編集局
地域と家庭、学校に新風 コミュニティースクール
北海道十勝管内中札内村前教育長 上松丈夫氏に聞く かなり以前から子供たちの教育は学校、地域、家庭の連携が重要だと叫ばれてきた。文部科学省は平成29年度から全国の小中学校に対して地域住民や保護者が一定の権限を持って学校運…
元仏大統領ジスカールデスタン死去
西側結束で冷戦終結に貢献 フランスのバレリー・ジスカールデスタン元大統領が2日、死去した。94歳だった。1974年から7年間、大統領を務め、主要国首脳会議(サミット)を提唱し、75年にオイルショックの混乱の中、第1回サ…
香港民主派実刑、自由と民主否定する不当判決
香港の裁判所が、昨年6月の違法集会を扇動した罪などに問われた民主活動家の黄之鋒氏に禁錮13月半、周庭氏に同10月、林朗彦氏に同7月の実刑判決を言い渡した。 「逃亡犯条例」改正に反対 3人は昨年6月、中国本土への容疑…
「3密(密閉・密集・密接)こそ音楽の母体」…
「3密(密閉・密集・密接)こそ音楽の母体」と言われる(岡田暁生(あけお)著『音楽の危機』中公新書近刊)。洞穴の中で恐怖に震えながら身を寄せるしかなかった時代の記憶だ。 芸術の中でも文学や美術は、音楽とは違う。特に文学…
心も体も温まるギフトーイスラエルから
地球だより 11月に入りやっと雨期らしく雨が降り始めたと思っていたら、今度は降りやまずに各地で洪水被害が出た。雨は本来、イスラエルにとって恵みである。ガリラヤ湖の水位が1週間で3㌢上がっただけでニュースになるほどだ。 …
現代版“不老の薬”
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 徐市。徐福ともいう。琅邪の方士(神仙の術を身につけた道士)だ。琅邪は中国の山東省膠州湾地域の地名だ。斉の国に属した。彼は秦の始皇帝の信任が厚かった人物のようだ。天下を統一した始皇帝…
ネタニヤフ・イスラエル首相がサウジ訪問 米、関係正常化を期待
イスラエルのネタニヤフ首相が11月22日、サウジアラビアを秘密裏に訪問し、ムハンマド皇太子と会談したことが明らかとなった。サウジはイランに対抗するためのトランプ米政権の外交政策の要である。対イラン包囲網構築を目指すトラ…
中国主導の「RCEP」がスタート、米がTPP復帰なら衝突も
韓国紙セゲイルボ 11月15日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が韓国をはじめとする15カ国の署名によって公式スタートした。インドの不参加にもかかわらず、15参加国が東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国をはじ…
英国防費増額へ、国際的役割の拡大を期待
ジョンソン英首相が国防費の大規模な増額を発表した。中国やロシアへの警戒感が強まっていることが背景にある。 国防費拡大は、軍事大国としての地位を維持する努力において米中に大きく後れを取っている英国の立場を変更する意思表…
新型コロナウイルス流行の長期化で、巣ごもり…
新型コロナウイルス流行の長期化で、巣ごもりする人々に向けてインターネット販売による販路拡大が盛んだ。東京・豊洲市場の水産業者は、クロマグロやウニなど高級すし店で使われる魚介類を一般向けにネット通販する(小紙12月1日付…
児童虐待、コロナ機に家庭の価値重視を
2019年度に全国の児童相談所(児相)が対応した虐待相談件数(速報値)は、前年度比3万3942件(21・2%)増の19万3780件だった。1990年度の集計開始以来最多を更新し、前年度からの増加幅も過去最大となった。 …
米国人が将来のために今成すべきこと What Americans should be doing now for the future
感謝祭が終わった今、米国人は、12月中旬から下旬までの、毎年訪れるクリスマス休戦を象徴する「ノー・マンズ・ランド」(無人地帯の意、2001年製作の映画の題名)の季節に向かって入っていく。心理的には、私たちは、新しい米国…
米大統領選の大規模不正疑惑で、ペンシル…
米大統領選の大規模不正疑惑で、ペンシルベニア州に続きアリゾナ州でもトランプ陣営による公聴会が開かれた。ドミニオンの集計機ソフトがインターネットに接続され、フランクフルトでハッキングされていたというサイバーセキュリティー…
クリスマスの粋な計らいーオーストリアから
地球だより 本来ならば、クリスマス市場が開かれ、訪れる人で賑(にぎ)わうシーズンだ。しかし、今年は全てがうまくいかない。欧州最大規模のウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場も来月6日まで続く第2次ロックダウン(都市封鎖)…
愛子殿下 19歳に
大学でオンライン授業続く 天皇、皇后両陛下の長女愛子殿下は1日、19歳の誕生日を迎えられた。3月に学習院女子高等科を卒業され、4月に学習院大文学部日本語日本文学科に進学。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン授業…
EUvs 英、対面交渉 厳しい局面
英国の欧州連合(EU)離脱移行期間終了が今月末に迫る中、いまだ続く貿易交渉は妥結の糸口を見いだせていない。新たな協定なき正式離脱が双方にもたらす衝撃と混乱は大きく、危機感が高まっている。最大の漁業問題を含め、最後の調整…
ISS長期滞在、野口さんらの活躍に期待する
日本人宇宙飛行士、野口聡一さんが3度目の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に挑戦中である。来年春ごろに星出彰彦さん、2022年には若田光一さん、23年ごろに古川聡さんの長期滞在が決まっている。 ISSで日本は全体…
小鳥の死に「命」を思う
「きゃあ~! お父さん来て」 玄関のドアを開けた妻が悲鳴を上げた。何が起きたのかと駆け付けると、玄関ポーチでスズメほどの小鳥が死んでいた。シジュウカラのようだが、よく分からない。夜、家に衝突したのだろうか。 妻は、…
中国発の新型コロナウイルスに振り回されて…
中国発の新型コロナウイルスに振り回されて今年もはや師走に入った。この時期になると、時の流れの早さに驚き、否(いや)応なく老境にあることを意識させられる。若い頃は逆に、流れを遅く感じてきたように思う。 感じ方が違うのは…
結婚容認も 実現に課題 秋篠宮殿下
「多くの人納得していない」 結婚関係儀式の延期発表から2年9カ月。秋篠宮殿下は30日の誕生日を前に、記者会見で長女眞子殿下(29)と小室圭さん(29)の結婚を延期後初めて容認された。13日に眞子さまが文書で公表した結婚…
治安関連法案に抗議デモ フランス
警官の顔撮影禁止に反発 フランス政府が提出した治安関連法案に対する抗議デモが28日、パリなど全国各地で実施された。内務省によると、約13万3000人が参加した。 法案には、警官らの姿を撮影した画像の拡散を禁止する条項…
米大統領選は終わっていない、「陰謀論」で済まない不正疑惑
特別編集委員 藤橋 進 今月3日に行われた米大統領選挙は、バイデン元副大統領が「勝利」宣言し、政権移行のプロセスが進んでいるかのように日米の大手メディアは報道しているが、バイデン氏の勝利は確定していないし、大統領選は終…
秋篠宮殿下 55歳に
眞子殿下結婚「認める」 二人の思い「親として尊重」 秋篠宮殿下は30日、55歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見。婚約内定中の長女眞子殿下(29)と小室圭さん(29)について、「結婚す…