Date archive for 10月, 2020

コロナ後の日本の広報外交

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 移行期の学者ら招き研修 親日派の次期リーダーを養成  コロナウイルス感染が流行する前、国際防災会議のため、フィリピンへ行った。火山、台風、地震、土砂崩れなど…

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「朝鮮人と家族同然に暮らす」 挿絵集『軍艦島の詩』で元島民回顧

NEWSクローズ・アップ  2015年に「明治日本の産業革命遺産」の一つとして海底炭鉱の跡などが世界文化遺産に登録された長崎県の端島(通称・軍艦島)。世界日報社はこのほど元島民が当時を振り返り編纂(へんさん)した挿絵集『…

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大学生の大麻乱用 正しい知識で「興味本位」防げ

 大学の運動部員による大麻乱用が相次いで発覚した。「興味本位」から軽はずみに手を染める若者が多くなっている昨今の風潮を象徴する不祥事だ。  学生に対する乱用防止教育が不十分な一方、ネットに溢(あふ)れる誤った情報の影響で…

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日本の研究環境の貧困・疲弊・危機を指摘し分析したNW日本版と新潮

◆多い論文不正に問題  ニューズウィーク日本版(10月20日号)が「日本からノーベル賞受賞者が消える日」を特集している。折しも今年の日本人受賞者は一人もいなかった。これまでの日本人「受賞者は(中略)日本の研究環境の貧困と…

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今年のノーベル物理学賞は、ブラックホール…

 今年のノーベル物理学賞は、ブラックホールに関する研究で業績を挙げた英オックスフォード大のロジャー・ペンローズ名誉教授ら3人に授与される。ブラックホールは高密度のエネルギーの塊で、周辺の空間をゆがめてしまう。  日本では…

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今求められる魂のホームベース

名寄市立大学教授 加藤 隆 豊かな「我―汝」関係を 神仏の「呼びかけ」願う人間  流行歌はその時代の人々の願望を映すと言われる。流行歌研究によると、年代によって特徴的なフレーズが見られるという。1970年代は「花が咲く」…

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ボリビア大統領選18日投票、左派候補が優勢

 南米ボリビアで18日、大統領選挙の第1回投票が実施される。当初は5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた。  今回の選挙は、反米左派モラレス大統領が昨年10月の大統領選挙で行った…

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新START 米、露の延長提案を拒否

 オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、米露の新戦略兵器削減条約(新START)を無条件で1年間延長するよう求めたロシアのプーチン大統領の提案について、「見込みがない」として拒否した。来年2月の失効を前…

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100年変わらぬ中国の民族弾圧 楊海英氏 世日クラブで講演

世日クラブ 楊海英氏 世日クラブで講演 対内モンゴル 日本も積極的支援を  世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス)の定期講演会が17日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信を通…

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パリ郊外で中学教師が首切られ殺害

授業でムハンマド風刺画  仏パリ郊外で16日、中学校の男性教師が学校近くで首を切断され殺害された。表現の自由を教える目的で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業中に生徒に見せたことへの報復とみられている。  捜査当…

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iPS視細胞移植 光取り戻す治療の第一歩

 神戸市立アイセンター病院は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で網膜シートを作製し、目の難病「網膜色素変性」の患者に移植する世界初の手術を実施した。患者が光を取り戻すための治療法確立への第一歩だ。 60代女性の難病患者に …

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米共和党、上院で過半数割れの恐れ Republicans worry about losing control of Senate

Republicans are worried that a Democratic takeover of the Senate is increasingly likely, and many are hoping f…

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サウジのイスラエルとの国交正常化はまだ先と指摘する米タイム誌

◆国王の正統性と関係  イスラエルとペルシャ湾岸のアラブ・イスラム国家、アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンが米国の仲介で国交を正常化させたことで、次はサウジアラビアかという観測がしきりに流れている。  トランプ米大統…

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かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる…

 かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる通勤、通学中の日本人を見て異様な印象を受けたという外国人についての記事を読んだことがある。今では、そのアニメやマンガが日本の文化として世界中で認知されていると言っていい。  価値観…

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米大統領選を争う現職のトランプ大統領(右)と民主党候補のバイデン前副大統領(AFP時事)

米大統領選 2候補同時にTV集会

 米大統領選で対決するトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領が15日夜(日本時間16日午前)、それぞれテレビ中継で有権者との対話集会を開いた。(ワシントン・山崎洋介) トランプ氏「経済復活」強調 バイデン氏 コロ…

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日本学術会議 非政府組織化含め徹底検証を

 自民党は、内閣府の特別の機関である日本学術会議の在り方を検証する「政策決定におけるアカデミアの役割に関する検討プロジェクトチーム(PT)」の役員会を初めて開いた。学術会議の改革は以前からの宿題であり、今回、会員候補6人…

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菅政権が気になる韓国

日韓関係改善は望み薄  菅義偉官房長官(当時)が9月12日、日本記者クラブでの自民党総裁選討論会で外交問題を聞かれ、「私なりの外交スタンスがあり、それを貫徹していきたい」と述べて、米国や中国を挙げたが、「韓国」には一言の…

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昔ながらの権威主義と既得権意識

北の主体思想を真似た文政権 韓国“親文勢力”の二重性  韓国人「日本へ行くって?、放射能は大丈夫か?」  日本人「はあ?」  日本人「北朝鮮のミサイルが飛んでこないか?」  韓国人「そんなわけない」  両国に横たわってい…

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「象牙の塔」の矜持か傲慢か

《 記 者 の 視 点 》 静岡県の川勝平太知事の「学歴差別」発言  「人間は学問をすると、バカになる」  昭和44年1月、東京大学本郷キャンパス安田講堂を占拠していた左翼学生と警視庁機動隊の攻防を映し出すテレビを見なが…

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現代の戦場で活躍の場失う戦車 The mighty tank struggles to find a place on the modern battlefield

 「クルスクの戦い」や「砂漠のあらし」作戦など、20世紀の戦場では戦車が活躍し、戦闘を特徴付けてきた。  しかし、今後の戦闘で強力な戦車が活躍する場があるかどうかは全く不透明だ。専門家らは、ロケット攻撃が効果を高め、高度…

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中国・内モンゴル自治区で、当局は言葉を奪う…

 中国・内モンゴル自治区で、当局は言葉を奪うだけでなく、歴史教科書からチンギスハンも抹殺した。今度はそれを国外でも行おうとし、強い反発を招いている。  フランスのナントの歴史博物館が準備をしていたチンギスハンをテーマにし…

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オンライン授業でカラオケ禁止ーフィリピンから

地球だより  コロナ禍による学校での対面授業の禁止に伴い、オンライン授業が10月から開始されたが、初の試みにトラブルが相次ぎ、マニラ首都圏の各地自治体は問題解決に神経を尖(とが)らせている。  フィリピン社会は騒音にかな…

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森鷗外の遺言と神道の死生観

乃木大将殉死で作風一転 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く  世界で死者が100万人を超えたコロナ禍の中、思い出したのが「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という森鷗外の遺言。宗教の核心は死生観で、日本人の生き方を宗…

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