Date archive for 2020

2019年の中国10大ニュース

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 習主席称え国内引き締め 経済苦境の言い訳を並べる  2019年は中国にとって内憂外患の多難な年であった。内憂外患の多くは米国との間で始まった貿易摩擦が影響している。外患は米国から貿易赤字解消…

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「今日の香港」拒否し「明日」を選んだ台湾

韓国紙セゲイルボ “中国式統一”への恐怖が拡大  1949年、圧倒的な戦力差にもかかわらず蒋介石が率いる国民党軍は結局、毛沢東の赤軍に敗れて台湾へ逃げた。当時、蒋介石の軍隊は公式には約250万人だった。また米国が提供した…

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両陛下 障害者施設を御訪問

「共生社会、切に願う」  天皇、皇后両陛下は22日午後、埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターで行われた同センターなどの創立40周年記念式典に出席し、入所者の就労支援の様子を視察された。  天皇陛下は式典で、…

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米大統領弾劾裁判の審理始まる

証人招致めぐり攻防  トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院の弾劾裁判の本格審理が21日、始まった。トランプ氏や与党共和党が早期終結を図る一方、野党民主党は鍵を握るとされるボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担…

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各党代表質問 野党は国難対処で存在感示せ

 安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党代表質問が始まり、衆院本会議で立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の二階俊博幹事長、国民民主党の玉木雄一郎代表が質問に立った。首相主催の「桜を見る会」をめぐる情報開示、カジノを含む統合…

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「第1段階」合意で中国の構造改革先送りに米国を厳しく叱咤した産経

◆構造問題が最も重要  「この合意を中国の構造改革につなげよ」(日経17日付)、「米中部分合意/対立終結への道険しく」(東京)、「米中貿易合意/構造改革を進めるには」(朝日18日付)、「米中貿易協議/米国は構造改革を促し…

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「歴史家は精確であり、真実に対して忠実で…

 「歴史家は精確であり、真実に対して忠実であり、喜怒哀楽に動かされてはならない。歴史家は利益によっても、恐怖によっても、あるいは復讐のためにも、愛着のためにも、真実の道から逸脱するようなことがあってはならない」。  これ…

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未来を信じるエネルギー、アフリカと日本の若者の差

 年末、役員を務めるNGOで奨学生選抜の面接をした。難民その他訳あり外国人学生への奨学金だが、中国残留邦人帰国者の孫の大学生に人生目標を尋ねたら、胸を張って答えた。「立身出世です」  子供の時から在留していても、日本人の…

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イランがタリバンへの支援強化

アフガンの米兵攻撃か  米政府当局者は、イランが、米軍による精鋭コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害への報復として、アフガニスタンの反政府組織タリバンへの支援を強化している可能性があると警告。アフガンが米国とイランの代理戦争…

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米大統領弾劾裁判 きょう審理入り

ボルトン氏招致巡り攻防  トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院の弾劾裁判は21日午後(日本時間22日未明)、実質審理を始める。野党民主党は新たに証人招致や証拠提出を求めているが、与党共和党は早期の無罪判決を目指し…

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訪日客過去最高 地方誘客、コト消費に知恵を

 日本政府観光局が発表した2019年の訪日外国人数(推計値)は、2・2%増の3188万2100人となり、過去最高を記録した。伸びが鈍っているため、20年4000万人の目標達成は厳しい状況だが、東京五輪・パラリンピックの開…

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民主党の「討論会」の瓦解ぶり The Democrats’ debate debacle

 火曜日の夜、ミルウォーキーのウィスコンシン大学パンサーアリーナの大会で、沸き立つ聴衆に向けてトランプ氏は楽観論に満ちた演説を行ったが、その最後の30分は、アイオワ州デモインのドレイク大学に集まった民主党員らの陰気で、や…

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表面の無数の突起が、太陽の表面で放たれる…

 表面の無数の突起が、太陽の表面で放たれる不気味なコロナの光に似ていることから名付けられたコロナウイルス。世界中で流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)などが先例だが、昨年12月に中国の湖北省武漢市で発生した新型のコロ…

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いじめが増えてきた

地球だより  スイス・インフォからニュースレターが届いた。その中に「スイスでいじめが増えている」という社会関係のニュースが目に飛び込んできた。経済協力開発機構(OECD)の「生徒の学習到達度調査」(PISA)によると、い…

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蔡英文“歴史的大勝利” 北京の北風が追い風に【PTV RADIO:071】

 台湾総統選が行われ蔡英文総統が歴史的大勝利を収め再選を果たした。同時に行われた立法委員選(国会議員)でも与党民進党が過半数を獲得した。北京から吹く北風がむしろ蔡総統への追い風となり、この勝利をもたらした格好だ。今後の台…

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金融政策の枠組み修正の年か

鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 マイナス金利の効果なし 強まる銀行収益圧迫の副作用  2020年の年頭に当たり、本年の日米欧の金融政策を展望してみたい。  昨年は米中貿易戦争に伴うグローバル・バリューチェ…

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希望到来、検査や療法が進歩でがんは治る時代に

東京都健康長寿医療センター・井上聡氏 「ここまでわかった! 高齢者がんの予防と治療」  「ここまでわかった!高齢者がんの予防と治療」と題した老年学・老年医学公開講座(東京都健康長寿医療センター主催)が東京・王子の「北とぴ…

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スポーツ・文化・観光、3庁連携で海外に発信を

スポーツ・文化・観光、3庁連携で海外に発信を

石川県金沢市で「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」  スポーツ、文化、観光の3庁連携による「第4回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」が、このほど石川県金沢市で開かれた。スポーツと文化芸術資源を結び付け、地域ブランドの…

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年賀状から考えた家族の意味

 お正月は毎年、年賀状のやりとりをする。最近はメールなどで済ませる人も多いから、差し出す枚数も受け取る枚数も減ったが、年賀状で近況を知る親族や知人がいるから貴重である。  中に家族写真付きのものが数枚あった。筆者の子供の…

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欧州経済界が対中政策再考提案

中国の国家資本主義に懸念  欧州産業連盟(UNICE)は今月16日、中国の国家資本主義が欧州連合(EU)にも悪影響を与えているとして、改善を求める意見書を明らかにした。これまで中国との経済関係強化に動いてきたEUだが、米…

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日米安保条約改定から60年、豹変を繰り返す朝日の支離滅裂な社説

◆中ソに同調して変心  60年前の1月19日、日米安保条約が調印された。昭和35(1960)年のことである。当時を知る人は随分、少なくなったように思う。  「団塊の世代」は小学生か中学生になったばかりで、条約の中身よりデ…

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大寒の昨日も、東京は朝晩こそ少し冷え込んだ…

 大寒の昨日も、東京は朝晩こそ少し冷え込んだが日中は晴れて最高気温14・1度と3月中旬並みのぬくさだった。「寒の入り」今月6日も最高気温12・2度。10日余りを残す1月の仮平均気温は6・8度で、この数年の1月に比べ1度以…

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複数の乗り物をアプリで乗り継ぎ、大手タクシー会社などが実証実験

 増える外国人観光客(インバウンド)の受け入れなどを目的に、タクシー大手の日の丸交通と自動運転ベンチャーのZMPなどは20日、複数の乗り物を乗り継ぐ次世代交通サービス「MaaS(マース)」を活用した実証実験を東京都内で始…

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