編集局
米孔子学院に中国から10年間で1億5000万㌦
ビザ不正も横行 中国が米国の大学に設置した教育機関「孔子学院」に、この10年間で1億5000万㌦以上の資金が中国から提供されていたことが米上院国土安全保障・政府問題委員会常設調査小委員会の報告から明らかになった。 学…
司令官、南部国境の緊急事態に反論 Four-star Air Force general disputes claims of border emergency
米本土防衛に責任を持つ空軍大将が26日、議会議員を前に、南部国境での不法移民と違法薬物の流入は、国家緊急事態には当たらないと述べた。これは、ホワイトハウスの主張とは全く逆だ。 オショーネシー北方軍司令官は上院軍事委員…
「親日残滓の清算も外交も未来志向で進む…
「親日残滓の清算も外交も未来志向で進むべきだ」。韓国の文在寅大統領が「三・一独立運動」から100年を記念した式典で語った言葉である。予想より日本批判は抑えられた演説だった。 未来志向で進むべきだというのは大賛成だ。し…
両陛下、結核予防全国大会に
天皇、皇后両陛下は28日午前、東京都文京区のホテル椿山荘東京を訪れ、公益財団法人結核予防会の創立80周年を記念した「第70回結核予防全国大会」の式典に出席された。 両陛下は10年の節目ごとに同大会に出席。式典では、同…
新羅仏教と日本の深いゆかり
浄土宗の源流は新羅の元暁 元暁宗和気山統国寺住職 崔 無碍師に聞く 新羅の僧、元暁(がんぎょう)と義湘(ぎしょう)を高く評価したのが鎌倉時代、高山寺の明恵で、国宝「華厳宗祖師絵伝」を監修し詞(ことば)を書いたとされる。…
渋滞を逆手にビジネス
地球だより 渋滞都市としては世界有数のバンコク。通勤にもかかわらず往復でほぼ半日、車の中にいる人もいるほどだ。 それでも、バスや電車を乗り継いで座ることもままならない通勤よりましという人は多く、車での通勤がステータス…
グアイド氏 ブラジル訪問
ベネズエラ マドゥロ政権に外交戦 南米ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領に退陣を求め、暫定大統領就任を宣言している野党指導者のグアイド国会議長は27日夜、滞在先のコロンビアからブラジルの首都ブラジリアへと移動した。28…
党大会控え後退する第1野党・自由韓国党
韓国紙セゲイルボ 第1野党の自由韓国党は2月27日の党大会を控えて後退している。代表選の出馬予定者5人が第2回朝米首脳会談と日程が重なるからと党大会延期を求め、受け入れらずに集団ボイコットした。結局、3人の候補者だけが…
米朝首脳再会談、一致できないのは当然だ
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、2回目の首脳会談をベトナムの首都ハノイで行った。 両首脳は北朝鮮の非核化をめぐって合意できず、文書の署名は見送られた。進展が見られなかったことは残念だが、完全な非核…
「歴史とは勝者の歴史」と言われる。勝った…
「歴史とは勝者の歴史」と言われる。勝った者が歴史を記述する権利を持つという意味だ。が、勝者の誰もが歴史を記述できるわけではなく、業績は大きいものの謀反を起こされ自害した織田信長や、謀反を主導した明智光秀は、歴史を記述す…
カーニバルとブラジルの微笑み
地球だより ブラジルは3月に入ると本格的なカーニバルシーズンを迎える。記者は、日本の知人から「本場のカーニバルやサッカーも楽しめるなんて、うらやましい」と言われることがある。 確かに、サッカーやカーニバルファンにして…
理念的・政略的反日は災いを呼ぶ
韓国紙セゲイルボ 破綻の車輪が回る韓日の未来 韓日関係が険悪だ。いくら仲が悪くてもこうまで悪かったことはなかった。どちらが臆病かを争うチキンレースをやろうというのか。 河野談話、村山談話が出た1990年代の日本と今の…
頭脳流出
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 朝鮮王朝の第22代、正祖王 21年、西暦で1797年の夏。正祖は(4大党派の一つである)老論僻派の首領だった沈煥之に御礼(王直筆の書簡)を送った。 「小さな村にも隠れた人材はいる…
ベネズエラ危機、支援物資搬入と出直し選挙を
経済が破綻状態にある南米ベネズエラで、独裁支配を強める反米左派のマドゥロ大統領が手段を選ばない権力維持の動きに出て危機的状況が続いている。暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長を支持する米国などの国々は、マドゥロ氏の…
福島県須賀川市に藤沼湖自然公園がある。…
福島県須賀川市に藤沼湖自然公園がある。1949年に農業用に造られた人造湖で、周囲に温泉や神社があり、庭園としても整備されて、キャンプ場ともなっていた。 釣り人が集う湖でもあった。気流子も旅に出る時釣り竿を持参したので…
バチカンのアンチ性犯罪会議、具体策なく閉幕
法王演説に「失敗」の声も バチカン(ローマ法王庁)で聖職者による未成年者への性的虐待への対策をテーマに開催されていた「世界司教会議議長会議」(通称「アンチ性犯罪会議」)は24日、フランシスコ法王が「聖職者の性犯罪予防」…
米特殊部隊 対中露へと任務をシフト
サイバー戦能力も強化へ 米国防総省は、2001年同時多発テロ後のテロ組織との戦いから、中露のような敵対する大国へと任務の焦点を移しており、それとともに米軍特殊部隊の任務にも変化が起きている。それに伴って米軍特殊作戦軍(…
各界代表招き宮中茶会
天皇陛下即位30年記念 天皇陛下の即位30年を記念した天皇、皇后両陛下主催の2回目の茶会が26日午前、皇居・宮殿「豊明殿」で開かれ、平成を代表するスポーツ選手ら各界代表や地方自治体の首長ら約500人が出席した。 茶会…
はやぶさ2、夢が膨らむ小惑星着陸成功
探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」への着陸に成功した。また着陸時に試料採取のための弾丸が発射されたことも確認された。初代はやぶさで果たせなかった試みを、ことごとく成功させている宇宙航空研究開発機構(JAXA)は…
琉歌・御製から伝わる思い
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 24日開催された「天皇陛下御在位30年記念式典」では、沖縄出身の歌手・三浦大知さんが、天皇皇后両陛下の作詞作曲された琉歌(りゅうか)「歌声の響」を歌唱した。 「だんじょかれよしの…
国境の「壁」議論、たわ言の境界に Bordering on the absurd
トランプ大統領が南部国境にあくまでも壁を求めることに対して反対する人たちとの舌戦では、米国の基本的安全保障に関するばかげた議論が、せきを切ってあふれ出た。愚かさは時には滑稽であり得るが、常識への攻撃がばかばかしさのレベ…
「きょうは怖い話をありがとうございました」…
「きょうは怖い話をありがとうございました」。小紙愛読者でつくる世日クラブで特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏が講演し、急増する北朝鮮からの漂着船がはらむ問題への危機意識の不足に警鐘を鳴らした。それに対する質問者の率直…
スーパーの客減少の意味
地球だより 昨年のフランスのスーパーの来客数は7%減り、収益も近年最大の落ち込みを見せていることが最近、明らかになった。 大都市郊外のモールにある巨大スーパーは、ここ30年間、週末に安価な物を大量買いする消費者で溢れ…