Date archive for 2020
「純白のマスクを楯として会へり」(野見山…
「純白のマスクを楯として会へり」(野見山ひふみ)。新型コロナウイルスについてのニュースが途切れる日がない。国内でも海外でも感染拡大が続き、いつ収束するか分からない状況だ。会社に行く途中でも行き交う人のマスク姿を見るし、…
ブラジル高官が感染、米大統領夕食会に同席
ブラジル政府は12日、ボルソナロ大統領の側近、ファビオ・バインガルテン大統領府広報局長(44)が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表した。 バインガルテン氏は今月、ボルソナロ氏の訪米に同行。トランプ大…
新型コロナも退散!? ネパールのホリフェスティバル
3月最初の満月の日だった9日、ネパールでヒンズー教の故事に由来する恒例祭事のホリフェスティバルが行われた。陰謀にもかかわらず生き残った善なる王子を人々が色粉や色水を掛けて祝ったことにちなむ儀式で、群衆がお構いなしに色を…
アマゾン熱帯雨林 半世紀以内に消失も
英研究チームが警告 英科学誌「ネイチャー」のオンラインジャーナル「ネイチャー・コミュニケーションズ」は10日、「アマゾン熱帯雨林が消失する臨界点が近づいている」と分析する研究論文を掲載した。 論文を執筆したのは、英バ…
文在寅政権の「1000日」
「明確な成果は皆無」と酷評 韓国で文在寅政権が誕生して「1000日」が経過した。「かつて経験したことのない国をつくる」と国民に約束してから、ある意味本当に「経験したことがない」ことばかりが起こっている。 月刊朝鮮(…
文在寅政権の「岩盤支持層」にひび?
陳重権シンドローム 左派陣営の論客が公然と反旗 新型コロナウイルスの災禍が世界中に広がっている。早期にその戦いの渦中に引きずり込まれた韓国でもいまだ収まる気配がない。にもかかわらず、文在寅政権は新型コロナ対策で「世界は…
日米首脳、新型ウイルスの早期収束図れ
安倍晋三首相はトランプ米大統領と電話で会談し、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大している状況を踏まえ、世界経済の現状や日米双方が協力して取り組むべき課題について協議した。両首脳は連携を強化して新型ウイルスの早期収束…
新型コロナとの闘い 「日常」見詰め直す契機に
《 記 者 の 視 点 》 「今度ほど、ひとの心遣いがありがたいと思ったことはない」 東日本大震災から1カ月半経った大型連休。宮城県の被災地を訪ねた筆者に、被災した姉の言葉だ。姉家族は、自宅と家族で経営する水産加工場…
米政権、新START交渉で中国に圧力 Trump to pressure China to join New START deal to restrict its growing nuke arsenal
トランプ政権は今週、2010年の新戦略兵器削減条約(新START)を拡大し、増強が進む中国の核兵器と、条約の対象になっていない新型兵器を制限する計画を明らかにした。 中国は、保有している核兵器が少ないことを理由に、新…
新型コロナウイルスの感染拡大で世界保健機関…
新型コロナウイルスの感染拡大で世界保健機関(WHO)はパンデミックを宣言。財政難のため医療機関を大幅縮小したイタリアでは医療崩壊が起きている。日本でも感染拡大による医療崩壊を警戒したが、恐れていた実例を見る思いだ。 …
少子高齢化時代の町興し
永平寺と自動運転の二本柱で 福井県永平寺町長 河合 永充氏に聞く 少子高齢化時代の行政の長は、税収の確保と住民サービスという二つの課題を克服しなければならない。人口約1万8千人の永平寺町の町長、河合永充氏(46)は、歴…
雪のないヘルシンキ
地球だより フィンランドに住み始めて20年が経(た)とうとしているが、冬に雪が積もっていない地面を見ることは初めてだ。今冬は暖冬だったので、たとえ雪が降っても積もることはなく、当然雪の代わりに雨の日が多くなった。 先…
露政権、戦争で失政をカバー?
ロシアが後ろ盾となっているシリアのアサド政権が2月27日、反体制派の拠点を空爆し、展開していたトルコ軍兵士が死亡した。ロシアとトルコは5日、停戦で合意したが、どこまで守られるかは不透明だ。景気低迷を受け国民の不満が高ま…
米コロナ感染マップ、台湾表記めぐり二転
一時「台北とその周辺」に 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)が公開している世界の新型コロナウイルス感染者、死者数などを集計したサイトで、台湾の表記が一時「台北とその周辺、中国」に変更されてい…
欧州からの渡航を30日間禁止、トランプ米大統領が新型コロナ対策
感染拡大で異例の厳しい措置 トランプ米大統領は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、英国を除く欧州からの米国入国を30日間禁止する方針を発表した。イタリアなどで感染が急拡大していることを受け、異例の厳しい措置…
パンデミック宣言 中国とWHOの責任は重い
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、世界で感染が広がる新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的流行)と見なせる」と表明した。 後手に回った対応 国際社会は総力を挙げて感染を封じ込める必要がある。ただ感…
「本当の大学者ほど、何がわからないかを…
「本当の大学者ほど、何がわからないかをきちんと言ってくれる」と立花隆氏が語っている(『知の旅は終わらない』文春新書/近刊)。「わかっていること」と「わかっていないこと」の区別をはっきり認識しているのが大学者だということ…
イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏支持派過半数ならず
連立協議は難航か 1年間で3度目となるイスラエル総選挙(国会定数120)が2日に実施された。ネタニヤフ首相が率いる与党の右派リクードが首位に立ったものの、首相支持派の右派・宗教勢力の獲得議席は過半数を確保できておらず、…
与党の詭弁競争?
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 詭弁(きべん)の辞典的な意味は「理論的に相手に勝つため、思考を混乱させたり感情を激昂させて嘘(うそ)を真実であるかのように見せかける論法」だ。ちょっと聞くともっともらしいが、論理や…
敬語は「おしゃれ」
地球だより 最近、日本語を学んでいるある女性が口にした「敬語はおしゃれ」という言葉にとてもハッとさせられた。日本が大好きで、日本語の勉強にも意欲的に取り組んでいるのだが、日本語の中でも特に敬語に関心が向くというのだ。 …
捕鯨政策と水産外交の在り方
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 日本はIWCに復帰を 重要な調査捕鯨での情報収集 筆者は2月12日、参議院の国際経済と外交に関する調査会に参考人として呼ばれた。他に「さかなクン」と漁業ジャーナリストの片野歩氏…
“無能政府”が招いた惨状を後世に伝えよ
韓国紙セゲイルボ 新型コロナ防疫で国民を後回し 人が死んでいる。“人が優先”の政府で人々が息を引き取りつつある。ウイルスでパートナーを失った妻は隔離されて夫の最後の見送りさえできなかった。新婚旅行に行った夫婦は追放され…
4州でバイデン氏勝利
ミシガン制しサンダース氏と差拡大 民主党指名獲得へ前進 米大統領選の民主党の候補者指名争いは10日、予備選が6州で実施された。中道派のバイデン副大統領(77)が中西部ミシガン州など4州を制し、指名獲得に大きく前進した。…