Date archive for 2020

北朝鮮が中露の反発恐れ挑発停止

韓国の専門家ら指摘  北朝鮮が昨年末、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射とみられている米国への「クリスマスプレゼント」を実施しなかったのは、関係が良好な中露の反発を恐れたからだと、韓国の専門家が指摘した。  韓国の情報機…

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全面戦争断念した金委員長

精鋭部隊の戦車まともに動かず  月刊朝鮮(2月号)が「特ダネ」として北朝鮮労働党委員長の金正恩が「吸収統一のための全面戦争を計画していた」と報じている。2015年のことだ。  これは北朝鮮で幹部だった脱北者が南の情報当局…

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失敗した「非核化詐欺」劇 虫のいい北の要求、米は拒否

“赤化統一”の下心を見抜く  昨年は1年を通して「最悪の日韓関係」ばかりに目が行き、朝鮮半島の全体情勢は意図的にそうされたのか、霞(かすみ)がかかったような状態だった。だが、そこでの最大課題は「北朝鮮の非核化」であること…

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米朝会談保留 非核化に向かわせる契機に

 トランプ米大統領が今年11月の大統領選挙が終わるまで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談は望まないと側近に伝えたという。いとも簡単に前言を覆すトランプ氏の真意は測りかねるが、完全な非核化に応じるとは思えない正恩…

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憲法の理想と自衛隊 国連に梯子を外された9条2項

《 記 者 の 視 点 》  衆参両院の予算委員会の審議が続いているが、盛り上がらない。国民の関心は新型コロナウイルス感染症に向かい、野党の質問が「桜を見る会」問題などの疑惑追及に集中し、外交、安保、少子高齢化・人口減少…

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WHOがウイルス命名、中国への「不名誉」回避 WHO avoids ‘stigmatizing’ China with new coronavirus name

 1000人以上の死者を出した新型肺炎で、航空機の飛行が中止になり、貿易が滞っている。この肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは「COVID―19」と命名された。「コロナウイルス」、「ディジーズ(病気)」、発見された年を合…

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東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版…

 東京・国立劇場の文楽公演の第2部「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」と「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」を見た。「反魂香」の方は、竹本津駒太夫改め六代目竹本錣太夫(しころだゆう)襲名披露狂言として演じられた。錣太…

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ここが変だよ 日本国憲法

改憲へ国民の理解進める 元自民党政務調査会調査役 田村 重信氏に聞く  憲法を改正するには国会での発議の後、国民投票を経なくてはいけないため、国民が憲法の内容と問題点を正しく理解する必要がある。憲法の成り立ちや改正のポイ…

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都市で増殖するウサギ

地球だより  ここ数年、暖冬で雪が少ないため、ヘルシンキ周辺の首都圏ではウサギのベビーブームが起こっている。特に夜、車で走ると至る所でかわいい子ウサギと出会う。  このウサギたちは、1980年代、90年代にペットとして住…

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プーチン露大統領の改憲案、一部権限委譲も進む中央集権化

 ロシアのプーチン大統領が提出した憲法改正案を、下院が基本採択した。改正により大統領権限の一部を下院に委譲し、首相候補や一般閣僚らの人事権を下院が持つことになる。「武力省」と呼ばれる国防省や内務省など武力を有し権力と結び…

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あおり運転 悪質な危険行為の防止徹底を

 「あおり運転」の取り締まりに関連して、全国の警察が昨年1年間に道路交通法の車間距離保持義務違反で摘発した件数が1万5065件(前年比2040件増)だったことが分かった。  警察庁は、あおり運転の罰則を新設する道交法改正…

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「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を…

 「北海道新聞」の投書欄に「激辛番組」を批判する主婦の投書が掲載されたのをインターネットで知った。「激辛食品を食べさせられた出演者が苦しむ様子を見て楽しむような番組は不快」というのが投書の趣旨だ。  この番組は日本テレビ…

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ユダヤ歩兵大隊の歴史的意義

獨協大学教授 佐藤 唯行 シオニストの大義広める 「建国の父」たちの鍛錬の場に  第1次大戦勃発に際し、英政府は英領スエズ運河の安全を確保するために隣接するパレスチナからトルコ軍を駆逐せねばならなかった。トルコはドイツ・…

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遅刻寒波

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「初雪が降った今/だんだん空っぽになっていく/私の心にぼたん雪が積もるように/君が積もっていた」  詩人イ・ジョンハの『初雪』だ。ぼたん雪のロマンが漂っている。  そんな冬だけがあ…

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恵まれた気候と豊かな食べ物

地球だより  エジプトに長期滞在して、何よりも恵みと感じるのが天候の良さだ。基本的に毎日が雲一つない快晴。天気予報を聞く必要も、傘を持って出るべきかを心配する必要も全くない。雨は降っても数分でやむから驚きだ。砂嵐はあるも…

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コロナウイルスと“開かれた社会の敵”

韓国紙セゲイルボ 歓迎できぬ排斥する心の偏狭さ  新型コロナウイルスで韓国社会が脂汗を流している。20歳のころから30年以上大学に関わってきた筆者だが、同ウイルスによる開講延期は一言で衝撃的だ。2月末には数千人の中国人留…

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パレスチナで米大統領の和平案に反発強まる

 トランプ米大統領による中東和平案「世紀のディール(取引)」が発表された1月28日以降、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区ラマラやガザ地区では、和平案に反対する抗議デモが行われ、イスラエル軍との衝突でパレスチナ側に死者…

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サンダース氏辛勝、民主指名争い第2戦

 11月の米大統領選に向けた民主党の指名候補争いは11日、第2戦となる北東部ニューハンプシャー州の予備選が行われ、サンダース上院議員(78)が勝利を確実にした。初戦で躍進したブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長…

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ビル・ガーツ氏

中国が米州・地方に浸透工作

訪台阻止へ圧力 年金に多額出資  ポンペオ米国務長官は、ワシントンで開催された全米知事協会の会合で演説し、中国が、西側の技術を入手し、政策に影響を及ぼすための計画の一環として、米国内の州や地方レベルで影響工作、資金工作を…

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WHO会議 台湾参加は防疫のため当然だ

 世界保健機関(WHO)は肺炎を引き起こす新型コロナウイルス対策のため国際会議をジュネーブで開き、同ウイルスによる肺炎の名称を「COVID-19」と決めた。中国の反対でWHOに加盟できない台湾もオンラインや電話で会議に参…

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中国当局の新型肺炎対応を時系列でたどり火を吐く正論を展開した読売

◆デマへの警戒を訴え  人口1100万人。東京都と同規模クラスの中国・武漢市で昨年12月初めに発生した新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が続いている。中国本土の死者が今月11日午前0時までに1000人を超え1016人とな…

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今年は作家の三島由紀夫が亡くなって50年目…

 今年は作家の三島由紀夫が亡くなって50年目。これを期して封印されてきたスクープ映像が映画として来月20日から公開される。豊島圭介監督の「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」だ。  1969年5月13日、東大駒場キ…

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“わがごと感”持ち早期避難を、江戸川区の水害ハザードマップ

 ここにいてはダメです―東京都江戸川区が昨年5月、11年ぶりに改訂した水害ハザードマップの表紙の地図に記されたフレーズだ。インパクトのある表紙はメディアやSNSでたびたび話題となっており、当初住民の中からは「引っ越したく…

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