在米・劉氏の外交論、日本「生存第一主義」と論考


朝日記事分析は自意識過剰

 常に鋭い日本分析を書いている在米韓国人の劉敏鎬パシフィック・インク企画局長が「月刊朝鮮」(11月号)に「日本の生存第一主義とウーマノミクス」の記事を寄せている。外交であれ、内政であれ、日本人の行動様式の根底に「生存第一主義」があるというもので、名分や体面に拘(こだわ)るあまり実利を失う韓国外交と比較していて興味深い。

 「生存第一主義」の実例として、劉氏は、慰安婦強制連行の虚報が明らかになり、国民的非難を受けている朝日新聞の報道姿勢に着目した。ちなみに、朝日新聞と言えば、韓国では「右傾化する日本にあって良心的な新聞」と評価されている。


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