捕鯨政策と水産外交の在り方
小松 正之 2020/3/12 写真|Viewpoint [会員向け]
東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之
筆者は2月12日、参議院の国際経済と外交に関する調査会に参考人として呼ばれた。他に「さかなクン」と漁業ジャーナリストの片野歩氏も招致されたが、議場入り口には報道関係者が殺到していた。
2002年5月、下関市での国際捕鯨委員会(IWC)総会開催時には、過剰な報道陣に囲まれたが、この日はさかなクンのハコフグの帽子が注目点であった。帽子着用で国会議場入場の前例がなく、このことが話題になっての報道陣の過熱ぶりであった。
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