編集局 

グアイド氏が帰国 ベネズエラ
マドゥロ政権が拘束の恐れ 反米左派マドゥロ大統領による強権政治が続くベネズエラで4日、野党指導者のグアイド国会議長が空路で南米諸国訪問から帰国した。グアイド氏は、1月23日に暫定大統領への就任を宣言した後、政権寄りの最…

日米で核・拉致包括解決推進
米朝決裂 (4) 安堵(あんど)と戸惑い。2回目の米朝首脳会談が事実上の決裂で終わったことに対し、日本政府が最初に示した反応だ。 トランプ米大統領が金正恩朝鮮労働党委員長の中途半端な非核化案で妥協しなかったことへの安…

中国「国防費」増大、背景に「海洋支配」の時代認識
中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)で、2019年の公称「国防費」が前年比7・5%増の1兆1900億元弱(約19兆8000億円)に決まった。伸び率は前年の8・1%増に比べると若干低下しているものの、経済成長が鈍…

ハノイ・サミットの失望 Disappointment in Hanoi
ハノイ・サミットは、8カ月前の彼らのシンガポールでの会談の善意の上に(ほかには、あまり大したものはなく)築かれて、本物の進展は、北朝鮮の核兵器廃絶計画と、その代わりに、制裁緩和を許す方向へ行くと思われていた。結局、ハノ…

わが国近年の歴代ノーベル賞受賞者が、口を…
わが国近年の歴代ノーベル賞受賞者が、口を揃(そろ)えて「基礎研究」充実の必要性を訴えている。来年度政府予算で科学技術予算の増額をぜひ実現させたい。 政府の支援の方向は二つあって、一つは日本の大学全体の研究力アップに資…

北朝鮮、海外でも「ウリ式心得」
地球だより 先の米朝首脳会談の開催地となったベトナムでは麺類が食卓によく並ぶ。首都ハノイを歩けば道端の簡易テーブルを囲んで腰を下ろし麺をすする住民の姿を至る所で見掛ける。記者も会談取材の合間に当地ご自慢の米粉麺「フォー…

スマホの学内持ち込み
今月、子供が中学校を卒業するが、新しい学校に入学する4月にはスマートフォンを持たせることにしている。卒業祝いや入学祝いというわけではない。親の事情で必要に迫られての決断である。新しい学校にも確認して了解をもらった。 …

昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風も…
昨日、一昨日とあいにくの雨続きの上に、風もまだ冷たい。明日は「冬ごもりの虫が這(は)い出る」という二十四節気の啓蟄(けいちつ)で春も仲春を迎えるが、虫たちも地上に首を出すのは躊躇(ためら)うかもしれない。 啓蟄の語は…

米宇宙安保報告、中露の脅威に対処する体制を
米国防総省傘下の情報機関、国防情報局は「宇宙での安全保障に対する課題」と題された報告書で、宇宙空間における中国とロシアの脅威について警鐘を鳴らした。 衛星攻撃兵器に言及 報告書は中国、ロシア、イラン、北朝鮮の宇宙にお…

「三・一」から100年、日本との間の溝を深めるな
韓国では、日本の植民地支配に抵抗した「三・一独立運動」が起きてから100年の節目を迎えた。韓国政府が光化門広場で開いた記念式典には1万人以上が参加した。 式典で演説した文在寅大統領は、日韓関係について未来志向を強調す…

保守派会議で社会主義の台頭に懸念 Speakers at CPAC fear rise of socialism
保守派の活動家らは、2020年大統領選で民主党を過激な社会主義者と印象付けるトランプ大統領の計画を全面的に支持し、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員の政策を阻止することを最優先課題に掲げている。 メリーラン…

「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)…
「草の戸も住替る代ぞ雛の家」(芭蕉)。きょうは桃の節句、雛(ひな)祭りの日である。 桃の節句について、稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』には「五月五日の男の子の菖蒲の節句に対して、三月三日の女の子の節句をいう。雛に桃の…

とグアイド国会議長-150x150.jpg)
ブラジル大統領とグアイド氏が会談
マドゥロ政権に外交圧力 政情不安が続く南米ベネズエラで暫定大統領を宣言しているグアイド国会議長は28日、訪問先のブラジルでボルソナロ大統領と会談した。ボルソナロ大統領は、強権政治を続ける反米左派マドゥロ政権に対し、ベネ…

米中貿易協議、米は構造改革迫る姿勢を貫け
トランプ米政権は、米中両国が設定した3月1日の貿易協議の期限を延長した。2日に予定していた対中制裁関税の引き上げも先送りする。 3月下旬にも首脳会談 米国は1日までに協議がまとまらない場合、2000億㌦(約22兆円)…

米孔子学院に中国から10年間で1億5000万㌦
ビザ不正も横行 中国が米国の大学に設置した教育機関「孔子学院」に、この10年間で1億5000万㌦以上の資金が中国から提供されていたことが米上院国土安全保障・政府問題委員会常設調査小委員会の報告から明らかになった。 学…

司令官、南部国境の緊急事態に反論 Four-star Air Force general disputes claims of border emergency
米本土防衛に責任を持つ空軍大将が26日、議会議員を前に、南部国境での不法移民と違法薬物の流入は、国家緊急事態には当たらないと述べた。これは、ホワイトハウスの主張とは全く逆だ。 オショーネシー北方軍司令官は上院軍事委員…

「親日残滓の清算も外交も未来志向で進む…
「親日残滓の清算も外交も未来志向で進むべきだ」。韓国の文在寅大統領が「三・一独立運動」から100年を記念した式典で語った言葉である。予想より日本批判は抑えられた演説だった。 未来志向で進むべきだというのは大賛成だ。し…


両陛下、結核予防全国大会に
天皇、皇后両陛下は28日午前、東京都文京区のホテル椿山荘東京を訪れ、公益財団法人結核予防会の創立80周年を記念した「第70回結核予防全国大会」の式典に出席された。 両陛下は10年の節目ごとに同大会に出席。式典では、同…


新羅仏教と日本の深いゆかり
浄土宗の源流は新羅の元暁 元暁宗和気山統国寺住職 崔 無碍師に聞く 新羅の僧、元暁(がんぎょう)と義湘(ぎしょう)を高く評価したのが鎌倉時代、高山寺の明恵で、国宝「華厳宗祖師絵伝」を監修し詞(ことば)を書いたとされる。…

渋滞を逆手にビジネス
地球だより 渋滞都市としては世界有数のバンコク。通勤にもかかわらず往復でほぼ半日、車の中にいる人もいるほどだ。 それでも、バスや電車を乗り継いで座ることもままならない通勤よりましという人は多く、車での通勤がステータス…


グアイド氏 ブラジル訪問
ベネズエラ マドゥロ政権に外交戦 南米ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領に退陣を求め、暫定大統領就任を宣言している野党指導者のグアイド国会議長は27日夜、滞在先のコロンビアからブラジルの首都ブラジリアへと移動した。28…

党大会控え後退する第1野党・自由韓国党
韓国紙セゲイルボ 第1野党の自由韓国党は2月27日の党大会を控えて後退している。代表選の出馬予定者5人が第2回朝米首脳会談と日程が重なるからと党大会延期を求め、受け入れらずに集団ボイコットした。結局、3人の候補者だけが…

米朝首脳再会談、一致できないのは当然だ
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、2回目の首脳会談をベトナムの首都ハノイで行った。 両首脳は北朝鮮の非核化をめぐって合意できず、文書の署名は見送られた。進展が見られなかったことは残念だが、完全な非核…
