)で聖職者による未成年者への性的虐待への対策をテーマに開催されていた「世界司教会議議長会議」(通称「アンチ性犯罪会議」)は24日、フランシスコ法王が「聖職者の性犯罪予防」…

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