日韓50年に金鍾泌氏証言録 違う公開「金-大平メモ」
竹島めぐる諸説などに関心
韓国現代史の生き証人と言えば、金鍾泌(キムジョンピル)元首相が筆頭に挙がる。この人がもし日本に生を受けていれば、確実に首相になって国を率いていたほどの人物である。1961年、朴正煕(パクチョンヒ)少将が起こした軍事クーデターに加わり、その後、政権の中枢にいながら、韓国が経済発展していく過程を目撃、やがて民主化を迎え、自ら政党を率いて大統領選に臨み、韓国政界の元老として、今日までの韓国を見つめ続けてきた。
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