Date archive for 10月, 2020

サプライズ好きな人々ーイスラエルから

地球だより  コロナ禍で都市封鎖中だった先週、近所の友人に呼ばれた。半年ぶりに会うのでケーキを焼いていった。  ドアをノックして開けた途端、思いがけず親族の集まりに出くわした。友人の兄弟姉妹たちが円になって座っていた。テ…

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古文書が伝える災害の教訓

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 優れた古代の観測記録 地震の周期や被害想定に有益  大海人皇子は、天武天皇元(672)年に起きた古代日本最大の内乱である壬申の乱を勝ち抜き、天武天皇として即位する。そ…

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米大統領選挙後に備えているか、 シナリオ別対策の準備急げ

韓国紙セゲイルボ  今回の米大統領選挙は米国史上最も汚らしい選挙戦といわれる。ビジョンや政策は表に出ず、暴言の応酬だけが騒がしい。世論調査では、民主党のジョー・バイデン候補が共和党候補のドナルド・トランプ大統領をリードし…

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紀子殿下 国際会議を視聴

 秋篠宮妃紀子殿下は20日夜、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催となった「第51回肺の健康世界会議」の開会式を、お住まいの宮邸で視聴された。  開会式では紀子さまのビデオメッセージが放映され、新型コロナウイ…

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「世界一貧しい」元大統領引退

ウルグアイ ムヒカ氏  南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ上院議員(85)が20日、政界からの引退を表明した。地元メディアによると、同氏は免疫系の持病を抱えており、「政治家の仕事は、足を運んで人と話すことだが、新型コ…

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アフガニスタン タリバンの攻撃が激化

 カタールの首都ドーハで9月12日からアフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンとの恒久的停戦に向けた和平交渉が開始されたものの、進展は見られず交渉は難航している。その間もアフガン政府治安部隊へのタリバンによる武力攻撃は…

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露サイバー攻撃 特段のセキュリティー措置を

 ロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)が、延期されている東京五輪・パラリンピックや2018年に韓国で開催された平昌冬季五輪の大会組織委員会および関係団体にサイバー攻撃を行っていたことを英政府や米司法省が公表した。わが国で…

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菅内閣1カ月、全てが安倍前政権絡みの朝日の批判は感情的で新味なし

◆いきり立つ朝日社説  「説明責任をないがしろにする強権的な政治手法まで『継承』なのか。これでは『負の遺産』の解消どころか、安倍前政権下で進んだ政治の劣化に歯止めをかけることはできない」(朝日・社説16日付)  朝日新聞…

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今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を…

 今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を迎えた年で、故郷ドイツだけでなく、各地でコンサートやイベントが開催されている。生まれたのはボンで、1770年12月16日ごろ。  正確な月日が分からないのは記録がないからで、レ…

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イラン 首都近郊に新たな核施設

反体制組織が公表  イランは首都テヘラン近郊に新たな核開発施設を設置、核爆弾の開発、製造を極秘に進めている――イランの在外反体制派組織「国民抵抗評議会(NCRI)」が明らかにした。  NCRIはイラン政府内からの情報とし…

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イラン禁輸解除 国際社会が一致して包囲網を

 中東情勢の不安定要因として名指しされてきたイランの封じ込めにはどうすべきか、国際社会が一致して考えるべき時だ。 米国は独自制裁を表明  2015年の核合意によるイランへの武器禁輸が、合意の規定に基づき解除された。禁輸は…

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コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒

コロナ禍に乗じた中国資本の沖縄介入に警戒

 保守系シンクタンクの日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は10日、沖縄県浦添市で「中国依存からの脱却と日台経済交流の深化」をテーマにしたシンポジウムを開催した。中国の経済工作に対抗すべく、「沖縄日台経済安全保障研…

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リモートで韓国とつなぎ、日本語弁論大会を開催

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  韓国人学生による第7回日本語弁論大会(主催・韓日経済文化交流会=イム・ヨンホ会長、日韓経済文化交流会沖縄=竹林春夫会長)が17日、開かれた。コロナ禍で渡航制限が敷かれているため、1…

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バイデンは米経済を弱体化させる可能性あり Flipping a coin on fossil fuels: Biden energy plan could weaken the U.S. economy

 米国の経済はエネルギーで走っている。そして、その燃料が手頃な値段で入手可能な時、いっそう力強く走る。現在ほど、エネルギーが豊富だったことはほとんどなく、トランプ大統領の政策がその傾向を強める助けをしている。トランプ政権…

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NHKの「新日本風土記」は、日本各地の…

 NHKの「新日本風土記」は、日本各地の歴史と風土、そして人々の今を伝える番組で、新しい発見も多い。奈良時代、国ごとに編纂(へんさん)された『風土記』のように、この番組も将来、貴重な民俗資料となるだろう。  先週放送され…

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仕事を掛け持つ若者たちー韓国から

地球だより  最近、こちらの若者たちの間で流行り始めた新造語に「Nジョブラー」というのがある。複数を指す「N」に仕事の「ジョブ」、これにerを付けて二つ以上の仕事をする人のことをこう呼んでいる。コロナで収入が減り、副業を…

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「超高齢長寿社会」とどう向き合う

メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄 強い意志持ち柔軟に処世 『呻吟語』が語る老いの豊かさ  我が国の65歳以上の高齢者人口は3617万人、総人口に占める割合は28・7%で過去最高を更新し、しかも100歳以上の高齢者…

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韓国 文政権また中国寄り姿勢

先駆け武漢直行便再開  韓国の男性人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が朝鮮戦争(1950~53年)で米韓両国が協力した歴史に言及し、これに中国が反発した問題で、中国の不遜な態度に批判が集まる一方、韓国の文在寅政権は…

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仏教師殺害 社会の分断の深まりを懸念

 パリ近郊の中学校付近で同校勤務の男性教師が殺害された事件は、教師が授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を使ったことが犯行の動機だったとされている。  授業でムハンマド風刺画  教師は、ロシアのチェチェン人とみられ…

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石川県小松市の「八町こども歌舞伎」が上演

石川県小松市の「八町こども歌舞伎」が上演

子供役者たちの熱演に客席から惜しみない拍手が送られる  子供歌舞伎の盛んな石川県小松市で、今月4日、「八町こども歌舞伎」が上演された。会場の県こまつ芸術劇場うららには、顔に隈(くま)取りをして、華やかな衣装に身を包んだ5…

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結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを

 最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。  一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩で…

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新聞週間の読売調査が改めて浮き彫りにした朝日と国民感覚のずれ

◆大局観培えと藤原氏  今、新聞週間(15~21日)の最中だ。今年の代表標語は「危機のとき 確かな情報 頼れる新聞」。読売の全国調査によれば、新聞の報道を全体として「信頼できる」と答えた人は76%に上る(14日付)。情報…

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フィンランドからの小紙「地球だより」 (9日付)…

 フィンランドからの小紙「地球だより」(9日付)は、新型コロナウイルス感染の有無を匂いから嗅ぎ分ける探知犬がヘルシンキ空港に配置された話だ。特別に訓練された10匹の犬は、希望する乗客や空港スタッフを検査して判定するが、ほ…

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