[月刊朝鮮]
「漢江の奇跡」に日本資金 「新東亜」記事中で認める
浦項製鉄所と京釜高速道路に いまや韓国は「世界10位圏内の経済大国」を誇っている。サムスン、LG、現代自動車など世界でも名の知れた企業を持ち、文化面では「韓流」が世界を席巻している。わずか70年前までは世界最貧国に数え…
脅威に目覚める「新東亜」 サード配置の意義を強調
対中配慮吹き飛ばす北の核 ペリーの黒船の砲撃で泰平の眠りを破られた日本は、それまで頑なに続けていた鎖国を解き、一気に開国、大政奉還、明治維新に突き進んで行った。このように歴史の中には一発の砲声が膠着(こうちゃく)した局…
米国の本音を訝る識者 米朝平和協定交渉に疑心
「南越」の二の舞いを恐れる 米朝間で平和協定交渉一歩手前まで行っていたことが分かり波紋を広げている。北朝鮮の核実験強行(1月)で霧散したが、米の同盟国である韓国としては穏やかでない。「ベトナム和平の再来だ」と不信が広が…
韓国に燻る「核武装論」 北核実験ごとに噴出
“脅し”の裏に米への注文 韓国でまたぞろ「核武装論」が出てきている。北朝鮮が1月に行った核実験を受けての動きだが、北が核実験やミサイル発射などを行うたびに出てくる“勇ましい”掛け声である。 最近になって「核武装論」を…
北核問題論じる月刊朝鮮 中国に解決のカギなしと分析
72年米中接近に“責任転嫁” 北朝鮮の第4回核実験(1月)について中国が国際社会から責められている。北朝鮮の核・ミサイル実験を禁止している国連安保理事会の常任理事国であり、北朝鮮とは「唇歯」の同盟関係にある中国がその任…
月刊朝鮮に移民推進論 高齢化で嫁と労働力が不足
多文化説くも課題多い民族性 韓国は日本に迫るほど高齢化が進んでいる。さらに少子化も深刻だ。ソウル駐在の同僚が、「『兄弟が5人いるというと、クラスで笑われる』と現地校に通っている息子が言っていた」という。最近の韓国人カッ…
新東亜の「新征韓論」 読まれる「軍国主義」日本
羮に懲りて膾を吹く対日不信 日韓両国は「慰安婦問題」で合意に達し懸案の一つを“解決”して、朴槿恵(パククネ)大統領就任以来の「非正常」な関係から「正常」に向かおうとしている。日韓の反目は国際社会の反対を押し切って核・ミ…
新渡戸「武士道」への注目
「腐敗や経済独占ない」対日観 日本の「安保法制」が成立してから、あれほど喧しかった韓国の非難の声がやんでしまった。というよりも飽きっぽい韓国メディアが取り上げなくなったのだ。だからと言って、韓国人の間にある根深い警戒感…
教科書よりひどい「指導書」の歴史歪曲―韓国
建国否定する社会主義礼賛 韓国で韓国史教科書の国定化をめぐって相変わらず論争が続いている。大規模な街頭デモも起こり、政府への抵抗が強い。こうした国民の強い反発が予想される中で、政府があえて国史教科書の国定化に踏み切った…
潘基文待望論、次期韓国大統領候補に名
「二元的政府制」論が浮上 外交、南北、経済、何もかもうまくいかない韓国の朴槿恵(パククネ)大統領には、早くも「レイムダック」化が囁(ささや)かれている。同時に政界ではまだ2年先になる大統領選に向けて、早くも候補探しや“…
歴史教科書国定化、左翼史観の横溢に対処
目に余った親北反韓記述 韓国では歴史教科書の国定化をめぐって朝野を挙げての大騒ぎとなっている。それに比べれば、日韓首脳会談や慰安婦問題の進展などが小さく見える程だ。 韓国ではこれまで歴史教科書は検定・認定制だった。教…
ハングルの日の論争 同音異義語が多くて混乱
