編集局
自粛・忍耐のダサイン祭ーネパールから
地球だより 最も有名なヒンズー教徒の祭典の一つ、ダサイン・フェスティバルが10月17~26日にあった。毎年ヒンズー暦により日は変わるが、秋に10日間かけて世界中のヒンズー教徒がこの祭典を祝う。 春のホリ・フェスティバ…
「和風」彫刻を世界に発信
チェーンソーアーティスト 伊藤 正美氏に聞く 木材を「祈りの器」に 秋田県由利本荘市の「鳥海山木のおもちゃ美術館」前の広場で久々にチェーンソーのブーンブーンという音を聞いた。チェーンソーアーティストの伊藤正美氏(48)…
モンゴル語保護国際会議 中国の「人権侵害許されない」
衆院会館で前大統領ら訴え 中国・内モンゴル自治区における教育の漢語化政策に反対するモンゴル人らによる国際会議が19日、衆院第1議員会館で行われ、内モンゴル出身者らが実情を訴えた。 会議では、上野宏史議員(自民)ら国…
国民投票法改正案 成立急ぎ条文案審議に入れ
憲法改正について議論する衆院の憲法審査会がようやく開催された。先の通常国会で自由討議を行って以来およそ半年ぶりであり、菅政権では初となる。改憲の是非を問う国民投票の利便性を高める国民投票法改正案の成立は待ったなしだ。今…
10年以上も前の話。テレビで関西の芸人が…
10年以上も前の話。テレビで関西の芸人が「うちの嫁は……」と話しだした。どう見ても30代にしか見えない彼に嫁がいるのが不思議だった。「嫁とは息子の妻」のこととそれまで考えていたからだ。 だが話を聞いていると、どうやら…
オリーブ畑でのんびりーイスラエルから
地球だより イスラエルでは例年10月に雨が降り始め夏の終わりを告げるが、今年は11月に入ってからようやく雨が降りだした。 この時期は、オリーブの収穫時期であり、アラブ地域では、収穫したオリーブの実や絞ったばかりのオリ…
光化門広場の改造
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 光化門広場(朝鮮王朝の正宮・景福宮の正門・光化門前の広場)の「再構造化」は1990年代から論議され始めたソウル市の核心的な都市空間改善事業だ。当時、光化門前の歴史広場と世宗文化会館…
朴智元国情院長は外交長官なのか
韓国紙セゲイルボ 「文・菅宣言」提案も公開 朴智元(パクチウォン)国家情報院長は情報機関の長としては信じられないほど派手に日本を訪問した。異例なことに国情院長の海外訪問が出発前から露呈した。日本では面談後に囲み取材に応…
米大統領選 バイデン氏「勝利」宣言 パレスチナ、関係改善求める
米大統領選でバイデン前副大統領が「勝利」宣言をしたことにより、パレスチナが中東和平交渉に関して期待を寄せている。バイデン氏がイラン核合意へ復帰する姿勢を示していることから、イランはトランプ米政権により再開された経済制裁…
米軍事力は依然「最低限」
保守系シンクタンクが報告 ロシア、中国が軍事力を向上させている一方で、米軍の能力は「最低限」にとどまっている。米保守系シンクタンク、ヘリテージ財団国防センターは17日、最新報告「2021年米軍事力指標」でこのような評価…
日豪首脳会談 中国を抑止する準同盟関係に
オーストラリアのモリソン首相が来日して行われた菅義偉首相との日豪首脳会談は、中国による海洋進出や豪州への政界工作疑惑など覇権主義的な試みへの危機感を背景に「自由で開かれたインド太平洋」構想に向け連携強化が確認された。中…
「おそらく剱岳の一番のみごとな景観は、…
「おそらく剱岳の一番のみごとな景観は、仙人池あたりから望んだものであろう。眼前に、岩と雪の交錯したダイナミックな光景が迫ってくる」。深田久弥は『日本百名山』の中で、剱岳(富山県)について眺めるのに良い所まで紹介している…
ロシア海軍 アフリカに初の基地
スーダンと合意 ロシア政府は、アフリカ北東部スーダンに艦艇の活動を支援する新たな海軍基地を建設することを明らかにした。スーダンは、米政府によるテロ支援国家指定の解除を約1カ月前に受けたばかり。 スーダンとの暫定合意に…
コロナ禍の景気 回復力弱く長期停滞の懸念
新型コロナウイルスの影響によって歴史的な落ち込みとなった前期の反動で大きな数字になったが、回復力は弱く、コロナ第3波への警戒感から伸び悩みが懸念される――。 2020年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が示す景気…
注目集まる嘉間良、米副大統領候補と同名?
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米大統領選挙でマスコミ報道を受けてバイデン氏が「勝利宣言」をする中、沖縄では副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員の名前に注目が集まっている。ファーストネームと沖縄市嘉間良(かまら)…
パリ協定はカネがかかって益無し Biden’s power pact: A return to the Paris climate accord would cost much, yield little
言われているように、権力が崩壊すると、米国民はびっくりして、何か悪いことが起こるに違いないと感じ始める。ジョー・バイデンが気候変動ネットワークに復帰するだろうといったような。しかし、彼は地球温暖化から世界を救うよりも、…
米大統領選の開票から2週間過ぎても、次期…
米大統領選の開票から2週間過ぎても、次期大統領を確定できない状況が続いている。バイデン前副大統領が「勝利宣言」し、メディアはそれを前提に報道をしているが、トランプ大統領は大規模な不正があったとして訴訟を起こし、一歩も引…
緩いロックダウンへの懸念ーフランスから
地球だより パリに住む日本企業の駐在員たちは、先月末から実施されている新型コロナウイルスの感染対策のロックダウンに不安を感じている。一つはロックダウンなのに、なぜか人通りが多いこと、もう一つはアジア系住民へのいじめが広…
就任5日で辞任表明 ペルー大統領
反政府デモが激化 南米ペルーのメリノ大統領(59)が15日、辞任を表明した。汚職疑惑で国会に罷免されたビスカラ前大統領(57)に代わり10日に就任したばかりだった。メリノ大統領に任命された閣僚らも15日付で辞任した。 …
避けられたウィーン銃撃テロ
ウィーン市中心部でイスラム過激派テロリストによる銃撃テロ事件が発生して16日で2週間が過ぎた。犠牲者4人、23人の重軽傷者を出した銃撃テロ事件はオーストリア国民に大きなショックを与えた。事件の捜査が進むにつれて、「事件…
東ア経済連携 中国の影響力強化に警戒を
日本と中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など15カ国は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で合意に達して協定文書に署名した。世界経済・貿易の3割を占める最大規模の自由貿易圏が誕生する。 日本の…
スマホ世代が親になる時、支える社会が重要に
歩きスマホや依存、トラブルに巻き込まれる可能性まで、スマートフォンに関わる問題は繰り返し叫ばれているが、対応がなかなか難しい。歩きスマホなど以前より増えているのではないかと感じるほどだ。 そう思っていると、「スマホ…
紅葉の盛りながら、霜月11月も後半に入った…
紅葉の盛りながら、霜月11月も後半に入った。二十四節気の立冬から10日が過ぎ、この22日は小雪(しょうせつ)。<木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始めるころ>という。暦の上ではいよいよ冬近しである。 翌23日は、五千…