[月刊朝鮮]
慰安婦問題で観測気球、日本政府関係者の話を解説
日本政府関係者の話を解説 日韓関係が悪化したまま膠着(こうちゃく)状態に陥っている。日本側からは積極的に改善に動き出そうとはしていないようにも見受けられる。対韓関係をしばらく放置しておこうという気配すら感じられる。 …
韓国民の高高度ミサイル迎撃防衛体系批判
中国の顔色窺う事大主義/邪魔する「不純集団」が存在 韓国で高高度ミサイル迎撃防衛体系(THAAD)の導入をめぐって、大きな議論が続いている。昨年10月にも本欄で取り上げたが、その状況は少しも変わっていない。 朝鮮日報…
「朴槿恵大統領」まで青写真 注目続く鄭ユンフェ氏
韓国の“秘線実力者” 他国の政治スキャンダルがこれほど関心を呼ぶことはそうそうないことである。韓国の「大統領府文書流出事件」だ。これは、朴槿恵(パククネ)大統領の関係者(民間人)が大統領府の人事に介入していることを示す…
脱北者が見る日朝交渉 拉致は日本侵略の一環
h4>拉致は日本侵略の一環 月刊朝鮮が連載している脱北者の証言がある。「キム・チョルジンの平壌実録」だ。1月号では「北朝鮮が日本と対話する内心」として、日本人拉致被害者について語っている。 北朝鮮が日本人拉致被…
米国に根を張る北朝鮮、在米韓国社会の従北勢力
「慰安婦像」から「反韓」へ 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が9月、国連総会出席のためニューヨークを訪れると、ある種の“大歓迎”を受けた。「だれがセウォル号を沈めたのか」「沈没は政府が指示して国家情報院が脚本を書いた」「…
来年北朝鮮に事変の可能性、「ボイラー論理」で分析
吸収統一準備の主張 今年、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は「南北統一」に取り組む手始めの年と位置付けていた。新年の記者会見で「統一大当たり」論をぶち上げ、3月には訪問先の独ドレスデンで「統一ドクトリン」を発表したことに…
在米・劉氏の外交論、日本「生存第一主義」と論考
朝日記事分析は自意識過剰 常に鋭い日本分析を書いている在米韓国人の劉敏鎬パシフィック・インク企画局長が「月刊朝鮮」(11月号)に「日本の生存第一主義とウーマノミクス」の記事を寄せている。外交であれ、内政であれ、日本人の…
米韓同盟に「東風41」の脅威
ミサイル防衛躊躇する韓国/中国の体面を考える思考 韓国が難しい立場に立たされている。ミサイル防衛(MD)システム導入をめぐって、同盟国のアメリカと、最大の貿易相手国となった中国との間に立たされ、双方の「顔を立てる」とい…
安倍首相が気になる韓国
在米・劉氏が変化に着目/「日本再生」する強力な政権 韓国の安倍晋三首相を見る視線は複雑だ。「慰安婦」「歴史認識」であれほど攻撃してもビクともしない。自らの主張を1㍉たりとも譲らず、「歴史に逆行」して「右傾化の歩み」を進…
韓国教師の北朝鮮称賛、教育界の深刻な左翼偏向
生徒の通報で社会問題化 日本では学校や教師を悩ます「モンスターペアレント」がいるが、韓国にも同じような「モンペ」は存在する。苛烈な大学進学競争があるため、教育への注目度が高く、勢い要求も強くなるからだ。 だが、進学や…
「従北」に甘い韓国社会
「歴史」清算論絡んで民主化/保守派に「親日」攻撃続く 「従北」とは韓国で北朝鮮を擁護したり、時には北朝鮮の意向に沿って韓国内で積極的に行動する勢力をいう。 これに対して、「親日」とは日本植民地時代に日本統治に従い、当…
自衛隊行事に反日過激化
