Date archive for 10月, 2020
温室ガスゼロ 原発再稼働、新増設を軸に
菅義偉首相は、温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにすると表明した。地球温暖化による気候変動が深刻化する中、「脱炭素化」へ向けて各国の動きが活発化している。日本も取り組みを強化するのは当然だ。達成へ首相の強いリ…
中国の脅威「認識深まった」 米国務長官 アジア歴訪
アジア歴訪中のポンペオ米国務長官は29日、訪問先のベトナム・ハノイで、アジアで中国をめぐる「潮目が変わり」、中国の政策が米国とアジア各国にとって脅威になっているという認識が強まってきたとの見方を明らかにした。 ポンペ…
日本学術会議とLGBT
自己申告で性別変更を提言 日本学術会議の左派支配は「LGBT」問題にも表れている。同会議の法学委員会・社会と教育におけるLGBTIの権利保障分科会は2017年、提言「性的マイノリティの権利保障をめざして―婚姻・教育・労…
日本学術会議の権威が失墜
共産党の浸透が明るみに 保守論壇に解散論が広がる 臨時国会の焦点の一つとなっている日本学術会議の任命拒否問題。28日の衆院本会議で、野党側から「推薦された方を任命しないのは明らかに違法だ」と問われた菅義偉首相は、「任命…
真の学力を伸ばすには、まず教育環境の整備を
《 記 者 の 視 点 》 「読む・書く」柱にカリキュラム・マネジメントの充実を図る 「学力とは何か?」10人いれば、10通りの答え方・捉え方が出てくる問題である。「詰め込み教育は良くない」と「ゆとり」教育に振れ、「教…
進む兵器開発、無人機対策急ぐ米国防総省 Arms race underway as U.S. scrambles to defeat rivals’ drones
米軍は武装無人機の戦場での使用の先駆けとなり、この20年間の戦争を大きく変えた。 しかし、この変革によって国防総省は新たな緊急任務を抱えることになった。他国の無人機からの防衛だ。 無人機は、急速に高速化、低価格化し…
新型コロナウイルスの感染再拡大でフランス…
新型コロナウイルスの感染再拡大でフランスでは、この春に次ぐ2回目の全国一律の外出禁止が始まった。12月1日まで、カフェやレストランももちろん閉店だ。 25日には過去最多の5万2000人もの新規感染者が報告された。フラ…
赤アリータイから
地球だより わが国では赤茶色で殺人アリの異名を持つ南米原産のヒアリが発見され騒動が起きたことがあるが、タイ東北部のイサーンでは、赤アリというと地元民の食指が動く。 タイではアリそのものを食材とする調理法もあるが、人気…
内モンゴル自治区における民族浄化の実態について
世日クラブ講演要旨 中国共産党は草原で何をしてきたのか 静岡大学人文社会科学部教授 楊 海英氏 言語を奪う同化政策 静岡大学人文社会科学部教授の楊海英氏は17日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プ…
フィリピン 海軍が漁民を民兵化
フィリピン海軍は中国と領有権争いが続く南シナ海で、近代化が難航している軍事力を補うため漁民の民兵化を進め、武装した中国人漁民に対抗する考えを示した。一方、国内では退職者ビザを利用し大量の中国人が流入していることが発覚し…
秋篠宮殿下御夫妻オンライン視察
福井の特別支援学校 秋篠宮殿下御夫妻は29日、5月に訪問を予定していた福井県立南越特別支援学校(同県越前市)と県農業試験場(福井市)を宮邸からオンラインで視察し、それぞれ説明を受けられた。 宮内庁によると、御夫妻は生…
仏ニースの教会 ナイフ襲撃で3人殺害
