日本学術会議を「権威団体」として政治利用


反原発派のパンフレットの中に載っている学術会議の「提言」

学術会議と日本共産党(中)

 日本共産党は政府機関である日本学術会議を、何よりも「権威団体」として最大限利用してきた。

 日本学術会議は創立翌年1950年の総会で、日本の米国等との単独講和に反対して全面講和を主張する決議を行った。学術団体であるにもかかわらず政府方針に反対する共産党や社会党に与(くみ)したのである。これに激怒した吉田茂首相は、学術会議の民営化の検討を命じたものの、その前に吉田内閣が倒れてしまった。


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