脅威に目覚める「新東亜」 サード配置の意義を強調
対中配慮吹き飛ばす北の核
ペリーの黒船の砲撃で泰平の眠りを破られた日本は、それまで頑なに続けていた鎖国を解き、一気に開国、大政奉還、明治維新に突き進んで行った。このように歴史の中には一発の砲声が膠着(こうちゃく)した局面を打開するケースがある。
北朝鮮による核実験と弾道ミサイル発射はまさに韓国の目を覚まさせた。これまで中国の顔色を窺(うかが)って態度を決めかねていた高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)の在韓米軍配置を本格的に検討し出したのだ。
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