歴史教科書国定化、左翼史観の横溢に対処


目に余った親北反韓記述

 韓国では歴史教科書の国定化をめぐって朝野を挙げての大騒ぎとなっている。それに比べれば、日韓首脳会談や慰安婦問題の進展などが小さく見える程だ。

 韓国ではこれまで歴史教科書は検定・認定制だった。教育部の検定を通った複数の教科書から選択されてきたのだ。これは日本と同じである。

 ところが、次第に左翼理念傾向の強い教科書が増え、韓国政府の「正統性」までが歪められる事態になって、政府は国定制導入に踏み切った。もともと韓国の教科書は国定だったが、いったん自由化したものの、あまりにも理念的偏向が激しくなって、また元に戻したのだ。


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