普及は日本統治時代の教育 韓国では10月9日は「ハングルの日」である。この日を迎えると、決まって出てくるのが「ハングル専用は是か非か」という論争だ。 ハングルは朝鮮王・世宗(セジョン)(在位1418年~50年)が14…
感動ない「光復70年」 無気力な国情を識者指摘
「70」という数字には特別な意味があるのだろうか。半世紀の「50」でもなく、一世紀の「100」でもない中途半端な数字だ。ところが、戦後70年は特別な年とされてしまった。 わが国では安倍晋三首相による「戦後70年談話」…
光復70年に葛藤残す韓国 単独建国反対の金九を記念
光当たらぬ李承晩初代大統領 韓国は今年「光復70周年」を迎え、それを記念して切手が発行された。図柄は独立運動家の金九(キムグ)が描かれている。金九は「1940年から47年まで大韓民国臨時政府の主席」だった人物だが、これ…
日韓50年に金鍾泌氏証言録 違う公開「金-大平メモ」
竹島めぐる諸説などに関心 韓国現代史の生き証人と言えば、金鍾泌(キムジョンピル)元首相が筆頭に挙がる。この人がもし日本に生を受けていれば、確実に首相になって国を率いていたほどの人物である。1961年、朴正煕(パクチョン…
韓国のMERS騒動 政府の秘密主義が広める
女性論客が大統領を批判 中東呼吸器症候群(MERS)が韓国で広がり、韓国政府の初期対応のマズさに批判が集中している。これに対して、大胆な分析が「月刊朝鮮」(7月号)に掲載された。「朴槿恵(パククネ)大統領が一般家庭の主…
韓国社会の外国人差別、KBSが注目し雑誌に反響
「多文化社会」に遠い実態 韓国でもテレビで「外国人タレント」を見ない日はない。「韓国が『多文化社会』に入った」といわれる所以だ。「多文化社会」とは、韓国に入ってきた異文化、異人種の人々と共存、共生していく社会のことだ。…
対日ツートラック政策、中国の後追いをする韓国
「変心」促す元駐中国大使 「歴史認識問題」を盾に一歩も前に進めない朴槿恵(パククネ)大統領の対日外交姿勢に対し、韓国内から批判が出はじめている。「歴史問題と経済・安保は別。分けて進めよう」という“ツートラック”政策だ。…
知日派の冷静な視点 日韓の戦後処理を説明
反日急先鋒に従北勢力 拗(こじ)れにこじれた日韓関係にどう向き合うか、韓国側で現実的で冷静な意見が「月刊朝鮮」(5月号)に掲載された。「韓日関係正常化のための提言―われわれも自省しなければ―」である。著者はマレーシア公…
頑なな朴政権の対日姿勢
韓国の感情的で執拗(しつよう)な安倍政府攻撃、日本攻撃によって、戦後これ以上ないと言うほど悪化した日韓関係ばかりに目が行くが、そうしている間に北朝鮮は着々と核ミサイル開発を進めていることが明らかになった。 北朝鮮の朝…
敢えて“蔑視”で問う“無能” 月刊朝鮮に陸奥宗光「蹇蹇録」
困難な韓国の外交情勢 現在、韓国では日本政府の対韓政策に対する危機意識が高まっている。安倍晋三首相と朴槿恵(パククネ)大統領との間で、就任以来1度も首脳会談が開かれないという異常事態が続いているのを受け、与党内に「対日…
江戸時代の旺盛な知識欲 日本で読まれた李朝「懲毖録」
東郷平八郎ら李舜臣評価に 「韓国外交がおかしい」という言葉をよく聞く。米国と中国という2大国の間で「あいまい外交」を展開しているというのだが、結局それは、安全保障は米国との同盟に依存し、経済は中国に頼るという「二股外交…
駐韓米大使襲撃の深層 犯人を野放しにした左派判事
アメリカ大使襲撃テロ事件に韓国は大きな衝撃を受けている。「どうしてこのような危険人物が野放しにされ、やすやすと大使に接近できたのか」ということだ。外遊中に事件を聞いた朴槿恵(パククネ)大統領は、「背後を含めて、徹底した…