「朝鮮人と家族同然に暮らす」 挿絵集『軍艦島の詩』で元島民回顧


挿絵本『端島(軍艦島)の詩』の表紙

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 2015年に「明治日本の産業革命遺産」の一つとして海底炭鉱の跡などが世界文化遺産に登録された長崎県の端島(通称・軍艦島)。世界日報社はこのほど元島民が当時を振り返り編纂(へんさん)した挿絵集『端島(軍艦島)の詩』を入手した。そこには鉱員の仕事ぶりや家族の日常が描かれているが、日本統治下の朝鮮半島出身者が差別・虐待されたという一部の主張とは程遠い平穏な生活だったことがうかがえる。(編集委員・上田勇実)

一部の差別・虐待説に困惑


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