「集団的自衛権」で軍隊視 7月、韓国ソウルのロッテホテルで行われる予定だった「自衛隊創立記念日」行事が突然キャンセルされた。一国の政府を代表する大使館が行う行事を前日になってホテル側が一方的に断るとは前代未聞のことだっ…
保守層も朴大統領批判、組織崩壊直前の韓国政権
国益損ねても人気に執着 韓国では朴槿恵(パククネ)大統領が推した国務総理候補者が、国会の人事聴聞会にかけられることもなく、相次いで「落馬」し、結局、辞意を表明していた現総理がそのまま席に留まるという異例の事態となり、大…
大胆に「日本と手を握れ」、超保守言論人の観点
北と対峙する現実を直視 韓国の反日熱気のなかで、それでも「日本と手を握れ」と主張するのは、特にそれが言論の場合、“自殺行為”に等しい。 元「月刊朝鮮」編集長の趙甲済(チョカプチェ)氏が主宰するネットメディア「趙甲済ド…
旅客船事故2ヵ月半、何も変わらない韓国
焼け太りする官僚組織 「サッカーワールドカップで韓国が勝ち進めば、セウォル号のことは忘れてしまうだろう」 知人の韓国人が半分冗談でこう言ったが、4月のセウォル号沈没事故から2カ月半が過ぎ、事故をきっかけに噴出した「官…
韓国旅客船事故の後遺症、朴槿恵大統領に批判の矛先
疎通不足、独善的と与党から 韓国の旅客船セウォル号沈没事故は、韓国民をして「積弊」を問い直す契機となっている。安全管理や救援体制、危機管理がでたらめだっただけでなく、利己的で責任感の欠如した船長の姿が、先進国を自認して…
韓国の事大外交、情勢を見誤る小中華意識
教訓残した清、日本の興隆 米国とは軍事同盟を維持しつつ、中国とも「戦略的パートナーシップ」を模索する韓国は難解な外交方程式を解かざるを得ない立場だ。韓半島が周辺に強大国ばかりを配した地政学的位置にある以上、歴史的に避け…
窃盗仏像にやっと「返還」論
「略奪」証明に拘る韓国政府 対馬の寺社から盗まれていった仏像を韓国が返還していない問題について、これまで「返還の必要なし」の論調が強かった韓国内で変化が起きている。 2012年10月、対馬の観音寺から韓国人窃盗団(韓…
北朝鮮消滅期待発言、相手無視した朴政権の統一論
長時間の積み重ねが現実的 韓国国防部の金珉奭(キムミンソク)報道官が、北朝鮮について「ウソをよくつく国だ。国家といえるのか。早くなくなるべきだ」と非難したと報じられた。韓国政府の公式見解ではないだろうが、北朝鮮がこの地…
韓国の教科書論争
日本より深刻な「左偏向」 「歴史教科書問題」は韓国でも深刻だ。特に解釈の分かれる近現代史では、体制の異なる同族分断情況を抱え、左右の思想的対立が教科書記述に持ち込まれていることから、一つの事象がまったく異なって描かれ、…
南北統一に反対する中国、朴大統領は「統一宣言」
対中傾斜の矛盾 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が3月28日、独ドレスデンで「統一宣言」を発表した。前政権の李明博(イミョンバク)時代、ほとんど南北交流ができず、それまでの南北事業もルートが次々に閉ざされていた。この閉塞…
反韓世論が膨張した日本
韓国反日圧力の陥穽 米バージニア州議会では、同州の教科書で「日本海」に韓国等が主張する「東海」を併記する案が2月6日、可決した。同州に居住する韓国系住民の「東海併記運動」が「地理学的・歴史的に広く定着し、国際的に確立さ…
過去に拘る朴槿恵大統領、「親中反日」に手を焼く米国
安全保障を揺さぶる韓国 中国と一緒になって「安倍叩き」「日本攻撃」を続けている韓国の朴槿恵(パククネ)大統領を米国は「親中反日」政治家と認識している――。 米ワシントンでコンサルタント事務所を主宰している劉敏鎬(ユミ…