来年北朝鮮に事変の可能性、「ボイラー論理」で分析
吸収統一準備の主張
今年、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は「南北統一」に取り組む手始めの年と位置付けていた。新年の記者会見で「統一大当たり」論をぶち上げ、3月には訪問先の独ドレスデンで「統一ドクトリン」を発表したことに、その意気込みが表れていた。
ところが、4月にセウォル号沈没事故が起こり躓(つまず)く。政府の対応が批判され、その後の内閣人事の失敗、「不通」といわれる意思疎通が足りない朴大統領の政治スタイルが反発を受けて、国会は重要法案を一つも通すことができず、内政課題が山積するという状況になって、「統一」にまで手が回らずに、今年も終わりを迎えそうなのだ。
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