テロの可能性 フランス南部ニースのノートルダム大聖堂で29日午前9時ごろ、男がナイフを振り回し、警察当局の発表で3人が死亡、複数の人が負傷したもよう。捜査当局はナイフによる襲撃は教会内部で発生したとしており、ダルマナン…
文大統領演説 虚しい北への平和呼び掛け
韓国の文在寅大統領は国会で施政方針演説を行い、冷え込んでいる北朝鮮との関係について「平和が双方にとって共存の道」と述べた。 北朝鮮は米国などとの非核化交渉に応じながら密(ひそ)かに核・ミサイル開発を進めてきた。今後も…
敗戦直後に「戦前の教科書に墨を塗って使った」…
敗戦直後に「戦前の教科書に墨を塗って使った」という伝説が75年たった今も残っている。そこに疑問を投げ掛けた人がいる。文芸評論家の秋山駿(2013年没)だ。 『私の文学遍歴』(作品社)という本の中で、敗戦時15歳の少年…
ラオスに忍び寄る中国の「債務の罠」 池永達夫編集委員が解説【PTV RADIO:090】
中国の習近平国家主席が提唱し、国を挙げて取り組む広域経済圏構想「一帯一路」。 その裏で、相手国にインフラ整備等で巨額資金を貸し付けて、その結果、返済不能にさせてそのインフラや資源等の使用権を握るといういわゆる「債務の罠…
李健熙の木鶏
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 古代中国、周の先王は闘鶏が大好きだった。ある日、丈夫なニワトリ1羽を持ってきて、闘鶏を調練する名人の紀渻子に最高の闘鶏に育てよと命じた。10日過ぎて王が「ニワトリは十分闘えるか」と…
コロナ禍でも楽しむハロウィーンー米国から
地球だより ハロウィーンが近づく中、スーパーや雑貨屋などを覗(のぞ)くと、どこも仮装用衣装や装飾品、カボチャなどの関連商品が並び、店内は華やかな雰囲気だ。 しかし、新型コロナウイルスの流行を受け、今年はさまざまな制約…
学術会議会員任命拒否に思う
元統幕議長 杉山 蕃 国民意識と乖離した組織 政府は抜本改革へ周到な準備 菅内閣最初の決断として、学術会議会員の任命推薦者105人中6人を拒否する発表を行い、野党、学術会議、一部マスコミ等の反発を買い、国民の注目すると…
北朝鮮に抑留された“忘れられた国民”
韓国紙セゲイルボ 政府の“釈放努力”は結果出ず 2014年、中朝国境の丹東取材の時のことだ。現地取材で雇った平壌出身の華僑ガイドは鴨緑江の岸辺で威化島を眺めていた記者に、「朝鮮(北朝鮮)に行きたいか」として、「望むなら…
世界最大の湿原パンタナル、未曽有の森林火災が襲う
2019年と20年は、オーストラリアや米西海岸、南米などで大規模な森林火災が次々と発生した。地球温暖化や異常気象への警告、環境保護の必要性が以前にも増して注目されることになった。南米の森林火災で関心を集めているのはアマ…
トルコ建国記念日 イスラム文化伝える「東京ジャーミイ」
近年見学者が増加 トルコは29日、97回目の建国記念日を迎えた。日本ではあまり接することのないイスラム教を主要宗教とするトルコだが、東京都渋谷区にイスラム、トルコの文化に触れられるイスラム礼拝所のモスク「東京ジャーミイ…
各党代表質問 「自助」「共生」の論戦深めよ
衆院本会議で菅義偉首相の初の所信表明に対する各党代表質問が行われ、立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の野田聖子幹事長代行らが質問に立った。 自民党総裁選を受けて発足した菅内閣と、立憲民主と国民民主などの合流で結党した立…
米司法省のグーグル提訴で独占の弊害の実態解明や規制求めた各紙
東京、GAFAを批判 米司法省がグーグルを、反トラスト法(独占禁止法)違反で連邦地裁に提訴した。米IT企業に対する独禁法違反での本格的な提訴は、1998年のマイクロソフト以来、約20年ぶりである。 これに対し新聞各紙…