編集局 
募るマルクス主義者の残虐性 More Marxist cruelty
今、ニコラス・マドゥロ大統領がベネズエラ国民に提供するはずの唯一のものは、さらなる残虐性である。彼の国は、すぐ隣のコロンビアやブラジルからの配給を待っている多量の食料(そして医薬品)を持っていながら、ゆっくり死に向かっ…

東京電力福島第1原子力発電所の廃炉作業で…
東京電力福島第1原子力発電所の廃炉作業で重要課題の一つが、事故があった2号機の原子炉格納容器内部に溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出し。それにはまず原子炉内部の状況やデブリの性状の把握が不可欠だ。 このほど、ロボット…


米朝交渉に非核化原則強調
2回目の米朝首脳会談がベトナムで行われるのを前に、ディック・チェイニー元米副大統領、ニュート・ギングリッチ元米下院議長らが、韓国・ソウルで開かれた国際会議で講演し、トランプ米政権に北朝鮮と交渉する上で、(1)強い意志を…

軍隊でスマホ、4月から使用OKに
地球だより スマートフォンでゲーム、インスタグラムにコメント、ユーチューブで動画視聴…。今や見慣れたスマホ利用は、韓国の軍隊でも見られる光景となりつつある。 国防省が国防改革の一環として、4月から全国の部隊で兵士たち…

「なぜ、学習するのか」
最近、ふと、中学校1年生の最初の社会科授業を思い出した。 「なぜ、学習するのか」 先生が教室に入るなり黒板に大書したのが、この8文字だった。何が始まるのか分からず、きょとんとしている生徒たちに対し、先生は、ほとんど…

匿名で登場する人物らがメディアについて…
匿名で登場する人物らがメディアについて論じる座談会がある。大御所などを斬る本音の批判が結構受けるのだが、月刊誌「正論」に連載の「メディア裏通信簿」もその一つ。 3月号ではフォトジャーナリストの広河隆一氏らを槍玉(やり…

フレイルを予防するために
健康長寿医療センター社会参加と地域保健研究チームの藤原佳典研究部長 『「フレイル」ってなに?~自立した老後を過ごすための予防、診断、対策~』をテーマに東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京…

自衛官募集、自治体は協力を惜しむな
安倍晋三首相が「自衛隊の新規隊員募集に対し、自治体の6割以上が協力を拒否している」と主張し、憲法9条への自衛隊明記を訴えたことについて、野党や一部メディアから事実誤認との批判が出ている。 しかし、6割以上の自治体から…

沖縄県民投票、辺野古移設めぐる混乱を懸念
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票が告示され、24日に投開票される。 昨年10月に条例制定 県民投票は、埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択から選ぶものだ…

「AIと日本人」をテーマにした月刊誌「文藝…
「AIと日本人」をテーマにした月刊誌「文藝春秋」3月号の鼎談(ていだん)で、松尾豊・東京大特任准教授は「中国やロシアのような体制の国々とAIは、実は、異常に相性がいいんですよ」と話している。 また井上智洋・駒澤大准教…

「同性婚」一斉提訴、結婚の意義を再確認せよ
個人の権利や自由に偏って主張する戦後の価値観を典型的に表す動きではないか。「同性婚」一斉提訴のことだ。 原告は男女間で認められている権利が同性カップルに認められないのは、法の下の平等に反すると主張するが、あまりの論理…

妊娠後期中絶に反発が強まる中、「無制限」中絶の強化に動くバーモント州 Vermont doubles down on ‘no-limits’ abortion amid late-term backlash
バーモント州は既に全米で最も人工妊娠中絶に寛容な州だ。州法には中絶の規制が何もない。だが、無制限の中絶を文書化する法案は、妊娠後期の中絶を認可し、第二のカーミット・ゴスネルに門戸を開くことになるとの懸念が出ている。 …

「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)…
「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)。テレビでよく見るのがニュースと気象情報。特に朝は出掛けなければならないので、天気予報は欠かせない。雨が降るのか降らないのか、傘を用意した方がいいのかどうか判断するためだ。 …


軍命説の誤り認めた谷川氏 、『うらそえ文藝』で真実知る
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (43) 2009年5月、『うらそえ文藝』という年1回発行の文芸誌が慰霊の特集を組んだ。それは全国的な反響を呼び、売り切れとなった。だが、沖縄では沖縄2紙は一…

バンコク新中央駅誕生へ
地球だより バンコク北部のバンスーに、巨大なアーチの形をした東南アジア最大の駅舎「バンスー・グランド・ステーション」が建設中だ。 ラオスのビエンチャンやマレーシアのバターワースなどから来る国際列車のターミナル駅として…

国内景気、力強さなく増税後が心配だ
2018年10~12月期の国内総生産(GDP)は2四半期ぶりにプラスにはなったが、力強さは見られない。海外環境の悪さもあり、先行きには不透明感が増す。10月には消費税増税を実施する予定であり、19年度予算案で種々の対策…


「自由民主」山梨県知事選 保守統一で県政奪還
因縁の分裂回避示す写真 春の統一地方選、夏の参院選と選挙イヤーの今年、まず前哨戦と位置付けられたのが1月27日投開票の山梨県知事選だった。旧民主党系の現職・後藤斎知事と自民・公明推薦の長崎幸太郎氏との事実上の一騎打ちと…

意外と知られていないが、戦前の日本は製作…
意外と知られていないが、戦前の日本は製作本数では米国を上回る映画大国だった。戦後それを知る連合国軍総司令部(GHQ)は占領政策遂行のため、民主化、非軍国化の啓蒙(けいもう)映画を作らせた。戦意高揚映画を作っていた映画会…


具体的戦略欠けた新防衛大綱
北海道世日クラブ講演要旨 緊迫化する東アジア~新防衛大綱の意義と課題 公益社団法人隊友会北海道隊友会連合会会長 酒巻 尚生氏 昨年12月18日、閣議で新たな防衛力整備の指針を示した「防衛計画の大綱」と平成31年度から5…

「払わなくていいです」
米国から 先日、近所のベーカリーカフェを訪れた時のこと。レジで20代くらいの男性店員にスモールサイズのコーヒーを一つ頼んだが、「お金は払わなくていいです」と意外な言葉が返ってきた。理由が分からず、「きょうは特別な日です…

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ベネズエラ危機、米露衝突の場にも
目まぐるしく情勢が変わる南米ベネズエラの政治危機。反米左派ニコラス・マドゥロ大統領と、野党指導者フアン・グアイド暫定大統領による権力争いは、世界の主要国による代理戦争の様相も呈している。 (サンパウロ・綾村悟) 「二人…

韓国議長暴言、日本国民の心傷つける非礼
韓国の文喜相国会議長が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、慰安婦問題の解決には天皇陛下の謝罪が望ましいと発言した。 日韓合意を無視し、日本人の国民感情を著しく傷つける暴言だ。安倍晋三首相をはじめ政府首脳が厳しく抗…

「組織と個人」というテーマがある。かつては…
「組織と個人」というテーマがある。かつては「強大な組織」が一方にあり、「無力な個人」がそれに向き合うという図式だった。個人が組織に勝つことは困難だとしても、どれだけ戦えるかというテーマだった。 今は逆に「強い個人」対…
